リユースは、『SDGs』と密接な関係にあります。世界は今、貧困や気候変動、環境問題などの解決に向け、『SDGs』という17の共通目標の実現を目指しています。私たちが身近にできることの1つがリユースです。今回は、リユースでSDGsに貢献する方法をご紹介し、オフィスパーテーションをお得にリユースできるプランも解説します。
リユースとSDGsの関係とは
まずは『リユース』、『SDGs』とは何か、改めて言葉の意味をご紹介し、どのように関係しているのかを解説します。
リユースとは
使用して不要になったものをゴミにせず、そのままの形で再利用することです。日本人が昔から持つ『もったいない』という精神を体現した取り組みです。リユースによって廃棄物を減らすことができ、環境に優しく、お得な取り組みです。SDGsのなかでは、目標12『つくる責任、つかう責任』と密接な関係があります。リユースには特別な設備は不要なので、個人でも企業でもすぐに始められます。
SDGs(エス・ディ・ジーズ)とは
SDGsとは、みなさんがより良く生きるための17個の目標を指します。『Sustainable Development Goals(サステナブル・ディベロップメント・ゴールズ)』を略したもので、日本語では『持続可能な開発目標』と訳されます。
そこで、2015年の国連サミットにおいて、世界が抱える諸問題の解決策としてSDGsが決まりました。より良い未来、より快適な地球であり続けるために、17の目標と169の基準を掲げ、2030年までの達成を目指しています。
リユースとSDGsの関係
日々の暮らしの中で、私たちがSDGsに貢献できることはたくさんあります。その1つが、『12.つくる責任、つかう責任』を実現するための取り組みです。ターゲットのなかには、『12-5.2030年までに、予防、削減、リサイクル、および再利用(リユース)により廃棄物の排出量を大幅に削減する』という文言があります。
リデュース(Reduce)
リデュースは廃棄物の削減を意味します。身近にできることでは、マイバックや日用品(ティッシュや洗剤など)の詰め替え利用などがあります。長く使えるものを生産したり購入したり、新品購入自体を減らすことでも貢献できます。
リユース(Reuse)
リユースは、いらなくなった物の再利用を意味します。自分は使わなくなっても、他に使いたい人がいるはずです。自分のオフィスで不要になっても、別の部署や別の会社では必要としているケースもあります。譲ったり買取ったりしてもらうことで、資源の無駄遣いが予防できます。また、処分費用がかからないため、自分たちも経費削減になってお得です。
リユースでSDGsに貢献する方法
リユースはSDGsの貢献になるだけでなく、自分たちもお得だったり、経費削減になったりします。個人や企業でリユースに取り組むには、具体的に何をすれば良いか解説します。
個人でのリユース方法
個人で取り組めるリユースには、他の人にあげる、売る、または、他の人からもらう、買う、などがあります。
友人・知人にあげる、もらう
日本では、昔からリユースの取り組みをしてきました。兄弟姉妹や親せきで、年上から年下にゆずる、いわゆる『お下がり』です。現代では兄弟姉妹が少ない家庭も多く、家族間だけでなく、友人や知人にあげる、または、もらうことで不要品も活用できます。子供はあっという間に大きくなり、衣類が傷む前にサイズアウトしてしまうことも多いでしょう。友人や知人に譲ったり交換したりすると、ゴミを減らしながらコミュニケーションのきっかけにもなります。
リユースショップの利用
リユースショップは、中古品の販売、買取を行うお店のことです。リサイクルショップとも呼ばれます。家庭で不要になった衣類やおもちゃ、ベビー用品などを買取ってもらった経験のある人も多いでしょう。買取価格はけして高くはないケースが多いものの、ブランド品でなくても買取ってくれることから、広く人気があります。定期的に足を運んで、欲しい物を探すのも楽しみになります。
フリーマーケットやバザーに出品
フリーマーケットやバザーでは、次に使う人の顔が見え、好きな値段をつけて販売できることがメリットです。駅前や公園、学校などで開催されるフリーマーケットの開催情報は、地域の広報誌やインターネットなどで入手できます。出店や出品には費用がかかる場合もあるため、事前に要項を確認しましょう。
インターネット上のフリマやオークション
手間や時間をかけたくない人は、インターネット上のフリーマーケットやオークションサイトの利用が便利です。あらかじめ登録しておけば、どこに住んでいても利用でき、本名や住所を知らせずに取引することもできます。出品も簡単で、不用品の写真を撮って説明分を書き、値段をつけるだけです。梱包や出荷には少し手間がかかりますが、短時間で行える作業です。
企業でのリユース方法
企業で取り組めるリユースには、不用品をほかの場所で再利用したり、買取してもらったり、中古品を購入したりなどがあります。
別の部署、別の箇所で使う
オフィスのデスクやチェア、収納、パーテーションなどは、不特定多数が使うことが前提とされ、丈夫な素材で頑丈に作られています。その部署では不要になっても、別の部署で欲しがっていたり、別の箇所で使えたりと、用途を変えて再利用できます。
買取・引取りを依頼
不要になったオフィス什器やパーテーションは、買取や引取りが依頼できます。なかでも、会議室や更衣室などの壁にしていた施工型パーテーションの場合、まず、解体工事が必要です。電動ドライバーなどを利用すれば、自分たちでの解体も不可能ではありません。しかし、壊れたり、傷つけたりすると再利用できません。
中古品の購入
