トイレブース用パーテーションの寸法とドアの種類4つを解説

トイレブースは多くの人が利用するため、頑丈で、安全であることが求められます。オフィスや学校、病院、商業施設など、様々な場所やスペースの特性に合った製品が選べます。今回は、トイレブース用パーテーションの種類と適した設置場所、寸法や価格についてご紹介し、ドアの種類4つも詳しく解説します。

 

トイレパーテーションの種類と設置場所

トイレパーテーションの種類と設置場所

まずトイレブースとは何か、種類と適した設置場所について解説します。また、トイレブース用パーテーションの表面材の種類と特性の一覧をご紹介します。

 

トイレブースとは?

トイレブースとは、パーテーションで間仕切ったトイレの個室スペースのことです。パーテーションを使うことで、施工がスピーディな上に経済的です。場所の特性や重視する性能に合ったブースを選ぶことができ、安全で、明るくクリーンな空間づくりが可能です。

 

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トイレブースの種類

トイレブースには、次のような種類があります。それぞれのタイプの特徴と適した設置場所についてご紹介します。

 

●ベーシック

耐久性のある標準的でエコノミーなトイレブースです。ドアやパネルの端には、アルミやステンレス製のエッジが取付けられています。また、標準的な芯材は、段ボールに似たペーパーハニカムで、より堅牢なタイプでは、パーティクルボードなどが使われています。パーティクルボードとは、木片に接着材などを混ぜて、熱で圧着した木質ボードのことで、耐久性の高さが魅力です。

 

〈適した設置場所〉
学校、商業施設、公共施設など

 

●ハイグレード

エッジレスやフラットエッジなど、見た目がスマートで高級感のあるトイレブースです。エッジレスタイプは、表面材のメラミン化粧板を曲げ加工し、エッジまで同一素材で仕上げられています。フラットエッジタイプは、端部に取付けられたアルミなどのエッジが、表面まで出っ張らずに、すっきりとした見た目になっています。巾木もステンレスのヘアライン仕上げにするなど、上質な空間にぴったりの仕様です。

 

〈適した設置場所〉
ホテル、オフィスビル、空港施設など

 

●バリアフリー

バリアフリー

扉の開口部が大きく、車いすなどでも利用しやすいことが特徴のトイレブースです。扉は車いすでも開けやすい引き戸で、有効開口部は約85cm~1m程度確保されています。また、お子さんからお年寄りまで、誰にでも使いやすい仕様として、ユニバーサルデザインの製品もあります。扉は折れ戸や回転式の引き戸で、弱い力でも開けやすい工夫がされています。

 

〈適した設置場所〉
病院、高齢者施設、公共施設

 

●園児・幼児向け

お子さんが安全に、安心して利用できる工夫がされています。トイレブースの扉には、パステルカラーなどが使われ、可愛らしい絵が書かれるなど、明るく楽しい空間づくりができます。安全対策として、小口がすべて丸くなっていたり、指を挟み防止の細かな配慮が施されていたり、持ちやすい取っ手が付いていたりなどの工夫がされています。また、幼児向けタイプでは、扉は外開きが一般的です。

 

〈適した設置場所〉
保育園、幼稚園、商業施設、遊園地など

 

●高機能

耐久性、耐水性・不燃性、耐汚性、抗菌性など、機能性に優れたトイレブースです。たとえば、耐水性のあるタイプは、水に濡れても変形や劣化しにくいという特徴があります。衝撃にも強く、使用頻度の高い場所にも適しています。ソリッドタイプと呼ばれる中に空洞がない一体構造の製品や、メラミンにMDF(中密度繊維板)や発泡ポリスチレンを裏打ちした製品などがあります。

 

〈適した設置場所〉
プール、学校、公園、駅、サービスエリアなど

 

トイレブースのパネル、表面材の種類と特性

トイレブースのパネルの表面材は、メラミン化粧板やポリエステル化粧板、オレフィンシートなど様々な素材が選択できます。カラフルなカラーやシックな木目など、デザインのバリエーションも豊富です。種類と特性について一覧にまとめてご紹介します。選ぶ際の参考にして下さい。

 

トイレブース パネルの表面材の種類と特性
  耐衝撃性
(耐久性)
耐熱性 耐水性 耐汚性 意匠性 経済性
メラミン化粧板
ポリエステル化粧板
シート貼り
FRP
(繊維強化プラスチック)
スチール(鋼板)
不燃化粧板

 

トイレブースの寸法や価格はどれくらい?

トイレブースの寸法や価格はどれくらい?

次に、トイレブースの高さや厚みなどの寸法についてご紹介し、清掃方法による価格の違いも解説します。

 

トイレブース用パーテーションの高さ

トイレブース用パーテーションの高さは、おもに3種類あります。1つは、幼児向けのタイプです。残りの2つは一般向けで、高さ2m程度の標準タイプと、天井まで間仕切ったハイタイプです。

 

●園児・幼児向けタイプ

幼児向けトイレブースの高さは、1m20cm~1m30cm程度です。お子さんが閉塞感や恥ずかしさを感じない、安全とプライバシーに配慮した高さに設定されています。先生や大人の目が届きやすく、見守りやすいトイレブースになっています。

 

●標準タイプ

高さが1m90cm~2m程度のポピュラーなトイレブースです。扉と同程度の高さで、天井までの柱や壁がなく、ローパーテーションのように笠木納まりになっています。笠木とは、パネル上部を固定するための角材のことです。天井付近が空いていることで、消防設備などの移設・増設工事が発生しない場合が多く、経済的です。また、完全な個室ではないことで、採光や換気がしやすくなります。

