オフィスをリノベーションすることで、現状の課題を解決したり従業員のモチベーションアップを促したりと様々なメリットがあります。本記事では、当社におけるオフィスのリノベーション事例や費用相場、注意点などを紹介します。リノベ―ションを検討している方は、ぜひ参考にしてください。
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オフィスのリノベーション事例10選
オフィスリノベーションを行う際、様々な事例を参考にしながら自社のオフィスに落とし込み、レイアウトやデザインを決定する方法がおすすめです。ここでは、当社におけるオフィスリノベーションの事例を10選紹介します。
中古パーテーションでリーズナブルでおしゃれに
リーズナブルな中古パーテーションを使用した事例です。ブラックフレームのガラスパーテーションと木目調のパネルを組み合わせたおしゃれなデザインの間仕切りを施工しました。パーテーションは、フレーム部分とパネル部分を自由に組み合わせられるため、様々なデザインからお選びいただけます。
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開放感とプライバシー確保を調和した間仕切り
アルミパーテーションを施工した事例です。ブラックフレームで4分割のパネル割りの間仕切りを選定しました。下部は白いパネル、上部はガラスを組み込み、適度にプライバシーを守りつつガラスによる開放感も実現しております。
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今回の事例のようにパネル素材に変化をつけることで、プライバシーを確保しながらオフィスに合った間仕切りを設置することが可能です。
開閉式の間仕切りで空間を有効活用
オフィス内にミーティングルームを設置するために可動式の間仕切りを施工した事例です。可動式間仕切りは開閉が可能で、状況に応じてオフィスの使い方を変えることができます。ミーティングルームとして使用する場合はクローズ、一つの大きな空間として使用したい場合はオープンにすることで空間を有効に活用できます。
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アクセントカラーを使ったパーテーション
ブルーのアクセントカラーを用いた中古パーテーションを設置した事例です。パーテーションは、造作壁と比較するとデザインバリエーションが少なくシンプルなデザインが多いです。しかし、こちらの事例のようにアクセントカラーをうまく使うことで、おしゃれな空間に生まれ変わります。また、コーポレートカラーを採用することで、企業イメージのアピールにもつながります。
外光を取り入れた開放的なオフィス
こちらのオフィスは、ガラスパーテーションの間仕切りを設置した事例です。執務室や打合せ室などの個室をすべて外部側に設置しているため、通常の間仕切りで区画すると外光を遮断してしまい、オフィス全体が暗くなってしまいます。そのため、採光性の良いガラスパーテーションを採用し、明るいオフィスを実現しました。
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内装仕上げのリノベーション
中古パーテーションの設置と天井、壁、床の張り替えを行った事例です。リノベーションというと、大がかりな工事をイメージされる方も多いと思いますが、こちらの写真は、内装仕上げ材の張り替えのみの工事となっております。内装材の張り替えは、リーズナブルで新築のように綺麗なオフィスを作ることが可能なため、大きな予算が確保できない場合におすすめです。
木目調の暖かいオフィス
木目調のパーテーションと扉を設置した事例です。木目調は、色合いによって重厚感を演出できたり、柔らかい印象を与えられたりと様々な使い方ができます。ブラックフレームとの相性もよく、組み合わせることで引き締まった空間を作ることが可能です。また、部分的にガラスパネルと組み合わせも行うことで圧迫感を感じない空間作りを意識しました。
インパクトのある間仕切りで作られた空間
オフィス内にサインを施したガラスパーテーションを設置した事例です。通常のガラスパーテーションに、大きなサインを施工することで室内のプライバシーを守りつつインパクトのあるデザインを実現しております。また、ブラックフレームを採用することで、デザインを引き締める役割も担っております。
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開放的なミーティングスペース
ガラスパーテーションを設置し、複数個のミーティングルームを設置した事例です。もともと横に長い空間の半分をミーティングルームにしたため、前室が狭い空間となってしまいます。そのため、間仕切りをガラスパーテーションにすることで、開放的な印象を残すことができました。また、フルガラスパネルを採用し、インパクトのある間仕切りを作ることができました。
フェイクグリーンを用いたエントランス
