中古のアルミパーテーションは価格的な魅力もあるため、部屋に間仕切りを作る方法の1つとしておすすめです。しかし、せっかくリフォームするのに「中古」を採用することに抵抗を感じる方もいるかもしれません。本記事では、中古のアルミパーテーションについて、メリットデメリットだけでなく、施工費用の目安やレイアウトの事例を紹介します。採用を検討する中で気になるようなことをすべて解説しますので、是非最後までご覧ください。
アルミパーテーションの中古を採用する2つのメリット
中古のアルミパーテーションは、部屋を間仕切る方法として大変おすすめです。こちらでは、中古のアルミパーテーションを採用すべき2つのメリットを紹介します。
①価格が安い
パーテーション工事の中でも、アルミ製は特に価格が安いです。材料的なコストが安いだけでなく施工性に優れているため、短期間で工事が終わることも価格が安い理由の一つです。さらに新品ではなく中古を選ぶことで、より価格を抑えることができます。なるべく価格を抑えて部屋に間仕切りを設けたいという場合は、アルミパーテーションの中古を採用することをおすすめします。
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②状態が良いものが多い
「中古」というと使い古されたイメージもありますが、パーテーションの中古は比較的状態が良いものが多いです。パーテーションは、オフィスのような共有スペースで使用されることがほとんどで、人が触れることも少ないため綺麗な状態を維持しやすいといえます。長年使用したものや、何かをぶつけて傷が多いものを除いて状態が良いものが多いのが特徴です。
アルミパーテーションの中古を採用する2つのデメリット
中古のアルミパーテーションはデメリットもあります。採用するにあたり、注意しておくべきデメリットを2つ紹介します。
希望の商品が無い場合がある
中古という特性上、在庫に限りがある為、希望の商品が見つからない場合もあります。中古のアルミパーテーションを探す場合、デザインだけでなくパーテーションの高さ及び幅が重要になります。特に高さが重要で、設置したい部屋の高さとパーテーションの高さが合わなければ取付けができません。仮に希望する商品の在庫が無い場合は、中古のスチールパーテーションや造作壁、新品のアルミパーテーションのご提案を致します。
若干の使用感がある
共用部で使用されているとはいえ、中古のアルミパーテーションは使用感があるものがほとんどです。一度設置したものを解体している為、細かな傷があったり、色が褪せていたりする場合もあります。そういったデメリットを考慮した上で設置箇所を検討しましょう。
中古アルミパーテーションの種類
アルミパーテーションには大きく分けて2種類あります。見た目の違いだけでなく、機能的な違いについても解説しますので、参考にしてみてください。
メクラパネル
メクラパネルと呼ばれるタイプは、造作壁のように床から天井までパネルで覆われている形状のことをさします。閉鎖的な空間ができるというメリットはありますが、既存の照明配置によっては、暗くなる場合もあります。その場合、照明の追加が必要です。また、メクラパネル+扉により個室を作る場合は、エアコンの追加が必要な場合もあります。部屋の用途にもよりますが、メクラパネルを採用する場合は、照明や空調の事も考慮する必要があります。
欄間(ランマ)開口あり
欄間とはパネルの上部を指す言葉で、文字通りパネル上部に開口があるタイプとなります。上部に空間があるため遮音性はありませんが、メクラパネルと比べて閉鎖感は少ないというメリットがあります。また、上部が開いているためエアコンの風も届きますし、既存の照明をまたいでパーテーションを設置することができる為、設置する場所を選ばないというメリットもあります。
中古のアルミパーテーションの費用
中古のアルミパーテーションを採用する場合の費用は、90cm幅のパネル1枚あたり7,400円~となります。この金額は材料費の為、さらに施工費が追加されます。間仕切りを設置する場合、中古のアルミパーテーション以外の方法もありますので、下記の価格表を参考にしてみてください。
間仕切りの種類 | 新品 | 中古 |
アルミパーテーション | 12,000円~ | 7,400円~ |
スチールパーテーション | 22,500円~ | 12,400円~ |
ガラスパーテーション(アルミ) | 14,080円~ | 12,900円~ |
ガラスパーテーション(スチール) | 29,500円~ | 25,800円~ |
造作壁 | 5,000円/㎡ |
※パーテーションの金額は、90cm幅のパネル1枚あたりの価格(施工費別)
アルミのパーテーションが特におすすめの理由を紹介
パーテーションの種類は大きく分けて3つに分類されます。
- アルミ
- スチール
- ガラスパーテーション
遮音性は特に気にせず、価格をなるべく抑えて、スタイリッシュなデザインで部屋を仕切りたい場合はアルミパーテーションが特におすすめです。
中古のアルミパーテーションを施工した事例
当社にて中古のアルミパーテーションを施工した事例を紹介します。簡単なレイアウト図も添付しますので、参考にしてみてください。
欄間開口あり
欄間開口ありのアルミパーテーションを施工した事例です。部屋の一角に扉無しの半個室を設置しており、荷物置場などに利用することができます。欄間に開口があるため、既存の照明を取り込むことで、明るさを確保しています。こちらの工事は、1日で施工が完了しております。
こちらがレイアウト図です。扉を設置せず、人が通れる通路を確保しております。壁と接するパネルはカットして現地のサイズに合わせています。中古のアルミパーテーションを選定する際、設置する部屋の高さに適したパネルを選ぶ必要がありますが、幅に関しては調整が可能です。
欄間開口あり+扉
欄間開口ありのアルミパーテーションに扉を設置した事例です。こちらも部屋の1角に部屋を新設しておりますが、扉を付けることで完全な個室を作ることができます。扉には鍵を付けることもできる為、執務スペースや、更衣室としても利用が可能です。こちらの工事も、1日で工事が完了しております。
L字型にパーテーションを設置している為、既存の壁と接するパネルをカットすることでサイズを調整しています。
欄間開口無し+扉
欄間開口無し+扉の中古アルミパーテーションを施工した事例です。側面には欄間開口ありのパーテーションも施工しております。セキュリティ錠付きの扉を設置し、施錠可能な空間を新設しました。アルミパーテーションは中古、扉は新品という組み合わせも可能です。工期は1日で完了しております。
レイアウト図はこちらです。パーテーションの横幅はカットすることで調整が可能なので、設置したい場所のサイズに合わせることができます。
中古アルミパーテーションの採用を検討する際に気になること
中古アルミパーテーションの採用を検討する中で、気になる事も多いかと思います。こちらでは、採用前に気になるポイントについて解説します。
中古パーテーションはどのように選ぶの?
設置を検討している場所に施工が可能な中古のアルミパーテーションをご提案致します。パネルの状態など、詳しい情報も共有致します。仮に、中古のアルミパーテーションの在庫が無い場合は、代替案も検討致します。
傷などは補修できる?
パネルに似た色を使用して部分的に塗装することも可能ですが、完全に補修することは難しいです。中古を採用する場合は、ある程度の使用感も考慮した上でご検討ください。
今あるパーテーションは売れるの?
既存のパーテーションを撤去をご希望の場合、買取りも可能です。パネルの状態を査定した上で買取りさせて頂きます。
アルミパーテーションの中古はコストを抑えたい方におすすめ
部屋の間仕切りを設置したい場合、中古のアルミパーテーションがおすすめです。なるべくコストを抑えたい、新品のような綺麗さは求めない、工事を早く終わらせてほしい、といったご要望がある場合は是非ご相談ください。また、既存パーテーションの撤去をご希望の場合は、買取ができるため、さらに工事費用を抑えることができます。中古のアルミパーテーション設置をご検討の方は、是非お問合せください。