300万円以下で内装工事を行える?費用を抑えるポイントとコツ

「内装工事を300万円以内で行えないかな?」と思いませんか?お金のかかる内装工事ですが、工夫次第で300万円以内で工事を行えます。この記事では、内装工事を300万円以内で抑えるポイントとコツを解説していくので、ぜひご覧ください。

 

300万円以内で内装工事を行うポイント

300万円以内の内装工事

300万円以内で内装工事を行うポイントは、次の2つです。

 

  1. 業種
  2. 建物の広さ

 

この2つのポイントを抑えておけば、工事費を300万円以内で抑えやすくなります。

 

①業種

内装工事では、お客様が開業したい業種によって、費用が異なります。これは、業種によって必要になる設備が異なるためです。一例として、業種ごとにおおよその坪単価を表に記載しましたので、ご覧ください。

 

坪単価 業種
20万円以下 雑貨屋、洋品店、学習塾、マッサージ店など
20~30万以内 カフェ、薬局、クリーニング店など

 

雑貨屋では販売スペース、学習塾では学習するスペースが必要です。ほかにも、在庫を管理するバックヤード、従業員の荷物を管理するロッカー室があれば営業できます。場合によっては、バックヤードとロッカー室を一緒にすることもできますし、水道やキッチンも必ず必要なわけではありません。同じく20万円以下で工事を行えるマッサージ店も、ベットや椅子があれば営業でき、必要機材も少ないため坪単価が低めです。20~30万円以内で行えるカフェも、ドリンクと軽食程度の簡易なものであれば、必要な設備が少なくなります。

 

このように、必要な設備が少ない業種では、工費を抑えることができます。もちろん業者によって設定価格がことなりますので、上記の表通りの坪単価で工事を行ってくれるわけではありません。

 

②建物の広さ

内装工事に限らず言えることですが、建物が広くなると、その分だけ工事費用が高額になります。さきほどの坪単価を例に挙げると、学習塾を坪単価20万円で施工してくれる会社がいた場合、10坪だと20(坪単価)×10(坪)=200万円で施工可能です。しかし40坪ある場合では、40(坪単価)×10(坪)=400万円かかってしまうため、300万円以内に費用を抑えられません。ですから300万円以内で内装工事を行う場合は、建物の広さに注意する必要があります。

 

内装工事を300万円以下に抑えるコツ

内装工事を300万円以内に抑えるには、次の5つのコツを抑えておきましょう。

 

  1. 居抜き物件を活用する
  2. リースを利用する
  3. 中古品を活用する
  4. 相見積もりをとる
  5. シンプルな内装にする

 

これら5つのコツを抑えられれば、費用削減に繋がります。

 

≫【店舗内装】工事費用を抑えるコツや業者選びのコツを解説!

 

①居抜き物件を活用する

居抜き物件を活用すると、工費を削減できます。もともと使用されていた設備が残っている居抜き物件では、残っている設備を有効活用することで、新しい設備を設置する費用を削減できるからです。マッサージ店を例に挙げると、もともとマッサージをする個室を間仕切り壁で仕切っている場合、そのスペースを活用すれば、新たにスペースを作る必要がありません。間仕切り壁がない場合、カーテンで簡易的な仕切りを作ることもできますが、上記の例に比べると費用がかかってしまいます。ですから、業種や利用目的に適している居抜き物件を見つけられれば、コストダウンを図れるのです。

 

しかし、造作譲渡料がかかる場合があるので注意が必要です。立地や物件の価値なども含まれているため、物件によって金額がかわりますが、造作譲渡料は100~200万円くらいで設定されています。退去期限間近の物件は、造作譲渡料を無料にしていることもあるので、このような物件を狙うと費用を削減できるでしょう。

 

*造作譲渡料とは…以前使用していたテナントの内外装や設備を引き継ぐのかかる費用のこと。

 

②リースを利用する

基本的にリースでは、新品の機材を取り扱っています。毎月一定額をリース料として支払うことで新品の機材を使用できるため、初期費用をかけずに新品の機材を使用したい方におすすめの方法です。ほかにも、リース期間の支払いは経費計上が可能です。デメリットは、リースでは基本的に中途解約ができないことです。契約期間中に機材の入れ替えをする場合、残り期間のリース料金を払ってから、新たにリース契約を行う必要があります。これでは初期費用を抑え、支払金額を毎月一定額にしているメリットが失われてしまいますので、リースを利用する場合は計画的に使用する必要があります。また、希望している機材を、すぐに借りられない可能性もあるでしょう。

 

ほかにも、故障や破損などがあった場合、自己負担での修理を求められることもあります。しかし最近では、メンテナンスリースと呼ばれている、リース料金にメンテナンス費用が含まれているものも存在しています。メンテナンスリースの場合は、契約期間中に故障や破損があってもリース会社が費用を負担してくれます。

 

③中古品を活用する

中古品を上手く活用することで、費用削減に繋がります。中古品は、欲しいものが見つからないことも多いため、早い段階から探し始めるのがおすすめです。ちなみに、当社で扱っている中古パーテーションは、新品価格の約50%オフです。当社のパーテーションを例に挙げれば、中古品を活用するだけで、初期費用を半分にできます。

 

内装工事を300万円以内で抑えるためには、初期費用を抑える必要がありますので、中古品を購入するのもひとつの方法です。ちなみに、電気機器や厨房設備の場合は、保証がきかないことが多く、購入後に壊れるケースもあります。ですから、使用期間や保証の有無などは、購入前に確認しておくと安心です。当社では中古オフィス家具を取り扱っていますので、何かお探しの家具があればオフィス家具通販サイトからお問い合わせください。

 

④相見積もりをとる

相見積もりをとることで、コストダウンを図れます。複数の業者に見積もりを提出してもらう相見積もりでは、複数の業者のなかから低価格で工事を行ってくれる業者を選択できるからです。しかし、低価格で施工してくれる業者が、必ずしもいい業者とは限りません。担当者や施工方法を確認し、費用と安心感のバランスをとることも必要です。例えば施工が適当なため、あとで手直しや補修などが必要になってしまうと、工事費が高くなってしまいます。「ほかの箇所も大丈夫かな?」と不信感も覚えてしまうと思うので、見積もり金額だけで業者を選ぶのはおすすめしません。

 

≫ 内装工事の流れ・ステップ・工事工程を費用も含め5分で解説

 

⑤シンプルな内装にする

内装をシンプルにすれば、コストカットできます。こだわった内装はお洒落ですが、その分工数や手間がかかり、結果的に費用が高くなってしまうのです。一例を挙げると、設計会社にデザインを依頼すると、デザイン料がかかります。施工会社や工務店などに依頼すればかからない費用なので、工事費用を抑えたい方は、デザイン会社に依頼しない方が賢明でしょう。ほかにも、家具や設備などもデザインや機能にこだわると、費用が高くなってしまいます。

 

300万円以下で内装工事を行える?費用を抑えるポイントとコツ【まとめ】

この記事では、内装工事を300万円以内に抑えるためのポイントとコツを解説しました。300万円以内で抑えるポイントは、次の2つです。

 

  1. 業種
  2. 建物の広さ

 

前提として、この2つのポイントを抑えておかなければ、300万円以内で内装工事を行うのは難しいでしょう。当社では、お客様の要望に沿って、費用と実現可能な部分のバランスをとった工事が可能です。お一人で悩まずに、お気軽にご相談ください。

 

 

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