おしゃれなオフィスは企業のイメージアップにも繋がります。しかし、何から始めて良いのかわからないという方も多いのではないでしょうか。本記事では、おしゃれなオフィスの事例を紹介します。また、メリットやおしゃれなオフィスを作る方法も解説します。ぜひ参考にしてみてください。
企業のオフィスをおしゃれにするメリット
企業のオフィスは、おしゃれなデザインにすることで様々なメリットがあります。直接的に売上へ繋がるということはありませんが、副次的に良い効果をもたらしてくれるでしょう。ここでは、主なメリットを3つ紹介します。
企業のブランディングになる
企業のオフィスをおしゃれなデザインにすることで、ブランディングに繋がります。理由としては、オフィスをおしゃれにすることで、多くの人に認知してもらうことができるからです。オフィスを訪れる人だけでなく、企業HPやパンフレットなどにおしゃれなオフィスの写真を掲載することで、対外的に企業のイメージをアピールできます。また、特徴的なデザインを取り入れることで、競合との差別化も図ることができるでしょう。
従業員のモチベーションが上がる
開放的なデザインを取り入れたおしゃれなオフィスを作ることで、社員のモチベーションも上がります。特に、オフィス内での業務が多い場合は、デザインだけでなく環境を整えることが重要です。窮屈で地味なオフィスで働くより、おしゃれで開放的なオフィスで働く方がゆとりをもって働けます。おしゃれで開放的なデザインのオフィス環境を整備することで、従業員のモチベーションを上げられ、生産性のアップにもつながるでしょう。
作業効率化にもつながる
おしゃれなオフィスは、作業効率化にもつながります。おしゃれな空間を作る大前提として、書類などはなるべく表に出さないようにしてすっきりした環境を作る必要があります。必然的に物が少なく整理された空間となるため、業務に集中でき、作業の効率がアップします。
おしゃれなオフィスを作る方法
手順 | 注意点 |
1. レイアウト検討 | ゾーニング程度にとどめておく |
2. 参考事例の収集 | より多くの素材を収集 |
3. 自社オフィスに当てはめる | 床、壁、天井など部分ごとに検討 |
4. 間仕切り位置の検討 | 造作壁、パーテーションを使い分ける |
5. 什器の選定 | サイズを確認 |
①オフィスのレイアウトを検討する
まずは、オフィスのレイアウトを検討しましょう。オフィスの面積や従業員の人数に応じて、ざっくりで構いませんので適切な配置を行います。ここでは、あまり詳細まで練らずにゾーニング程度にとどめておくことがポイントです。また、必要な什器もこのタイミングで決めておきましょう。どのゾーンにどのような什器が何台必要かということをまとめておくことで、各エリアの必要面積など計画しやすくなります。
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②参考となる事例を探す
次に、参考となるデザインの事例をインターネットで探します。部分リフォームなのか、フルリフォームなのかによっても、できることは変わりますが、理想のオフィスデザインを見付けておくことでおしゃれなオフィスに近づけることができます。全体的なイメージだけでなく、「こんな什器を置きたい」「こんな床のデザインにしたい」など細部のイメージ素材も集めておくと良いでしょう。
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③自社のオフィスに当てはめる
さきほど選んだ参考となる事例をもとに、自社のオフィスに置き換えてデザインを検討します。ただし、ここからは基本的に我々のような工事業者が検討することが一般的です。デザインイメージやオフィスのレイアウトの素案を用意していただければ、おすすめのレイアウトを検討いたします。
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④間仕切り位置を検討する
具体的なイメージを作っていきます。まず、間仕切り壁など詳細なレイアウトを検討し、その後内装仕上げの選定を行います。間仕切り壁と仕上材は、種類によって価格が大きく異なるため、ご予算に応じたご提案をさせていただきます。また、照明器具もオフィスの印象を大きく変えるポイントとなります。このタイミングで器具の選定も行います。
⑤什器の選定
オフィスの詳細なレイアウトや内装仕上げ材などが決定した後は、什器の選定を行います。デザインだけで什器を選ぶだけでなくオフィスに合わせたサイズ、機能にもこだわった商品を選ぶと良いでしょう。当社のECサイト「ファニチャー」にてオフィス什器を取り扱っておりますので、是非ご覧ください。
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オフィスをおしゃれにするポイント
予算に限りある中でおしゃれなオフィスを作るためには、いくつかのポイントがあります。ここでは、できる限り予算を抑えた上でおしゃれなオフィスを作るポイントを紹介します。
執務スペースのレイアウト変更
オフィスの中で、多くの面積を占める場所が執務スペースです。執務スペースのレイアウトを変更するだけでも、おしゃれに見せることができます。よく見られるレイアウトは対向式や背面式ですが、クラスター式にしたり、テレワークや営業が多い場合はフリーアドレス式にしたりと、様々な配置方法があります。レイアウトに応じた什器を選定することで、快適に仕事ができる空間に生まれ変わるでしょう。
