オフィスや店舗において、様々な目的でパーテーションが設置されています。
職員の休憩スペースとして活用することもあれば、会議スペースを確保するためにパーテーションを使うこともあります。
パーテーションにはいろいろな種類があるため、目的やニーズに合わせて適切なものを選ぶことが大切です。
その中でも、近年人気が高いパーテーションの素材の1つがガラスです。
ガラス張りの会議室のメリットとデメリット
ガラス張りの会議室は、視界を遮らないため開放感があります。
これは、ガラスという透明な素材で会議室を作る最大のメリットと言えるでしょう。
会議室としてスペースを作る際には、ある程度の遮音性が必要となります。
この点で、ガラス張りの会議室は高い遮音性を確保できるというメリットもあります。
採光性が高いので、オフィス空間を全体的に明るくまとめたい場合にはおすすめです。
一方、ガラス張りの会議室には、デメリットもあります。
例えば、内側からも外側からも視界が遮られていないため、周囲の視線が気になって落ち着かない、あるいは集中しにくいといった点が挙げられます。
また、ホワイトボードを出してプレゼンを行う場合は、重要な情報が会議室の外から丸見えになってしまうというデメリットもあります。
ガラス張りの会議室のデメリットを解消する工夫
ガラス張りの会議室が持つ「外から見えてしまう」というデメリットを克服するためには、スイッチ1つでスモークガラスになるガラス素材を使うという方法がおすすめです。
あるいは、可動式の衝立などを必要に応じて使うことで、会議の内容を外から見えないようにするというのも実際的な方法でしょう。
ただし、衝立を用意すると、使用しない時の収納場所を確保することが必要となります。
スペースがないからという理由で衝立をオフィスに放置すると、統一感や清潔感が失われてしまうでしょう。
ですから、スッキリとした空間づくりをしたいなら、スモークガラスの導入をおすすめします。
まとめ
ガラス張りの会議室には、高い採光性や開放感があるというメリットがある反面、外から会議の様子が丸見えになってしまうため、会議中の人が落ちつけないというデメリットがあります。
ホワイトボードを使うプレゼンなどが多いなら、ガラスをスイッチ1つでスモークガラスに切り替えられる素材にするなど、工夫をする事によってデメリットを解消できます。