パーティションは引っ越しできる?オフィス移転の注意点も解説

パーティションは引っ越しができます。オフィス移転やレイアウト変更の際、家具を移動させるように、パーティションも移設が可能です。新規で購入せずに移設することで、費用は安くなり、環境配慮にも繋がります。今回は、パーティションの引っ越し方法と費用、注意点についても解説します。

 

パーティションの引っ越し方法

パーティション引っ越し

パーティションの引っ越しには、解体と運搬、再組立てが必要になります。パーティションのなかには、再組立てができるタイプとできないタイプがあります。まずは、引っ越しできるパーティションの種類とその方法をご紹介し、見た目や機能をアップさせる方法についても解説します。

 

≫ オフィスや事務所のパーテーション移設工事

 

引っ越しできるパーティションの種類

オフィスや店舗のパーティションには、次のようなタイプがあります。

 

●卓上型

アクリルパーテーション、卓上パネルなど

 

●床置き型

衝立、スクリーン、折りたたみ式など

 

●ローパーテーション

組み立て式の据え置きタイプ

 

●施工型パーテーション

アルミパーテーション、スチールパーテーション、ガラスパーテーション、スライディングウォールなど

 

●LGS造作壁

内装工事で建てられる後付けの壁

 

上記パーティションのなかでは、LGS造作壁以外は、引っ越しが可能です。LGS造作壁は、その場に合わせて造作した後付けの壁なので、移設はできず、解体後は廃棄処分になります。

 

パーティションの引っ越し方法

パーティションの引っ越し方法は2通りあります。1つめは、卓上型や床置き型などのように、そのまま運搬する方法です。2つめは、一度解体してから移設先で再度組み立てる、ローパーテーションや施工型パーテーションなどのタイプです。なかでも施工型パーテーションは、床や天井に固定するため、工事が必要になります。工事の際には、電動ドライバーや、グラインダーという切断機なども使用するため、大きな音や粉塵が発生します。また、解体した部材を置く場所が必要だったり、大きな部材の搬出入があったりと、周りに人がいる状態では危険が伴います。

 

業務に支障を出さないためにも、夜間や休日の作業が一般的です。オフィス移転日よりも前に解体し、新しい場所に移設しておくと引っ越しがスムーズです。

 

引っ越しの際に見た目や機能性をアップさせる方法

移設は、見た目を良くしたり、機能性をプラスしたりする良い機会になります。どのような方法と事例があるか、見ていきましょう。

 

塩ビシートを貼ってデザイン性アップ

パーティションのパネルや支柱には、塩ビシートを貼ると雰囲気が変わり、デザイン性がアップします。塩ビシートの種類は豊富で、木目調にしたり、色を変えたり、グラフィックシートを貼ることもできます。会議室内には、ホワイトボードになるシートを貼ると、空間を有効利用できます。透明ガラスには、半透明や、グラデーション、ドットなどのシートを貼ると、採光しながらもゆるやかに視線が遮れます。カッティングシートで文字を貼り、サインにしても良いでしょう。

 

シート貼りの施工事例

シート貼り事例

 

入退室管理システムでセキュリティ性アップ

エントランスのパーティションに、入退室管理システムを導入すると、オフィスのセキュリティ性がアップします。スチールパーテーションの構造は、2枚のパネルで支柱を挟み込んでいるため、中に空洞があります。配線を通すことができるので、電子錠の取付けが可能です。また、最近では電池式のタイプも多く、クラウド上で管理ができるスマートロックが人気です。配線工事が不要で、アルミパーテーションにも簡単に取付けられます。

 

電子錠の施工事例

電子錠の施工事例

 

ランマを塞いで防音性アップ

ランマオープンのパーティションも、移設を機に、ランマパネルを追加して天井まで塞げば、防音性がアップします。引っ越しのタイミングなら、消防設備や空調がある場所に個室をレイアウトしたり、移設や追加工事をしたりなどもやりやすいと思います。WEB会議などが増加し、音漏れしにくい部屋が欲しいという要望は増えています。

 

スチールパーテーションの場合は、内側にグラスウールやロックウールを充填すると、遮音性・防音性がアップします。また、アルミパーテーションは、スチールパーテーションより遮音性は劣ります。しかし、パネル自体に吸音パネルを貼り付けると、音を吸収して反響や音漏れを防いでくれます。

 

ランマクローズの施工事例

ランマクローズ事例

 

パーティションの引っ越し費用

引っ越し

次は、施工型パーテーションの引っ越し費用について解説します。費用の項目や相場、また、費用を抑えるために中古部材を使う方法もご紹介します。

 

パーティション引っ越しの費用項目

工事が伴うパーティションの引っ越し費用には、主に、次のような項目があります。

 

●既存パーティションの解体費

パーティションの種類により異なる

 

●搬出入費

搬出入の手間賃や人件費

 

●養生費

既存ビルでの搬出、新規ビルでの搬入の際、まわりの什器やビルの壁、床に傷がつかないように、プラダンボールなどで覆う作業

 

●運搬費

パーティション引っ越しの際に使う車両の費用。トラックの大きさにより異なる

 

●組立施工費

パーティションの種類により異なる

 

●不足部材購入費

移転先のレイアウトや天井高に合わせて、不足部材や再利用できない部材の購入費

 

●不要部材の廃棄処分費

再利用できない部材や、施工時に部材をカットして出た不要部材などの処分費

 

●諸経費

必要書類の提出や現場管理費など、諸々の経費で総額の5%~10%程度

 