オフィスのエントランスをリノベーションした事例です。エントランスは従業員だけでなく来客も通るエリアのため、デザインにはこだわりたい部分です。こちらの事例では、コーポレートサインの周囲にフェイクグリーンを使用し、おしゃれなイメージを作ることができました。また、床や壁を木目調にすることで、柔らかい雰囲気を演出しております。
オフィスをリノベーションするメリット
オフィスリノベーションを行うことで、様々なメリットがあります。メリットを把握しておくことで、リノベーションの効果を最大限に発揮できるでしょう。ここでは、主なメリットを3つ紹介します。
①対外的なアピール
オフィスリノベーションを行うことで、対外的なアピールにもつながります。来訪される方に対するアピールだけでなく、採用時にアピールすることも可能です。綺麗でおしゃれなオフィスを作ることで、外部の方に良いイメージを持ってもらうことができるでしょう。
②業務効率の向上
働きやすさを意識したリノベーションを行うことで、業務効率の向上が見込めます。社内での移動距離が少なくなるような動線を検討したり、打合せスペースを増設したりといったレイアウト設計により、業務効率が向上し売上アップや経費削減などが期待できます。
③従業員のモチベーションアップ
綺麗で広々としたオフィスを作ることで、従業員のモチベーションアップにつながるでしょう。直接的に売上などに貢献することはありませんが、快適に働ける環境を作ることで業務に集中することができ、結果的に企業にとってプラスに働くことになります。
オフィスリノベーションの種類と費用相場
種類 | 費用相場 |
フルリノベーション | 10万~30万/坪 |
部分リノベーション | クロス:1,200円/㎡~ フロアタイル:4,000/㎡~ トイレ:100,000/箇所~ 照明交換:10,000/箇所~ 等 |
オフィスリノベーションは、大きく分けて2種類に分類されます。ここでは、それぞれの概要や費用相場などをご紹介します。
フルリノベーション
フルリノベーションは、オフィス内すべてが工事対象となります。天井、床、壁の内装仕上げ材だけでなく、照明器具の入れ替えや必要に応じて間仕切りの解体、増設なども行います。費用相場は、坪単価10万~30万程度が目安で、内装材のグレードや空調・給排水設備、建具工事の有無により異なります。あくまで目安ですので、詳細な予算が必要な場合は工事業者に見積を依頼しましょう。
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部分リノベーション
部分リノベーションは、内装仕上げの張り替えなど部分的なリノベーションのことを指します。費用については工事内容によりかなり幅があり、例えばクロス張り替えのみだと1㎡あたり1,200円~可能となります。工事業者に見積依頼を行い、予算に応じて取捨選択して工事範囲を選定する必要があります。
オフィスをリノベーションする際の注意点
オフィスリノベーションを行う場合、いくつか注意点があります。ここでは、実際にオフィス工事を専門に行う当社が、オフィスリノベーションで失敗しないように注意すべきポイントを4つ紹介します。
①目的の明確化
オフィスリノベーションを進める前に、目的を明確化しましょう。「なんとなく綺麗にしたいから」「会社の利益が出たから」などといった理由でオフィスリノベーションを行うと、後悔してしまうケースも。必要な予算と、リノベーションによりオフィスに求めることを明確化して計画をすすめることをおすすめします。
②従業員の声を集める
オフィスリノベーションは、従業員の声を集めることも重要です。企業の幹部や社長が感じていることと、オフィスで実際に働く従業員が感じていることは異なることが多くあります。まずは実際に働く従業員へヒアリングし、どのようなオフィスを実現したいのかを調査した上で計画を行いましょう。
③優先順位を決める
フルリノベーション、部分リノベーションを行う際、優先順位を決めておくと良いでしょう。優先順位を決めておくことで予算よりオーバーしていた場合に素早く対処することができます。例えば、執務エリアのデザインにはこだわり、バックスペースは優先順位を下げたりすることで、予算に適合しやすくなります。
④相見積もりによる適正価格の見極め
リノベーションに限らず、工事を行う際に相見積もりは必須となります。工事を行う際、ある程度の相場はありますが、現場の状況などによって価格が上下することも少なくありません。そのため、適正価格を把握するためにも3社以上から相見積を徴収し、価格の比較を行いましょう。
理由としては単に安いだけでなく、他社では見込んでいるような内容が抜けている可能性もあるからです。少し手間はかかりますが、見積を丁寧に比較することが重要となります。
オフィスリノベーションで快適なオフィスを実現しましょう
本記事では、オフィスのリノベーション事例や費用相場、注意点などを解説しました。オフィスリノベーションで後悔しないようにするためには、綿密に計画を行い、目的を達成できるような環境作りを行うことが重要です。そのため、なんとなく業者に任せるのではなく、自社で検討を行った上で工事を依頼することが重要です。