ゴルフ場を作るために必要な内装工事!DIYで自宅にも作れる?

インドアゴルフ・室内ゴルフ場を作りたいと思いませんか?室内ゴルフを運営したいと考えている方、気軽にゴルフを行える環境を作りたいと考えている方など理由は様々ですが、ゴルフ好きには大きな夢のひとつといえるでしょう。そこでこの記事では、インドア・室内ゴルフ場に必要な内装工事や自宅にゴルフの練習場を作る方法を解説します。

 

【内装工事】インドア・室内ゴルフ場を作る方法

ゴルフ場工事

インドア・室内ゴルフ場を作るには、次の3つの工事が必要です。

 

  1. 内装工事
  2. ネット工事
  3. 打席工事

 

これらの工事を行い、ゴルフをプレイできる環境にしましょう。

 

①内装工事

内装が仕上がっていない場合、まずインドア・室内ゴルフ場に適した内装にしていきましょう。通常の内装工事と同様に、壁や天井、照明器具の設置などを行っていきます。かりに、飲食物を提供したいと考えている場合は、厨房や飲食スペースの設置も必要です。また、食品衛生責任者や食品営業許可申請なども必要なので、事前に準備しておきましょう。

 

≫ 内装工事の流れ・ステップ・工事工程を費用も含め5分で解説

 

②打席工事

インドア・室内ゴルフ場を作るためには、ゴルフボールをスウィングする打席を作る工事が必要です。そのためにはゴルフクラブを振り、ゴルフボールを飛ばしても問題ないくらいのスペースを、確保しなければなりません。また、クラブで打ったゴルフボールが変な場所に行かないようにするためにネットを貼ったり、人工芝や打席マット張ったりするなど、ゴルフをプレイできる環境が必要です。芝でいうと、芝が長いものや短いものなどがあるので、好みに合わせて設置しましょう。ほかにも、打席に行くまでの導線や打席内の設備も整えてあげると、より快適にプレイ可能です。

 

例えば、ティーアップマシンを設置するとゴルフボールを楽に設置できますし、ゴルフボールの跳ね返りを軽減するマットを導入すれば、ゴルフボールがあちこちに行ってしまうことを防げます。このように打席工事は、ゴルフを快適かつ安全にプレイできる環境を作るために行います。

 

③機材設置

インドア・室内ゴルフでは、機材の設置を行うと、より楽しくゴルフを行えます。例えば、フックでスクリーンを吊り、プロジェクターを設置すれば、ゴルフシミュレーターを使用できます。ゴルフシミュレーターを活用すれば、スイングのチェックやショットデータなどを解析できるようになり、ゲーム感覚でゴルフを練習できるでしょう。このとき、二重構造になっているスクリーンを使用すると、耐久性が上がるため、より長い期間使用可能です。

 

また、室内でゴルフをプレイするときには、音が気になることがあります。とくにマンションの1室やテナントを借りて行う場合、近隣の方々に対して騒音の配慮をする必要があるでしょう。このように音が気になるときは、使用するネットを変更したり防音工事をおこなったりするなど、音が漏れないようにするのも重要です。

 

自宅にゴルフ場を作る方法

自宅にゴルフ場を作れば、ゴルフ場や打ちっぱなしに行かなくてもゴルフの練習ができます。次の2つの方法があるので、参考にしてください。

 

  1. ゴルフシミュレーターを設置する
  2. ゴルフ場を自作する

 

①ゴルフシミュレーターを設置する

近年では、昔より低価格なシミュレーターが販売されるようになり、自宅に設置されている方が増えています。室内にスイングできる広さを確保できる場所がある方は、設置を検討するといいでしょう。また、PCやモニターなどの機器の設置も必要になりますので、機材の設置場所も頭に入れておく必要があります。ゴルフシミュレーターは、専用機器の設置工事が必要なものや工事不要の簡易タイプなど様々な種類のものが販売されています。基本的に業者に工事を依頼しますが、商品によっては自ら設置できるので、使用方法や状況に合わせて適切なものを選択しましょう。