 

●ハイタイプ

ハイタイプのトイレブースの高さは、2m~3m程度の天井高に対応可能です。不特定多数の人が利用する場所や、ハイグレードな空間にも適したトイレブースです。個室間の壁を天井まで間仕切り、プライバシーを尊重した上質なブースになります。

 

扉上部の欄間(ランマ)は、オープンにしたスタイルが一般的です。しかし、盗撮や手荷物の盗難を防ぐために、ランマを閉じたタイプもあります。また、扉を天井の高さギリギリまでの大きなサイズにし、意匠性や高級感を演出したタイプなどもあります。

 

トイレブース用パーテーションの厚み

トイレブース用パーテーションのパネルの厚みは、標準的なもので4cm程度です。表面材と芯材(充填剤)、エッジなどの素材に種類があり、組み合わせによって適した設置場所や価格が異なります。薄いコンパクトなタイプでは、15mm程度の製品もあります。

 

薄型は、ソリッド構造と呼ばれ、下地と表面材が一体になっています。薄くても頑丈なため、限られたスペースを有効活用したいという場合に適しています。

 

清掃方法による分類と価格の違い

パネルの仕様は、清掃方法によって分類すると、乾式と湿式の2種類になります。清掃方法の違いによって、価格がどれくらい違うのかも解説します。

 

●乾式

水をかけずに、十分に絞ったぞうきんやモップでの清掃を行うタイプ。一般的なトイレブースの多くは、乾式の清掃に対応しています。芯材にペーパーハニカムやパーティクルボード、MDFなどを使っている製品は、水をかけてしまうと膨張や変形の原因になります。

 

とくに汚れを落としたい場合は、中性洗剤を使用し、固く絞ったぞうきんで拭き取って下さい。

 

●湿式

ホースなどでの水かけ清掃にも対応できるタイプ。耐水合板をパネルの枠材として使ったり、芯材にフェノール樹脂を使用したりと、水をかけた時の含水による膨張を防ぐ、耐水性に優れた製品です。トイレだけでなく、シャワー室にも利用可能です。機能的な分、価格は高くなり、乾式の約1.5倍程度になります。

 

トイレブースのドアの種類4つ

トイレブースのドアの種類4つ

最後に、トイレブース用パーテーションのドアの仕様についてご紹介します。主な種類は、開き戸、上吊り引き戸、折れ戸、スライド式局面ドアの4つです。それぞれの特徴について解説します。

 

開き戸

もっともポピュラーなタイプのドアです。ブースの内側に開く、内開きが一般的です。使っていない時に扉が開いている常開の仕様では、空室が分かりやすいというメリットがあります。万が一ブース内で具合が悪くなった場合などの非常時には、外開きにできる製品が多いでしょう。

 

様々な対策が施された製品があり、ドアが勢いよく閉まった場合でも大きな音がしにくい仕様や、万が一指などを挟んでも、怪我をしにくい加工などがされています。

 

上吊り引き戸(ハンガードア)

上吊り引き戸は、扉を上部から吊り、横にスライドして開閉させます。開口部を広くとって、バリアフリー対応の扉として活用されています。床にレールがなく、車いすでも出入りしやすいことが魅力です。取っ手や鍵も、通常より大きなサイズにするなど工夫されています。車いすで開き戸を開ける場合は、扉にぶつからないために、前屈みになる必要があります。しかし、体幹のバランスが不安定な方は、前屈みが難しく、扉の開閉ができません。

 

上吊り引き戸なら、前屈みになる必要がないため、軽い力でスライドして開閉できます。また、上吊り引き戸にはいくつかのバリエーションがあります。駆動装置が付いたタイプは、ドアが自閉するため、開けっぱなしにならずに美観が保てます。引き戸が二重になっているタイプでは、小さな間口でも大きな開口が取れることがメリットです。

 

折れ戸

折れ戸は、誰もが使いやすいユニバーサルデザインで、省スペースを実現できます。ユニバーサルデザインとは、子供もお年寄りも、ハンディキャップがあってもなくても、みんなが使いやすいデザインのことです。弱い力でも開け閉めしやすいように、取っ手や鍵が扉の中央付近に取り付けられているなどの工夫がされています。

 

例えば、手荷物が多く、指先しか使えないといった場合でも、開閉しやすい仕様になっています。また、デッドスペースが少ないことも魅力で、開閉の際に必要なスペースは、開き戸の半分程度です。スペースが広く取れない場所に設置する際に適しています。

 

スライド式曲面ドア

スライド式曲面ドアは、扉にアールがつき、弧を描くようにスライドして開閉します。近年人気のタイプで、開き戸よりデッドスペースが少なく、空間が有効利用できます。省スペースな上に、ブース内は広く利用できることが魅力です。また、万が一ブース内で体調が悪くなり、ドアの軌道上に倒れてしまった場合でも、外側から扉が外せる安全対策が施されています。

 

開口部を広く取ったバリアフリー仕様や、手を触れずに開閉できる電動の製品などもあります。

 

まとめ

今回は、トイレブース用パーテーションの種類と適した設置場所、寸法や価格についてご紹介し、ドアの種類4つと特徴についても解説しました。トイレブースをパーテーションで作ることで、施工がスピーディな上に経済的です。ベーシックなタイプからハイグレード、バリアフリー、高機能など、様々な種類があります。場所の特性や重視する性能に合ったパーテーションを選び、安全で、明るくクリーンな空間づくりに役立てて下さい。

 

 

 

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