【事例多数!】おしゃれで機能的なオフィスパーテーションの選び方

目的にマッチしたパーテーションを導入するとオフィスがより画期的になります。また、パーテーションのデザインはバラエティー豊かなため、おしゃれなオフィスにするために役立つアイテムの一つです。そこで本記事では、おしゃれで機能的なパーテーションの選び方を施工実績豊富な当社が詳しく解説していきます。

 

パーテーションとは?

パーテーションとは?

パーテーションとは、空間を区切るための仕切りや簡易的な壁のこと。その種類は、ハイパーテーションとローパーテーションの大きく2種類に分けられます。それぞれの主な特徴は以下の通り。

 

<ハイパーテーションとローパーテーションの主な特徴>

パーテーションの種類 イメージ 主な特徴
ハイパーテーション

(施工型パーテーション)

ハイパーテーション ■床と天井を固定し、簡易的な壁を作る
■専門業者による施工工事が必要
■床と天井を固定するため、機密性に優れている
ローパーテーション

(衝立)

ローパーテーション出典:SKN-1809SK ■床や机上に置いて使用する簡易的な仕切り
■設置が比較的簡単で、工事は不要
■高さや素材などのバリエーションが豊富

 

空間を部屋として区切る場合はハイパーテーションがおすすめですが、緩やかに視線を遮るだけであればローパーテーションでも役割を果たせます。パーテーションは目的によって選び分けましょう。

 

≫パーテーション設置工事とは?メリットや選び方を解説

 

オフィスにパーテーションを導入するメリット

オフィスにパーテーションを導入するメリット

ここからはハイパーテーション(以下、パーテーション)に焦点を当てて解説していきます。まず、オフィスにパーテーションを導入する主なメリットを確認しておきましょう。

 

<パーテーション導入の主なメリットとその理由>

メリット 理由
集中しやすい環境が作れる ■パネルが床から天井までの高さがあるため、視線を完全に遮れる
セキュリティ性を確保できる ■パーテーションで仕切った部屋にドアを取り付けられる
■ドアに施錠機能がつけられる
防音・遮音ができる ■パネルが床から天井までの高さがあり、音が遮断しやすい
欄間を塞げばさらに防音効果が高まる
デザイン性が上がる ■素材やデザインのバリエーションが豊富
■オフィスデザインにマッチさせられる
部屋や動線が明確にできる ■簡易的な壁を作れ、部屋と通路が明確になる

 

パーテーション導入にはさまざまなメリットがあります。例えば、著者が勤務経験のあるオフィスではフリーアドレス制を採用しており、コミュニケーションが取りやすい職場でした。その反面、声を掛けられるごとに作業を中断しなければなず、仕事が捗らないケースもしばしば。

 

そのような声が総務部に多数寄せられた結果、パーテーションで囲われた作業用の部屋が導入され、従業員からは業務に応じて仕事場所が選べると好評でした。このように、施工型パーテーションなら従業員の声に応じたレイアウト変更が比較的簡単にできるのも魅力です。

 

なお、セキュリティ性やデザイン性も加味できるため、施工型パーテーションを導入する際はどのような機能が欲しいかを考えてみましょう。

 

≫パーテーションを職場で使うメリットと間仕切り方のコツ

 

オフィスのおしゃれなパーテーション選びのポイント5つ

オフィスのおしゃれなパーテーション選びのポイント5つ

続いて、おしゃれなパーテーションを選ぶためのポイントを5つ解説していきます。

 

ポイント1:目的

まず決めるべきは、パーテーションを設置する目的です。何を重視するかによって適したパーテーションは異なります。

 

<パーテンションを設置する目的例>

  • 防音・遮音
  • 視線を遮る
  • 部屋として区切る
  • 通路を明確にする
  • デザイン性を高める
  • セキュリティ性を確保する

 

床と天井を固定するパーテーションは、ローパーテーションと比較すると防音性が高いのが一貫した特徴です。ただし、選ぶパネルの種類によっては防音性能に差があるため、何を重視するかを最初に検討しておきましょう。

 

≫オフィス・会議室の防音対策を解説!音漏れの原因や事例を紹介

 

ポイント2:素材と価格

パーテーションのパネル素材は主にアルミ・スチール・ガラスの3種類。パネル素材によって特徴や価格が異なるため、それぞれ確認しておきましょう。

 

<パーテーションの価格目安※と主な特徴>

種類 中古1枚
あたりの
価格
新品1枚
あたりの
価格
パーテーションの特徴
アルミ 7,400円~ 12,000円~ ■施工型パーテーションのなかでは一番安価
■カラーバリエーションが豊富
■軽量で施工しやすく、施工時間が比較的短い
スチール 12,400円~ 22,500円~ ■遮音性や防音効果が高い

■パネルの表面にダイノックシート(化粧フィルム)を貼りやすいためデザイン性が高い
■施工型パーテーションのなかでは高価

ガラス 12,900円~ 14,080円~ ■デザイン性が高くおしゃれ
■オープンな仕切りにできる
■ガラス取付費が別途必要な場合が多い

価格は当社の目安。すべて税別、パネルサイズはW900またはW890

 

金額や時間を低コストにしたいならアルミ、防音性を重視するならスチール、開放的な雰囲気を重視するならガラスがおすすめです。なお、費用をできるだけ抑えたい場合は中古を検討する選択肢もあります。中古でも状態が良いものも多いため、パネル選びに悩んだ際は専門業者に相談して決めると良いでしょう。

 

≫パーテーション・間仕切りの値段を解説!コストを抑える方法も紹介

 

ポイント3:パネルデザイン

パネルデザインは1枚パネルかブロックタイプかによって雰囲気が変わります。以下の施工例で雰囲気の違いを見比べてみてください。

 