 

また、スペースを十分に確保できなくても、設置できる可能性もあります。例えば、縦長にスペースを確保できる場合、パターマットを設置すればパターを行えます。ほかにも、狭い空間に設置できるゴルフシミュレーターもあるので、スペースをあまり確保できなくても取扱い店に確認してみるのがおすすめです。

 

②ゴルフ場を自作する

ゴルフの練習場を自作するには、次の方法で行えます。

 

  • 整地作業・芝を敷く
  • ゴルフネット・ターゲットネットの設置

 

ゴルフ場を自作するのは労力がかかる大変な作業ですが、設置にかかる費用を大幅に削減できます。

 

STEP1|整地作業・芝を敷く

はじめに、設置場所(打席)に人工芝を引きましょう。人工芝ではなく打席マットを敷いても問題ありませんので、ご自身の好みや予算、設置環境の広さに合わせて最適な方法を探すのがおすすめです。屋外に設置する場合は、整地作業が必要になることがあります。例えば、雑草が生えている庭では、まず草刈りを行い、除草剤を撒(ま)き、設置場所を平らにしてから除草シートを貼る必要があるでしょう。その後、人工芝を敷き、打席を設置します。このとき、固定ピンやレンガのような重しなどを活用し、人工芝の固定も必要です。

 

ほかにも、床の上にコンパネなどの木材で床を作り、作った床に丸穴を空ければ、パター練習場を自作で作れます。このとき、2重にした床に傾斜やボールの通り道を作れば、手軽にゴルフボールを取り出せます。

 

STEP2|ゴルフネット・ターゲットネットの設置

次に、ゴルフネットを設置し、ボールを打ち込める環境を作ります。費用はかかりますが、既製品を活用すると、構想を考える時間や労力を少なくできるでしょう。ゴルフネットの設置費用を抑えたい方は、自作することで費用を削減可能です。一例を挙げると、イレクターパイプを使用すれば、材料費を抑えられます。イレクターパイプとは既定の長さに切られているパイプを、ジョイントを活用し、好きな形のものに作れるものです。このイレクターパイプを使用して打席を作り、周りにネットを貼れば、練習場を自作できます。このときターゲットネットを設置すると、より楽しくゴルフをできるでしょう。既製品の場合は、説明書の通りに組み立てるのが基本なため、余計なことを考えずに済みます。

 

自宅にバンカーを設置できる?

自宅にバンカーを設置することも可能です。バンカーを作るときは地面に穴を掘り、砂利専用のシートを入れ、砂利を入れ平らにならし、地盤を固めていきます。次に、掘った土を入れてならし、砂利を隠しましょう。土に水をかけて固めていき、その上にバンカー用の砂を入れ、ならせば完成です。ほかにも、整地後にスタイロホームを入れてあげるのもひとつの方法です。スタイロホームを入れてあげると、砂利の量を減らせるため、費用と労力の削減に繋がります。バンカー設置後は、風の強い日に砂が舞って飛んでなくなってしまわないように、使用しないときはブルーシートをかけて置くのがおすすめです。

 

ゴルフ場を作るために必要な内装工事!DIYで自宅にも作れる?【まとめ】

この記事では、インドア・室内ゴルフ場を作るために必要な内装工事を紹介しました。インドア・室内ゴルフ場を作るためには、次の3つの作業が必要です。

 

  1. 内装工事
  2. 打席工事
  3. 機材設置

 

また、自宅にゴルフシミュレーターを設置したい方やゴルフ場を自作したい方のために施工方法も解説しました。ゴルフシミュレーターを設置する場合は、業者に依頼するのが一般的です。自作でゴルフ場を作る場合には、整地作業や芝を敷いたり、ゴルフネットを設置したりするなどの工事が必要になります。労力はかかりますが、商品代金や施工費用を削減できるので、費用を抑えたい方におすすめです。

 

 

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