オフィス内装工事のレイアウト事例を紹介!工事の流れも解説

オフィスの内装工事を行うとき、どのようなレイアウトにすればいいか悩みませんか?イメージが浮かばず、どのように業者に依頼すればいいか分からない方も多いと思います。そこでこの記事では、オフィス内装工事のレイアウト事例について解説します。工事の流れについても解説しているので、工事を依頼するときの参考にしてみてください。

 

内装工事とは

オフィス内装工事とレイアウト

内装工事とは、室内を生活できる空間にするために行う工事のことです。例を挙げると、パーテーションや石膏ボードで壁や天井を作ったり、照明やコンセントなどを使えるようにする電気工事を行ったりする工事が当てはまります。

 

ほかにも、給排水工事を行い水を使用できるようにしたり、IP電話やインターネットなどを利用できるようにLAN配線を行ったりするなど、さまざまな工事を行い内装が完成します。

 

ちなみに、住宅ではフローリングやクッションフロアなどで床工事を行いますが、オフィスではOAフロアを導入するのが一般的です。

 

≫ OAフロアとは? 種類ごとのメリットと選び方を徹底解説

 

内装工事のレイアウト事例

オフィス内装工事のレイアウト事例を6つ紹介します。それぞれの場所のレイアウトで意識したいポイントを表にしましたので、ご覧ください。

 

場所 意識したいポイント
エントランス 会社のコンセプト、製品のブランディングなどを表現する
会議室 来訪者も利用するため、会社のコンセプトのやコーポレートカラーを取り入れるといい
執務室 集中して効率的に作業できる環境にする
リフレッシュスペース 従業員満足度が高まるようなリラックスできる環境にする
フリースペース 集中して作業できる、ゆったりくつろげるなど利用用途に合わせた環境にする
応接室 来訪者の印象を左右する空間。一般的にはシックなデザインの応接室が多い

 

①オフィスの顔になるエントランス

まとまりのある空間として仕上げるためには、デザイン・レイアウトはもちろんのこと、カラーを統一する方法もポイントのひとつです。エントランスは、来訪者の第一印象に直結する場所であり、会社のイメージやコンセプトを来訪者にアピールできる(製品やサービスをブランディングする)場となります。

 

エントランスのレイアウト

エントランスのスチールパーテーション設置工事【事例1】

 

株式会社ツカモトコーポレーション様では、白のスチールパーテーションを施工して、統一されたカラーのエントランスに仕上げています。欄間(らんま)をクローズにすることで、遮音性の高いエントランス空間を実現しました。

 

エントランスのサイン工事

エントランスのサイン工事を行いました【事例2】

 

フェイクグリーンを使用したサイン工事を、株式会社リライフ様からの依頼で施工させて頂きました。フェイクグリーンを導入することで、ストレス緩和やリラックス効果のあるエントランスにしています。また、フェイクグリーンを取り入れることで、水やりや温度管理、害虫駆除などのお手入れも不要です。

 

≫ サイン工事とは?オフィス内看板の種類や取り付け例を紹介!

 

②打ち合わせを行う会議室

会議室は社内外での打ち合わせを行う部屋ですが、来訪者に会社のイメージを印象付ける空間でもあります。オフィスのコンセプトやコーポレートカラーを内装に取り入れ、来訪者に会社のイメージをアピールしましょう。

 

デザイン性が高い黒ポストのガラスパーテーション

デザイン性が高い黒ポストを使用し、開放感のあるガラスパーテーション【事例3】

 

低価格で施工できるアルミパーテーションで施工した、Wow-Food.Inc様の会議室です。黒ポストにガラスパーテーションで施工することで、照明の光が間仕切りで遮られない明るい空間を作り上げています。

 

ブラックフレーム デザイン

ブラックフレーム ガラスパーテーション工事【事例4】

 

ガラスパーテーションに、木目調の引き戸を設置した上越産業株式会社様の会議室です。ブラックフレームを使用し、3段ブロックの中段にかすみガラスを施工しました。かすみガラスはデザイン性が高いだけではなく、視線を遮る効果があるため、会議室や執務室を利用している方が他者の視線を気にせず業務に集中できるのが特徴です。

 

≫ ガラスパーテーションとは?価格や使い方を解説【施工事例アリ】

 

③集中して作業を行う執務室

働きやすいレイアウトの執務室にすることで、集中して作業を行える空間を作れます。従業員のモチベーションアップや生産性の向上に繋がるため、集中して作業できるような工夫を凝らした空間にするのがおすすめです。

 

働きやすいレイアウトの執務室

≫ アルミパーティション工事とローパーティションの設置【事例5】

 

株式会社アクアテック様では、執務室をアルミパーテーションで仕切りました。執務室内にローパーテーションで施工した面談室を導入することで、実質的な移動距離を短くし、スムーズに面談を行える空間にしています。

 

④リラックスして過ごせるリフレッシュスペース

リラックスして過ごせるリフレッシュスペースを導入することで、従業員満足度が向上します。オンとオフをしっかり切り替えることで、生産性が上がったり創造性が豊かになったりするなどの効果があります。また、リラックスした雰囲気がただよう空間では、親睦を深めやすいのもメリットのひとつです。