施工型パーティションの引っ越し費用相場

施工型パーティションは、種類によって解体や組立、不足部材の価格が異なります。それぞれの費用相場を比較した表を作成しました。引っ越しの際の参考にしてください。

 

施工型パーテーション引っ越しの費用相場
一般的な相場価格 オフィスボール価格
価格 解体作業費 組立施工費 不足パネル
(新品)
不足パネル
(新品)
不足パネル
(中古)
種類 W900/枚 W900/枚 W900/枚
アルミパーテーション 800円~ 1,800円~ 25,000円~ 12,000円~ 7,400円~
スチールパーテーション 1,000円~ 2,800円~ 40,000円~ 22,500円~ 12,400円~
ガラスパーテーション
現場調査後お見積り
スライディングウォール 現場調査後お見積り

 

費用を抑えるなら中古部材がおすすめ

従来、既存のパーティションは解体廃棄して、移転先には新規で購入することが多かったと思います。しかし、パーティションも引っ越しさせれば、ほとんどの場合コスト削減になります。さらに費用を安く抑えるなら、不足部材は中古を選ぶのがおすすめです。パーティションには再利用できないパーツがあります。また、移設先のレイアウトによっては、パネルや支柱の買い足しが必要なケースもあるでしょう。その際、新品ではなく中古品を選ぶことで、さらに費用が抑えられます。

 

パーティション専門店のなかには、新品の販売や施工だけでなく、解体や買取、中古の販売までワンストップで請け負っている会社があります。一括で依頼できれば、新品と中古の部材をうまく組み合わせて、最良の方法を提案してもらえます。

 

オフィスパーティションを引っ越しする際の注意点

最後に、パーティション引っ越し時に注意すべき点を解説します。また、引っ越しできない場合でも格安に設置する方法をご紹介します。

 

移転先の天井高に注意

パーティション引っ越しの際は、移転先の天井の高さを事前に確認する必要があります。移転前よりも天井が低ければ、パーティションの支柱やパネルをカットすることで、多くの部材が再利用できます。ドアパネルも転用可能です。しかし、移転先の方が高い場合、支柱や天井に近い部分のランマパネルなどは、丈が足りなくなり、再利用できません。不足部材は、新たに購入することになります。その際、中古を選ぶとコスト削減になります。

 

法令に注意

パーティション使って新たにオフィスレイアウトをする場合、建築基準法や消防法といった法令を遵守して建てる必要があります。建築基準法では、通路幅の規定があります。通路の片側に部屋がある場合は1m20cm以上、両側にある場合は1m60cm以上の幅にしなければなりません。

 

高層階や地階では、パーティションの素材にも制限があります。不燃認定を受けているものしか建てることができません。また、消防法では、天井の消防設備の適切な設置を義務付けています。上まで塞いだ個室には、スプリンクラーや感知器、非常用スピーカー、誘導灯などの移設、または増設が必要なことがあります。しかし、ドアより上のランマ部分を開けておけば、一般的な天井高の場合、消防設備の移設は免除されることが多いでしょう。

 

天井まで塞げば遮音性や防音性は上がりますが、設備工事が必要になります。ランマオープンなら設備工事は不要ですが、音は漏れてしまいます。どちらが良いか、費用対効果をよく検討して決めて下さい。

 

引っ越しの段取りに注意

移転に伴ってパーティションを引っ越しする場合、段取りには注意が必要です。パーティションの引っ越しは、移転とは別日になります。解体や搬出入には、大きな音や粉塵が発生します。オフィス移転で、デスクなどの什器やパソコン、書類などを運び出す作業と同時進行は難しいでしょう。パーティションは、オフィス移転より前に移設しておくとスムーズです。しかし、数枚程度なら同日にできる場合もあるため、パーティション専門店に相談してください。なかには、オフィスの移転作業も一括で請け負ってくれる会社もあります。

 

事前に引っ越しできない場合は買取+中古がおすすめ!

通常、パーティションは移転前に引っ越しさせます。しかし、既存のパーティションを先に解体することが難しいケースもあるでしょう。例えば、入退室管理や更衣室に使っている場合などは、数日間でも使えないと業務に支障が出てしまいます。事前に移設できない場合は、買取+中古がおすすめです。既存のパーティションは買取や下取りをしてもらい、移転先には中古パーティションを購入するという方法です。

 

中古パーテーションのコスト削減効果は、20~40%と言われています。移転先の分を購入しても、中古なら格安です。また、既存を買取や下取りしてもらうことで、さらに費用は削減できます。リユースは、世界中で取り組んでいるSDGsの実現にも繋がります。パーティションの解体、移設、処分だけでなく、買取や中古販売まで取り扱っている専門業者に依頼すれば、最適な方法を選んで提案してくれるでしょう。

 

パーティションは引っ越しできる?オフィス移転の注意点も解説【まとめ】

今回は、パーティションの引っ越し方法と費用、注意点について解説しました。オフィス移転やレイアウト変更の際、パーティションも引っ越しができます。移設させることで、コストだけでなく廃棄物の削減にもなり、環境への負荷を減らせます。不足部材に中古を使えば、さらに費用が抑えられます。

 

また、移設は見た目や機能性をアップさせる良い機会にもなります。しかし、段取りには注意が必要です。事前に移設できない場合は、既存は買取してもらい、移転先には中古パーテーションを購入すると、費用が安く抑えられます。引っ越しでは、スケジュールに無理のない方法を選ぶようにしてください。

 

≫ 施工型パーテーション・間仕切り工事はオフィスボール|施工事例と費用相場

 

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