オフィスパーテーション(間仕切り)で個室や会議室を作るなら、オフィスボールにお任せください。コスト面で導入をためらっていませんでしたか。格安で、おしゃれな個室にするには、間仕切りの素材選びや、中古(リユース品)の利用が有効です。今回は個室を作る方法、オフィスパーテーションの選び方や施工事例を解説します。
オフィスパーテーション(間仕切り)で個室を作る方法
オフィスパーテーションで個室を作るには、まず、どの間仕切りを使うか決めなければなりません。間仕切りには、種類やスタイルにバリエーションがあります。おしゃれな個室に向いているパーテーションはどれか、ご紹介していきます。
■パーテーションの種類
オフィスのパーテーションには、自立式のローパーテーションと、天井と床に固定するハイパーテーションがあります。オフィスで個室や会議室を作るには、ハイパーテーションが向いています。自立式のローパーテーションでは、パネル間に安定脚を入れる必要があったり、連結できる面数が決まっていたりなど、制約があるためです。
■施工型パーテーションとは
施工型パーテーションは、素材によって次の3種類に区別されます。
アルミパーテーション【特徴】
●部材が少なくて施工性がよく、リーズナブル
●標準仕様に不燃性はないが、不燃認定タイプもあり
≫ アルミパーテーションとスチールパーテーションの違いについて
スチールパーテーション【特徴】
●遮音性、不燃性、断熱性があり、耐震性の高いタイプもある
●価格は、アルミ製より高い
ガラスパーテーション【特徴】
●採光性があり、開放感もあって、スタイリッシュ
●アルミタイプ、スチールタイプ、ガラス連装タイプの3種類あり
≫ ガラスパーテーションを施工方法には種類がある【プロが解説】
■造作壁(LGS間仕切り)とは?【特徴】
●遮音性や断熱性に優れている
●曲線にも建てられ、クロスや石で表面を仕上げるなど、デザイン表現の幅が広い
造作壁は、内装工事として作られ、オフィスのエントランスや、役員室などでよく利用されています。自由な形やデザインができる一方、いったん建てると、形を変えるには壊すしかなく、移設や再施工ができないことがデメリットです。
■パーテーション(間仕切り)のスタイル
オフィスのパーテーションは、スタイルでも2つに区別されます。それは、『ランマクローズ』と『ランマオープン』です。それぞれの特徴をご紹介していきます。
ランマクローズ
ドアの高さと天井の間の部分を、ランマ(欄間)と呼びます。その部分にもパネルを取付け、床から天井まで塞いだ状態が、ランマクローズです。
また空調についても、個室に入るように設計するか、移設をしないと快適な空間にはなりません。ランマクローズでは、設備工事にも費用が発生する場合があるので、あらかじめ見積もりを取り、全体の予算を把握することが大切です。
ランマオープン
ランマ部分に何も取付けず、開けているのがランマオープンです。近年、新型コロナウィルス対策として、オフィスでも換気の必要性が高まっています。ランマクローズの個室でも、ドアを開けた状態で、運用している企業もあります。
■おしゃれな個室向きパーテーションとは
オフィスの、おしゃれな個室に向いているパーテーションはガラスパーテーションです。アルミフレームタイプ、スチールフレームタイプ、ガラスが連なっている連装タイプの3種類があります。なかでも、アルミタイプはおしゃれで経済的です。
ガラスパーテーションのバリエーション
スタイルは、以下の3つのバリエーションがあります。
●全面ガラスパネル
●ブロックガラスパネル
●腰上ガラスパネル
特に人気があるのは、ブロックガラスパネルです。フレームが3段や4段のブロックに分かれていて、デザイン性があります。ガラスは透明のまま使うだけでなく、フィルムを貼って半透明にすることもできます。視線を遮りながら採光性を確保し、明るく開放感のある空間を演出できます。
フレームの色で雰囲気が変わる
フレームの色でも、雰囲気が大きく変わります。ホワイトフレームと、ガラスの組み合わせでは、清潔感や透明性のある企業イメージが演出できます。一方、ブラックフレームと、ガラスの組み合わせでは、クールでスタイリッシュな、いわゆる男前インテリアのような雰囲気で、おしゃれな印象になります。
オフィスパーテーションで格安に個室を作る際の選び方
続いて、オフィスパーテーションで個室を作る際の間仕切り材の選び方を解説します。格安である他にも、重視したい機能があるかどうかで、選び方が変わります。
