オフィスや店舗の空間を効率的に区切る際、アルミパーテーションを採用するケースが一般的です。価格面と扱いやすさが大きな特徴ですが、場合によっては別の間仕切りを使用した方が良い場合もあります。本記事では、アルミパーテーションの特徴から当社での施工事例まで詳しく解説します。ぜひ参考にしてください。
アルミパーテーションについて
アルミ製の支柱とパネルを組み合わせて空間を仕切る建材です。アルミの骨組みにガラスや化粧板などのパネルを組み込むことで間仕切り壁を作ります。
特徴
アルミフレームにガラスやパネルをはめ込む構造で、支柱は細身でスタイリッシュな見た目です。天井と床を固定する方法が一般的で、短期間で設置が完了するのが特徴といえます。
費用
| 種類 | パネル1枚あたりの価格(税別) |
| アルミ | 7,400円~ |
| スチール | 12,400円~ |
| ガラス | 14,080円~ |
費用は最も安く、当社価格でパネル1枚あたり中古で7,400円、新品で11,500円~(税別)となります。パネル材の素材やデザイン性などにより価格は変動するため、相見積もりをおすすめします。当社は新品だけでなく中古の取扱いもございますので、コストを抑えたい方はぜひお問い合わせください。
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メリット
価格が安い
他の間仕切りと比較して、導入コストを大幅に削減できます。材料価格が比較的安価なうえ、造作壁とは異なり表面の仕上げが不要なため、コストを抑えられます。
豊富なデザイン
フレームカラーやパネルの色、素材などを自由に選択できるため、オフィスのデザインに合わせたコーディネートが可能です。
- フレームカラー(シルバー、ホワイト、ブラック等)
- パネル割付
- パネル素材(鋼製パネル、ガラス等)
これらの選択肢が豊富にあるため、好みのデザインをオーダーメイドにて製作できます。
材料が扱いやすい
短い時間で組み立てられるため、工事による業務への影響を最小限に抑えられます。現場に合わせた材料を工場にて加工して搬入するため、状況によっては半日程度で工事が完了することもあります。また、工事中に関しても、アルミパーテーションは粉塵がほとんど発生しないため、営業中のオフィスでも最低限の養生で工事が可能なことが特徴です。
デメリット
工事が必要
簡易的に設置できるとはいえ、天井や床への固定を行うため工事が必要です。移設や撤去を行う際も、工事を伴うため注意しましょう。また、材料をカットする際に騒音も発生するため、建物管理者への申請が必須となります。
遮音性が無い
パネルの構造上、音を遮断する性能はほとんど期待できません。欄間部分をクローズとし、密室空間を作ったとしても内部での会話や作業音などが漏れやすい構造のため注意しましょう。遮音性を高めたい場合は、スチールパーテーションの選択をおすすめします。
支柱が露出する
支柱が露出する状態となるため、デザイン的な好みが分かれます。また、応接室や役員室などの高級感を出したい空間では、希望するデザインを表現できない可能性も考えられるため、別の間仕切りも検討すると良いでしょう。ただし、単一なデザインだけでなく分割パネルにしたり、ガラスをはめ込んだりと、様々な表現ができるため、用途やデザインコンセプトに応じた判断をおすすめします。
活用が特におすすめな空間
デザイン的な制約はありますが、特徴を生かせる用途を選ぶことで、コストパフォーマンスを最大化させられます。ここでは、筆者の施工実績をもとに、活用が特におすすめな空間を紹介します。
備品庫
部屋の一角に、文具や資料を保管する倉庫スペースを作る際に最適です。備品庫であれば遮音性が不要なうえ、空きスペースに応じたオーダーメイド製作が可能なので、最適と言えるでしょう。
休憩エリア
社員がリラックスするための空間を手軽に作ることができます。扉を設置して完全個室にしたり、執務スペースと緩やかに区切ったりなど用途に応じたレイアウトが可能です。また筆者自身、休憩所の間仕切り設置についてお客様より相談された際に
