皆さんは、ローパーティションを解体したことはありますか?
本記事では、ローパーティションの解体方法について詳しく解説していきます。
ローパーティションとは
パーティションにはいろいろな種類がありますが、その中でもローパーティションは、床面だけでパネルを固定し、パネルの上部空間には支柱などが全くないタイプのパーティションです。
このタイプは施工の際に、天井や床などにビスを打ち込む必要がないため、施工にかかる時間は短くなります。
パネル1枚1枚が独立して設置されているのが特徴で、このタイプのパーティションの解体方法は、それほど難しくはありません。
コツや解体方法が分かれば、少し器用な人ならDIYで解体することも可能かもしれません。
解体をDIYで行うことは可能なのか?
ローパーティションでは、下部にパネルを支えるレールのようなものを固定し、そこにパネルをはめこんでいくという設置方法で施工を行います。
解体する際には、パネルを撤去した上で、床部分のレールを撤去すればOKなのですが、支柱が存在しないため、解体の際にかかる作業量や難易度という点では、比較的作業しやすいタイプのパーティションと言えるでしょう。
ただし、間違った解体方法でDIY撤去をした場合、接続パーツを壊してしまうリスクがあります。
もしも、撤去したローパーティションをリサイクル業者への売却を考えているのなら、無理をせずに業者に解体を依頼するのがおすすめです。
オフィス家具の買取のみを行っているリサイクル業者の中には、撤去作業の対応や撤去業者を紹介してくれる所があります。
そうした業者を利用するのも良いでしょう。
解体にかかる費用
ローパーティションの解体には、他のタイプのパーティションの解体と同じ費用項目がかかります。
費用には、解体作業費や搬出作業費、運搬費や処分費などがあり、屋外まで搬出する際にエレベータ内など養生が必要な場合には、養生費などもかかることになります。
かかる解体費用の目安ですが、スチールパーティションやアルミパーティションと比べると、解体作業費は㎡当たりの単価は低めに設定されています。
ただし、解体作業費はパーティションの面積によって変わり、面積が広くなればなるほど、かかる解体作業費も高くなります。
まとめ
ローパーティションの解体方法は、床から天井まで支柱が伸びているスチールパーティションやアルミパーティションと比較すると、比較的難しくありません。
ただし、無理にDIYで撤去しようとすると、パーツを壊してしまうリスクがあるため、撤去後に業者への売却を考えているのなら、無理をせずに解体業者へ依頼することをおすすめします。