中古品の購入もSDGsへの貢献になります。オフィス什器やパーテーションは、スチールやアルミなどの頑丈な素材で作られているため、中古品と言っても見た目や性能は大きく変わりません。買取や引取り後に、きれいにクリーニングされるため、汚れも目立ちません。見た目や性能に遜色がないのに、値段が安いことがメリットです。一方デメリットは、希望の時期に必要な個数が揃わない場合もあることです。中古品購入は、早めに検討しましょう。
将来、再利用できる製品を購入
新品を購入するときは、将来再利用ができる製品を購入しておけば、SDGsに貢献できます。たとえばオフィス什器を選ぶ際、汎用性のある同じサイズで揃えたり、標準的なカラーを選んだりすると、買取や引取りを依頼しやすくなります。また、オフィスで壁を作る際は、移設ができる施工型パーテーションを選ぶとリユースできます。
パーテーションのお得なリユースプラン【SDGs保証】
パーテーションをお得にリユースするには、購入する時点で、再利用しやすいパーテーションを選ぶのがコツです。リユースに向いているパーテーションの種類と、パーテーションをお得に再利用するための当社のリユースプラン【SDGs保証】について解説します。
リユースしやすいパーテーションとは
施工型パーテーションには次の3種類があります。
- アルミパーテーション
- スチールパーテーション
- ガラスパーテーション
3種類のなかで、リユースに向いているのは、アルミパーテーションとスチールパーテーションです。ガラスパーテーションも引取りは可能ですが、再利用の困難なケースが多くなります。アルミパーテーションやスチールパーテーションなら、再利用可能な部材が多く、資源の有効活用ができます。
リユースプラン【SDGs保証】とは
リユースプラン【SDGs保証】で新規のパーテーションをご購入いただいた場合、将来移転などになった場合でも、撤去費用が無償になります。当プランをご利用いただければ、新品購入でも、将来リユースをしてSDGsに貢献できます。
●プラン内容
当店のリユースプラン【SDGs保証】をご利用し、新品のパーテーションを新設されたお客様は、移転する際や、パーテーションが不要になった際に、無償で解体やお引取りをしてリユースいたします。お得なだけでなく、廃棄量を減らすことでSDGs(カーボンニュートラル、リユース)への貢献につながります。
●対象者
当店で新品パーテーション工事を発注されるお客様
●対象のパーテーション
アルミパーテーション、スチールパーテーション
●プランの有効期限
パーテーション工事契約書締結から5年以内
●対象エリア
関東圏内
リユースプラン【SDGs保証】利用時の参考例3パターン
当社がご用意するリユースプランでは、費用がどれくらいお得になるのか、参考例を3パターン解説します。
〈参考例1〉
オフィス移転のケース① → 移転先へのパーテーション移設工事費用が10%OFF
例)パネル5枚 ドア1枚で通常価格 99,000円 → 89,100円になるプラン
〈参考例2〉
オフィス移転のケース②→ 当社から新オフィス用のパーテーションを購入すると、既存パーテーション(当社より購入製品)は無償で解体・搬出・運搬・引き取り
例)一般的にかかるお客様負担額 5万円 → 無償になるプラン
〈参考例3〉
廃業や事務所の縮小でパーテーションが不要になるケース → 既存パーテーション(当社での購入製品)は無償で解体・搬出・運搬・引き取り
例)一般的にかかるお客様負担額 5万円 → 無償になるプラン
お得なパーテーションリユースプラン
当社オフィスボールでご用意しているパーテーションリユースプラン【SDGs保証】をご利用いただく参考例3パターンを一覧にまとめました。パーテーション工事をご検討の際に、参考にして下さい。
オフィスボールのパーテーションリユースプラン【SDGs保証】の参考例 | |||
参考例 | 参考例1 オフィス移転① |
参考例2 オフィス移転② |
参考例3 廃業、縮小など |
ケース | オフィス移転に伴ってパーテーションも移設し、自社でリユースする場合 | 移転先にパーテーションを新設し、既存パーテーションが不要になる場合は、当社が無償で解体・引取りをしてリユース | 将来、廃業や事務所の縮小などでパーテーションを使わなくなった場合でも、当社が無償で解体・引取りをしてリユース |
お得になる費用 | 例)パネル5枚、ドア1枚の移設工事費用99,000円が89,100円に! (10%OFF) |
例)パネル10枚まで約5万円 (パネル11枚以上なら10万円~)の撤去費用が無償 |
例)パネル10枚まで約5万円 (パネル11枚以上なら10万円~)の撤去費用が無償 |
対象者 | 当店購入のパーテーションをお使いで、移転先へ移設されるお客様 | 当店購入のパーテーションをお使いで、移転先に新たにパーテーションを設置されるお客様 | 当店購入のパーテーションをお使いのお客様 |
対象 パーテーション |
アルミパーテーション(新品) スチールパーテーション(新品) |
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プラン有効期限 | パーテーション工事契約書締結から5年以内 | ||
対象エリア | 関東圏内 |
2023年7月現在
リユースでSDGsに貢献!お得なパーテーション再利用方法とは【まとめ】
今回は、リユースでSDGsに貢献する方法をご紹介し、オフィスパーテーションをお得にリユースできるプラン【SDGs保証】についても解説しました。SDGsは、世界が抱える諸問題を解決し、持続可能で住みやすい地球を目指す共通目標です。SDGsには17のゴールと169のターゲットがあります。なかには個人や企業がすぐに取り組めるものもあり、その1つがリユースです。リユースによってSDGsに貢献でき、また、自分たちにとってもお得になるケースが多いと言えます。パーテーションなど、大きな物の廃棄量を減らせると、効果も大きくなります。持続可能な方法を選び、自分たちに出来ることでSDGsを推進しましょう。