■とにかく価格重視なら中古がおすすめ
とにかく格安に個室を作るなら、中古(リユース)パーテーションがおすすめです。オフィスボールでは、不要になったパーテーションを買取り、クリーニングや補修をし、中古品として販売するリユース事業を展開しています。
中古パーテーションのメリットは、価格は安いのに、見た目には新品と大差がないことです。デメリットとしては、在庫状況によって、希望の色や枚数が揃わない場合がある、という点です。中古品を利用する際は、早めに計画すると良いでしょう。当社では、不足部材を新品で補うことも可能です。時間がない場合でも、ぜひご相談ください。
■見た目も重視なら、新品の安価な素材で
格安に個室を作りたいけれど、「やっぱり新品が良い」、「見た目も重視したい」という場合は、新品でもなるべく安価な素材を選ぶと良いでしょう。オフィスのパーテーションを、価格が安い順に並べると、おおよそ下記の表のようになります。格安に個室を作るなら、アルミ素材が最適で、スタイルはランマオープンがリーズナブルです。
オフィスパーテーション 価格が安いランキング | |||
順位 | 名称 | 不燃性 | 遮音性 |
1位 | アルミパーテーション | △ | × |
2位 | アルミ・ガラスパーテーション | △ | × |
3位 | スチールパーテーション | 〇 | 〇 |
4位 | スチール・ガラスパーテーション | △ | △ |
5位 | 造作壁(LGS間仕切り) | △ | 〇 |
6位 | 連装ガラスパーテーション | △ | △ |
*仕上げやタイプによって順位が変わる場合があります | |||
*△は、仕様や製品により、性能の有無があります |
■遮音性ならスチールパーテーション
オフィスでは、機密事項を話す時や、大事な商談の時に利用できる個室や会議室が求められることがあります。その際、個室には防音が必要です。遮音性を重視するなら、アルミ製は適していません。コソコソ話程度は聞こえませんが、大きな声や笑い声などは聞こえてしまいます。遮音性やセキュリティ性を求めるなら、スチール製が最適です。
遮音性能で言えば、造作壁も個室には向いています。しかし、中古という選択肢がなく、費用はスチールパーテーションより高くなる場合が多いです。造作壁はデザイン性の高さが魅力なので、エントランスなど、オフィスの顔となる場所で、効果的に部分利用するのが良いでしょう。
■不燃性なら不燃認定のアルミパーテーションが〇
不燃性を求める場合、以前はスチール製しか選択肢がありませんでした。近年、アルミ製でも不燃認定品が開発され、中古利用も可能です。
オフィスパーテーションで作るおしゃれな個室の施工事例4選
最後にオフィスボール社が施工した、おしゃれな個室の施工事例をご紹介します。オフィスの個室には、アルミ・ガラスパーテーションがぴったりです。ガラスのスタイルや色にもバリエーションがありますので、あなたの理想の個室を作るため、まずは施工事例をご覧ください。
〈施工事例1:中古不燃アルミ・ガラスパーテーション〉
中古の不燃認定パネルによる施工事例です。木目柄のパネルが、落ち着いた雰囲気を演出しています。腰上ガラスにより、小さい個室でも、圧迫感を感じさせない空間になっています。
〈施工事例2:中古アルミ・ガラスブロックパーテーション〉
この事例では、ブラックのフレームだけでなく、ガラスもリユース品を利用しています。リーズナブルで、明るくおしゃれな空間になっています。
〈施工事例3:新品アルミ・ガラスブロックパーテーション〉
アルミのブロックフレームに、パネルとガラスを組み込んだコンビネーションタイプです。黄緑のカラーパネルとガラスで、明るく開放感がある空間になっています。ドアガラスも大き目のサイズにしています。
〈施工事例4:新品アルミ・ガラスパーテーション〉
ホワイトフレームの全面ガラスパネルを使い、小さい部屋でも明るく、圧迫感を感じさせない空間になっています。
オフィスパーテーション(間仕切り)で個室を作る方法|施工事例4選【まとめ】
オフィスパーテーションで個室を作るなら、中古品の利用がおすすめです。新品でも、アルミ製ならリーズナブルです。しかし、安さだけでなく、重視する機能によって選択することが大切です。また、ランマクローズでは、設備工事が発生する可能性もあるため、費用対効果を検討して、決めると良いでしょう。オフィスボールは、新品も中古も扱うパーテーションの専門店です。パーテーション(間仕切り)のことなら、ぜひ当社にご相談ください。