 

一例を挙げると、カフェのようなリフレッシュスペースを導入することで、カフェにいるような感覚を得られるため、リラックス効果を期待できます。温かみのある電球色の照明を配置することで、よりリラックス効果を高めることが可能です。

 

ほかにも、リゾート気分を味わえるようなリフレッシュスペースをデザインすれば、ゆったりとした時間を過ごせます。オフィスのなかに非日常空間を作ることで、男性だけではなく、女性も快適に働ける空間作りが可能です。

 

⑤さまざまな場面で活躍するフリースペース

フリースペースは、環境を変えて業務に集中したいときや簡易的な打ち合わせを行うときなど、さまざまな用途で利用される空間です。そのため、使用用途をある程度絞ることで、使用用途に合わせたレイアウトや家具選びなどを行いやすくなります。

 

カウンターを窓際に配置したフリースペースを導入すれば、集中力を高めて業務に取り組みたいときに活躍します。外の景色を眺められる窓際は、ほっと一息つくときのリフレッシュ効果を高められますし、カウンターを導入しているため座席数も多く確保できます。また、ソファを配置すると、よりリラックス効果を得られます。

 

ほかにも、通路の空きスペースにテーブルと椅子を配置しているフリースペースを作るのもおすすめです。簡易的な打ち合わせを行うことができ、スペースのないオフィスでも省スペースに導入できます。

 

⑥来訪者をおもてなしする応接室

来訪者をおもてなしする応接室は、来訪者からの印象を左右する空間です。来訪者に与える印象を考慮して、応接室のレイアウトを考えましょう。自社製品をアピールできる応接室にしたいときは、ショーケースを壁一面に設置して、ショーケース内に自社製品を飾る方法はおすすめです。実物の製品を見ながら来訪者と会話でき、その他の製品の話題にも移りやすくなります。このとき、応接室に会社のイメージカラーを取り入れれば、会社のイメージをより来訪者にアピールできます。

 

≫ 応接セットを予算から探す(価格で絞り込む)

 

上質で大人な印象の応接室にするときは、黒をメインとしたシックなデザインにするのがおすすめです。落ち着いた色のテーブル配置し、革や人工レザーなどの高級感のあるソファを配置すれば、落ち着いた印象の空間にできます。

 

内装工事の流れ

内装工事は、次のような流れで進んでいきます。

 

  1. お問合せ
  2. 現地調査
  3. 見積もり提出
  4. 工事開始
  5. 引き渡し

 

これらの内装工事の流れやポイントについて、各見出しで解説していきます。

 

①はじめにお問合せをする

はじめに、メールや電話でお問合せください。大まかな依頼内容を教えて頂ければ、内容をもとに担当者がヒアリングさせて頂きます。当社では土・日・祝日を除く、AM10:00〜PM6:00のあいだでお問い合わせを承っています。また、休日でもメールにてお問い合わせ頂ければ、返信は翌営業日になるものの、思い立ったときにお問い合わせが可能です。

 

②現地調査で工事内容や予算を確認する

お問い合わせを頂きましたら、現地調査にうかがいますので、お客様のご要望を詳しくお聞かせください。現状のレイアウトや使用している什器(じゅうき)、設置している設備などを確認して、実現可能な工事か確認させて頂きます。お客様がご要望された工事が難しい箇所は、代替案を提案させて頂く形です。このとき予算をお伝えして頂ければ、予算内で行えるような工事を提案させて頂きます。

 

③調査結果をもとにした見積もりを提出してもらう

調査内容をもとに、見積もりを提出します。工事の内容や使用する材料などをもとに金額を算出しますが、項目や金額などに関する不明点があったときには、お気軽にご相談ください。また、提出した見積もりに対する要望があれば、この段階で相談してくださるとスムーズに工事に移れます。

 

≫ 内装工事の見積もりの見方と工事費用を抑える5つのポイント

 

④工事を開始する

いよいよ、工事が始まります。事前に提出する工程表をもとに進めていきます。基本的には、工事開始後の工事内容の変更は行えませんが、早い段階でおっしゃって頂ければ対応できる場合もあります。不安や疑問に感じることがありましたら、なんなりとお申し付けください。

 

⑤引き渡されて工事が完了

責任者が検査を行い、工事が問題なく終わっていればお客様への引き渡しになります。なるべくお客様にも立ち会って頂くことで、「図面通りに仕上がっているか」「契約内容と異なる材料が使用されていないか」などの見落としの可能性を減らせます。傷や汚れなどの不具合を発見したときは、口約束だけで終わらせずに書面にして取り交わすことで、後々のトラブルを回避できます。

 

オフィス内装工事のレイアウト事例を紹介!工事の流れも解説【まとめ】

この記事では、オフィスの内装工事のレイアウト事例を解説しました。来訪者が出入りする空間では、会社のコンセプトやコーポレートカラーを取り入れることで、会社のイメージをアピール可能です。従業員のみが使用する場所には、集中して作業できる環境やリラックスできる空間を作り、従業員満足度を高められるようにする工夫を施しましょう。ぜひ、この記事で紹介したレイアウト事例を参考にしてみてください。

 

 

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