内装材の張替え
間仕切りの設置や、什器の入替えを行う場合、それなりの費用が発生します。しかし、壁紙や床材の張替えだけであれば予算を抑えてオフィスの見た目を大きく変えることができます。特に、床材は種類が豊富で、石やタイル、フローリングなどを模した商品が多くラインナップされています。理想のデザインに近い仕上材を選定すると良いでしょう。
優先順位を決める
理想のデザインをすべて実現するためには、フルリフォームが必要です。しかし、予算の都合上難しい場合は部分的にリフォームを行うという方法があります。そのような場合、あらかじめ優先順位を決めておくと、スムーズに工事が進められるでしょう。おすすめは、天井・壁・床の内装材張替えの優先度を高くすることです。費用対効果が高く、部屋の印象を大きく変えることができます。
書類などは隠してすっきりさせる
ペーパーレス化を行うことで、狭いオフィスでもすっきりした印象を作ることができます。書類などをデータ化することで、棚などの什器が不要となりオフィス内を広く使うことが可能です。直接デザインとは関係ありませんが、おしゃれなオフィスを作る基本となるため、ぜひ実践してみてください。
当社施工のおしゃれなオフィス事例10選
当社で施工したおしゃれなオフィス内装の事例10選を紹介します。自社オフィスのレイアウトやデザインを検討する際に参考にしてみてください。
採光を意識したオフィス
執務エリアやミーティングスペースの間仕切りをガラスパーテーションで施工した事例です。通常の間仕切り壁を設置した場合、廊下側が暗くなるため、採光を意識してガラスパーテーションを採用しております。こちらの工事は、1日で施工が完了しております。
黒を基調としたオフィス
オフィス内の間仕切りを黒のスチールパーテーションで施工した事例です。黒を基調とすることで、引き締まった印象の空間を作ることができます。企業のイメージに合わせてオフィスのカラーを選択すると良いでしょう。こちらの工事は1日で完了しました。
間仕切りにこだわったオフィス
間仕切りをガラスパーテーションで施工した事例です。黒のフレームに、クリアガラスとすりガラスを組み合わせて施工しました。ガラスパーテーションは、開放的な空間が作れるというメリットがありますが、内部のプライバシー確保が難しくなります。そのような場合は、すりガラスを採用することである程度のプライバシーを確保できます。こちらの工事も1日で完了しております。
木目を取り入れたオフィス
オフィス内の間仕切りをすべて木目パネルで施工した事例です。木目は明るいイメージですが、黒のフレームと合わせることでバランスの良いデザインとなります。こちらの工事は執務エリアや会議室などすべての間仕切りをパーテーションで施工したため工事に2日間要しております。
ガラス面にデザインを施したパーテーション
こちらもガラスパーテーションの事例ですが、ガラス面にデザインシールを貼ることで、かっこいいイメージのオフィスに変化します。床がグレー系のため、パーテーションのフレームを黒にすることで統一感のあるデザインをイメージしました。こちらの工事は1日で完了しております。
開放感のあるミーティングスペース
ミーティングスペースを施工した事例です。オープン席と個室を施工したため、用途によって使い分けることができます。個室の間仕切りをガラスパーテーションで施工したことにより、圧迫感を感じない空間を作っております。こちらの工事期間は2日です。
≫ オフィスにミーティングスペースを設置するメリットや事例を紹介
曲面取り入れた執務スペース
執務エリアを多角形のガラスパーテーションで施工した事例です。パーテーションは、直線の壁だけでなく、変則的な形状でも施工が可能なため、様々なデザインに対応できます。こちらの施工は1日で完了しております。
おしゃれなタイルカーペットを使用したオフィス
オフィス内の床を張替えた事例です。今回は床のみですが、床・壁・天井を張り替えるだけでも部屋の印象は大きく変わります。さらに什器の更新も行うことで、おしゃれなオフィスに生まれ変わるでしょう。床の張替えは、写真のエリア程度であれば最短半日で完了します。
鮮やかな見た目のパーテーション
緑を基調としたパーテーションを施工した事例です。チェアの色と合わせることで統一感のあるデザインとなりました。企業のイメージカラーをデザインに取り入れることで、ブランディングにもつながります。こちらの工事は1日で完了しております。
フェイクグリーンを使用した受付
エントランスに設置したサインの背面にフェイクグリーンを施工した事例です。フェイクグリーンは、木目調デザインと相性が良いため、合わせて使うことをおすすめします。
おしゃれなオフィスを作って企業の雰囲気を明るくしましょう
本記事では、おしゃれなオフィスの事例などを紹介しました。オフィスのデザインにこだわることで、企業ブランディングだけでなく従業員のモチベーションアップにもつながります。当社では、オフィス内装工事や什器のECサイト運営を行っております。おしゃれなオフィスにするためにリフォームを検討されている方は、是非お気軽にお問合せください。