- 遮音性が不要
- 居ながら工事が可能
- 短工期かつ安価
といった理由からアルミパーテーションを提案し、採用された実績があります。
更衣室
個室の扉を鍵付きにすることで、更衣室としても活用できます。筆者自身の経験より、
- 表示錠(開→青、閉→赤と表示される)
- 欄間オープン
といった形状が多い傾向にあります。また、扉部分に在室確認用の丸穴を設置したり、スリットガラス(すりガラス)を設置する場合もあります。そうすることで、内部の照明の明かりを確認でき、在室状況を判断することが可能です。プライバシーに関わる問題もあるため、社内で十分に協議したうえで方針を決めましょう。
執務室
執務室の間仕切りとしても広く使われています。廊下との間仕切りだけでなく部署ごとにエリアを分けたい場合にも使えるため、同一の素材で作ることで統一感を持たせられます。
施工者目線での注意点
アルミパーテーションを検討する際は、注意点も理解しておきましょう。筆者自身、数々の工事を担当した経験があるため、施工者目線での注意点をご紹介します。
照明器具や空調設備との干渉
筆者が現調に行く際、天井に設置されている照明や天井埋め込みのエアコンと、お客様が希望される間仕切りの位置が重なってしまうケースがよくあります。見た目を気にする場合は、干渉物を避けた位置に間仕切りを設置することが望ましいといえます。
天井の解体が必要な場合もある
工事の際、ランナーと呼ばれるレールを床と天井に固定しますが、固定する場所には下地が必要です。筆者の経験上、天井内にレールを固定するための下地が無い場合が多くあります。
コンセントやスイッチ配線の露出
パーテーション自体にコンセントやスイッチを付ける場合、配線が露出したりスイッチやコンセントのボックスが飛び出る可能性があります。一般的なスイッチやコンセントの本体部分は壁の中に納まっているため、薄くみえています。
防災工事が必要な場合がある
欄間部分をクローズにして完全密室を希望する場合、防災工事を必要とするケースがあります。既設の防災設備の配置にもよりますが、スプリンクラーなどの増設や移設が必要となるため、工事価格がアップする可能性があります。密室を希望する場合、工事業者に相談してみると良いでしょう。
当社の施工事例
当社は、オフィス内装工事を専門に行っており、その中でもパーテーション工事の実績が豊富にございます。ここでは、当社施工の事例をいくつかご紹介します。
ジャッキ式
オフィス内に中古のアルミパーテーションを設置した事例です。天井の段差や照明器具の位置関係などから、ランナー式ではなくジャッキ式を採用しました。ジャッキ式にすることで、天井の段差や障害物をかわして支柱を設置できました。
白×黒
社長室に白と黒のツートンパネルで間仕切りを施工しました。欄間部分はクローズ、3分割のパネル割りとしました。また、照明器具と間仕切りの干渉があったため、パネルを切り欠いて施工しております。
開放感とプライバシーの両立
オフィス内にて、ガラスとパネルの複合パーテーションにて間仕切りを施工しました。パネル部分は3分割とし、欄間と上段パネルをガラスにすることで開放感を感じられる空間となっております。また、中段、下段をメクラパネルにすることでプライバシー確保も両立しております。こちらの工事は1日で完了しております。
アルミパーテーションでコストを抑えて快適な空間を作りましょう
本記事では、アルミパーテーションの特徴から注意点、施工事例まで詳しく解説しました。アルミパーテーションは、低コストかつ短工期で間仕切りが設置できるためオフィスや店舗の間仕切りに最適です。遮音性が無いなどのデメリットもあるため、用途に応じて他のパーテーションと組み合わせると良いでしょう。
当社では、オフィスの内装工事を専門に行っており、パーテーション工事の施工実績が豊富にございます。中古からオーダーメイド製作まで幅広く承りますのでお気軽にご相談ください。