<1枚パネルとブロックタイプの施工例>

1枚パネルとブロックタイプの施工例

1枚パネルは仕切りがない分、シンプルかつ洗練されたデザインと感じやすいのが特徴です。一方、ブロックタイプのフレームはアルミ製ですが、防音性やセキュリティ性、デザイン性などの機能は選ぶパネルの種類によります。パネルの素材やカラーで個性を演出しやすいのが特徴で、企業のブランディング強化にも一役買ってくれるでしょう。

 

ポイント4:欄間のタイプ

パーテーションは上部にある欄間(らんま)のオープンとクローズも決めましょう。欄間オープンをフルハイトタイプ、クローズをセミオープンタイプとも呼ぶ場合があり、名前の通り欄間を塞ぐか塞がないかが大きな違いです。

 

<欄間オープンとクローズの施工例>

欄間オープンとクローズの施工例

欄間を塞ぐと防音性やセキュリティ性が高まります。ただし、天井を塞ぐと空調や照明、消防設備が不足してしまう可能性があり、その場合は増設・移設などの工事が必要です。一方、欄間オープンは、設備の増設などはほぼ必要なく、上部を開けることによる採光で圧迫感を減らせます。欄間クローズでもガラスパネルを採用すれば採光は可能なため、求める防音性やセキュリティ性に応じて欄間の仕様も検討してください。

 

≫欄間(ランマ)オープン・欄間(ランマ)クローズの違いとは?【メリット、デメリットを解説】

 

ポイント5:ドアの有無

そして、ドアの有無も決めておきましょう。特に部屋の仕切りとしてパーテーションを設置する場合は、防音やセキュリティの面においてドアは取り付けたほうがベターです。なお、ドアには主に以下の6種類があります。

 

<主なドアタイプ>

ドアタイプ イメージ 特徴
片開きドア 片開きドア ■押したり、引いたりして左右どちらかに開閉するドア
親子ドア 親子ドア ■横幅の異なる2つの片開きドアを組み合わせたドア
両開きドア 両開きドア ■観音開きで開くように2枚組み合わせたドア
引き戸・スライドドア 引き戸・スライドドア ■軽い力で開閉しやすく、左右どちらかにスライドさせるドア
アコーディオンドア アコーディオンドア出典:matsusou ■蛇腹のように伸縮させて開閉するドア
自動開閉ドア 自動ドア出典:comany ■センサーや認証機を用いて自動で開閉できるドア

 

どのドアタイプが適しているか検討してみてください。

 

≫【施工例】ドア付きパーテーションの種類や選び方を徹底解説

 

オフィスパーテーションのおしゃれな施工事例5選

オフィスパーテーションのおしゃれな施工事例5選

最後に、当社の施工例を紹介します。パーテーションの活用方法によって雰囲気がかなり変わるため、ぜひオフィスデザインの参考にしてみてください。

 

事例1:可動式の間仕切りを用いた会議室

事例1:可動式の間仕切りを用いた会議室

まず、最初は可動式の間仕切りを用いた会議室。軽いアクリルパネルを用いており、誰でも開閉がスムーズに行えるようにしました。白を基調としているため、ドアを閉めている状態でも圧迫感が出にくく、ドアを全面開くと空間に奥行きが出て広く感じられるオフィスです。

 

≫防音タイプの可動式間仕切り壁について解説!種類や製品を紹介

 

事例2:防音性重視の会議室

事例2:防音性重視の会議室

こちらは防音性が高いスチールパーテーションの施工例です。欄間を塞いで、さらに防音性を高めました。パネルをホワイトにすることで圧迫感を感じにくくしています。

 

≫防音工事にかかるリフォーム費用と事例を紹介【店舗の防音】

 

事例3:ホワイトを基調とした洗練された会議室

事例3:ホワイトを基調とした洗練された会議室

続いて、エレベーター横の通路を狭く感じさせないよう、ガラスパーテーションを用いた事例です。ガラスで奥行きと開放感を演出し、ホワイトフレームを組み合わせることで洗練されたおしゃれな雰囲気を感じさせる会議室に仕上げました。

 

≫ガラスパーテーションをオフィスで効果的に導入するテク4選

 

事例4:部屋ごとに色分け

事例4:部屋ごとに色分け

こちらは部屋ごとにあわせるパネルのカラーを変えた事例です。赤のパーテーションで区切った部屋は、チェアなどのインテリアも赤系統で揃え、部屋全体を赤で統一しています。その他にもグリーンやブルー、ブラックのカラーパネルを用いてカラフルで活気あふれるオフィスにしています。3段ブロックの1段にのみカラーパネルを用いることで色の主張を強くしすぎていないのもポイントです。

 

事例5:個性を演出した個室

事例5:個性を演出した個室

こちらの事例のようにガラスパネルにロゴを入れることも可能です。ガラスにロゴを入れると開放感は保ちつつ、適度な目隠しの効果があります。また、社名や商品のロゴを入れて、ブランディング強化や個性の演出に向いている手法です。

 

≫オフィスをガラス張りにするメリットとプライバシー確保術5選

 

パーテーションを活用して効率的でおしゃれなオフィスにしよう!

パーテーションを活用して効率的でおしゃれなオフィスにしよう!

パーテーションの選び方やメリットを紹介しました。最後に施工事例も紹介したため、オフィスに用いたいパーテーションが具体的にイメージできたのではないでしょうか。オフィスに適したパーテーションを選ぶためには導入目的をはじめ、確認すべきポイントがいくつかあります。

 

弊社はパーテーションにおいて施工実績が豊富です。施工型パーテーションにご興味があれば、まずはお気軽にご相談ください。他の施工例なども交えながらイメージに合致する提案をさせていただきます。

 

 

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