パーテーションを職場で使うメリットと間仕切り方のコツ

オフィスパーテーションを活用すれば、レイアウトや職場の印象を大きく変えることができます。昨今、働き方が多様化するなかで、求められるオフィス環境も変化しています。快適で働き方に合った空間づくりのために、パーテーションをオフィスで使うメリットや活用事例、間仕切り方のコツを解説します。

 

パーテーションを職場で使うメリット5つ

パーテーションを職場で使うメリット5つ

最初に、オフィスで使うメリットを5つ解説します。

 

柔軟にレイアウトできる

パーテーションは、建物の構造壁とは違って移設が可能なため、柔軟にレイアウトできます。多くの企業では、人数の増減や組織変更などの際、席替えやレイアウト変更を行います。パーテーションで仕切り直すことで、人数に合った空間づくりが可能になり、快適な職場環境が整えられます。

 

業務に集中しやすい

用途や部署ごとに空間を仕切ると、騒音や雑音が軽減され、業務に集中しやすくなります。職場には、ミーティングでの会話や電話の話し声、タイピング音、咳払いなど、様々な音が溢れています。パーテーションには防音性や吸音性の高いタイプもあり、静かで集中しやすい環境づくりに役立ちます。また、適度に視線を遮れることで集中力がアップし、生産性の向上も期待できます。

 

セキュリティ対策に役立つ

パーテーションの設置によって、外部からの侵入を防ぎやすくなり、セキュリティ対策になります。エントランスと執務スペースとの間に設置しておくと、不審者や部外者がむやみに職場内に入り込むことを予防でき、従業員の安全を確保しやすくなります。また、オフィスでは重要な機器類や情報を保有しています。簡単に侵入させない、持ち出させないことが大切です。

 

適度なプライバシーが確保できる

パーテーションで囲われた空間は、周囲の視線を遮れることで、適度なプライバシーが確保できます。仕切りのないオープンな空間は、開放感がある一方で、周囲の音や人の出入りが気になって落ち着かないという人もいるでしょう。

 

職種によっては、従業員同士でも手元の資料やデータを見られたくないという場合もあります。デスクの周りを囲ったり、前面に取付けたりすることで、安心して業務に打ち込める環境が整えられます。

 

入退室管理や勤怠管理に活用できる

パーテーションのドアに電気錠などを取り付けることで、従業員の入退室の管理や勤怠管理に活用できます。オフィスには、執務スペースの入り口や個人情報の保管場所など、入退室を制限すべき箇所があります。

 

≫ オフィス移転を機にセキュリティ強化をすべきポイントとは?

 

施錠・解錠の方法は、ICカードやスマートフォンを使って認証するタイプや、指紋認証、顔認証など様々なタイプがあります。不正防止や情報流出のリスク軽減に役立てられるほか、警備や労務管理の手間を削減できます。

 

オフィスパーテーションの種類と活用事例4選

パーテーションは高さの違いによって、3種類に分類できます。それぞれの特徴と職場での活用事例を解説します。

 

オフィスパーテーションの種類

高さによって次の3種類に分類できます。

 

・ハイパーテーション

ハイパーテーション

天井までの高さがある固定式で、工事が必要なことから施工型パーテーションとも呼ばれています。素材によってさらに分類され、スチールパーテーション、アルミパーテーション、ガラスパーテーションの3種類になります。それぞれ、パネルやガラス、支柱、レール、巾木などの部材で構成されます。

 

最大の特徴は、既存の部材を活かして移設できることです。将来、レイアウト変更や移転の際にも、解体して不足部材を追加すれば、再施工して長く活用できます。また、レイアウトの自由度が高いことも魅力です。

 

・ローパーテーション、衝立

ローパーテーション

高さが1~2m程度の自立式です。T字やコの字などにレイアウトしたり、安定脚やキャスターを付けたりして床に設置します。ローパーテーションは、電動ドライバーなどを使って部材を組み立てる必要があります。移設ができ、部材を活かして別のレイアウトに組み直すことも可能です。

 

パネルの表面はクロスやホワイトボード、木目などがあり、空間デザインや用途に合わせて選べます。一方、衝立はそのまま置くだけで簡易的に空間を仕切れます。ポリカーボネートなど軽い素材の製品が多いでしょう。

 

・デスク・卓上パーテーション

デスクパーテーション

高さは30~60cm程度で、デスクに取付けたり、卓上に置いたりして使用します。マグネットやトレイを取り付けられる機能や、吸音機能が付いた製品もあります。素材は、スチールの下地に表面がクロス張りになっているものや、アクリル製などです。共有スペースなどでも、プライベート空間が手軽に作れることが魅力です。

 

職場での活用事例4選

パーテーションがオフィスでどのように活用されているのか、事例4選を解説します。

 

・エリア分け

エリア分け

パーテーションは、用途や部署ごとに区切るためのエリア分けに役立ちます。エリアごとに分けておくことで、業務効率の向上につながります。オフィスでは、収納家具や観葉植物などを使って空間を仕切ることも可能です。しかし、広いスペースが必要だったり、エリアが曖昧になったりというデメリットがあります。施工型パーテーションなら、厚みが5~10cm程度で安定脚も不要なため、すっきりと仕切れます。

 

・個室・半個室

個室

施工型パーテーションや高さのあるローパーテーションを使えば、個室や半個室が作れます。会議室やミーティングルームなどは、業種を問わず多くのオフィスで必要とされます。

 

オンライン会議などの際も、自席では社内の雑音が気になったり、周囲の人の迷惑になったりという場合があり、個室が必要になります。また、職場で個人情報や顧客情報を保管している場合や、サーバールームを設ける場合などにも、セキュリティ対策として、鍵のかかる個室が必要になるでしょう。

 

・目隠し

目隠し

パーテーションは目隠しにも活用されています。近年、オープンスタイルのオフィスが増加しています。しかし、周囲の視線が気になったり、雑音が気になったりして集中できないという人もいるのではないでしょうか。

 

デスクパーテーションやローパーテーションを使うことで、圧迫感を出さずに、業務に集中できる空間が作れます。また、リフレッシュコーナーやコピーコーナーの目隠しとして利用されることも多く、集中作業とのメリハリがつき、雑音の軽減にも役立っています。

 

・個人ブース、個別ブース

個人ブース

パーテーションを用いて、個人ブースや個別ブースを設ける企業も増えています。働き方が多様化するなかで、オフィスはただ働くだけの場所ではなくなりつつあります。自由にコミュニケーションが図れるオープンスペースを設ける一方で、集中して作業をしたり、オンライン会議や商談に利用したりできる個人ブースも活用されています。個人ブースや個別ブースには、ローパーテーションや吸音パーテーションが適しています。

 

≫ パーソナルブースは自宅でテレワークする際におすすめ!メリットや選び方を紹介

 

活用事例と適したパーテーションの組み合わせ

オフィスでの活用事例と適したパーテーションの組み合わせを一覧にまとめました。導入時の参考にして下さい。

 

活用事例と適したパーテーションの組み合わせ  
活用事例 適したパーテーション 設置方法  
エリア分け 施工型パーテーション 天井と床に固定式  
 
個室・半個室 施工型パーテーション 天井と床に固定式  
ローパーテーション 床に自立式  
目隠し ローパーテーション・衝立 床に自立式  
デスク・卓上パーテーション デスクに取付け 又は卓上に置き式  
個人ブース・個別ブース ローパーテーション 床に自立式  
吸音パーテーション 床に自立式 又は卓上に置き式

 

パーテーションを用いた間仕切り方のコツ

オフィスの間仕切り方には、いくつかのポイントがあります。最後に間仕切り方のコツを解説します。

 

動線をよく検討して配置を決める

1つ目のコツは、動線をよく検討して配置を決めることです。パーテーションは、職場内の動線に影響を与えるため、従業員がスムーズに動けるように配置しなければなりません。必要なスペースや通路をしっかり確保し、動線が途切れない場所に設置しましょう。

 

オフィスにおける通路幅の目安は、一般的には人がすれ違うことのできる1m20cm以上とされています。メインとなる通路や出入口付近は多くの人が行き交うため、もう少し広い1m40cm~1m60cm程度がおすすめです。通常時もストレスなく移動できる上、地震や火災といった非常時の混乱を未然に防ぐことに繋がります。

 

天井の照明や設備等の位置を考慮

2つ目のコツは、ハイパーテーションで間仕切る場合、余計な費用をかけないために、天井の照明器具や空調設備、消防設備の位置を考慮した方が良いということです。設置したい位置に照明や設備等があると、移設または増設しなければならないことがあります。

 

設備等の移設や増設は費用がかかるだけでなく、ビル指定業者に依頼しなければならないことも多く、手間もかかります。また、退去の際には原状回復をしなければなりません。施工型パーテーションは、一部分であれば支柱やレールをカットしたり、パネルを着脱式にしたりできます。位置を決める際は、パーテーションの専門業者に事前に相談しましょう。

 

圧迫感が出ない高さや素材を選ぶ

3つ目のコツは、圧迫感が出ない高さや素材を選ぶことです。とくに、広さがとれない場所では、立ち上がったときに周囲が見渡せる高さが良いでしょう。しかし、ドアのある個室を作りたいという場合には、ガラスパーテーションがおすすめです。

 

ガラスの透明感や採光性によって、明るく開放感のある空間になります。全面ガラスのほか、ブロックスタイルや腰上ガラススタイルなどが選べます。また、ガラスに半透明のシートを張ったり、フロストガラスを使ったりすると、プライバシーが確保されます。

 

防音性が必要か事前に確認しておく

4つ目のコツは、防音性が必要か事前に確認しておくことです。防音性の有無によって、間仕切り方や適したパーテーションが変わります。防音性が求められる場所では、防音性や遮音性の高い間仕切りを選び、床から天井までしっかりと塞ぐ必要があります。

 

防音性の高さでは、スチールパーテーションが適しています。機密性の高い内容を扱う部署や、応接室、商談ルームなどに向いています。しかし、防音性をそれほど重視しない場所もあります。会社によっては来客がほとんどなく、エントランスやミーティングルームも主に社内利用という場合もあるでしょう。アルミパーテーションなら、デザイン性が高く経済的です。

 

パーテーションをオフィスで使うメリットと間仕切り方のコツ【まとめ】

今回は、オフィスでパーテーションを使うメリットや活用事例、間仕切り方のコツを解説しました。メリットは、柔軟なレイアウトが可能なことや、業務に集中しやすく、セキュリティ対策にもなることなどです。また、パーテーションは高さによって3種類に分類され、エリア分けや目隠しに利用されるほか、個室や個人ブースを作る際にも活用されています。間仕切り方のコツには、動線や天井の設備を考慮した位置決めや、圧迫感が出ない高さや素材を選ぶことなどがあります。パーテーションを上手に活用して、今の働き方に合った、快適な職場づくりをして下さい。

 

 

 

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