オフィスの壁として欠かせない存在の施工型パーテーション。オフィスのレイアウト変更を検討している場合、パーテーションの価格が気になる方は多いのではないでしょうか?パーテーションは、パネル1枚7400円から購入可能です。今回はパーテーションの価格と施工にかかる費用、施工するメリットを紹介していきます。
パーテーションの価格は?
オフィスボールでは、幅900mmの中古パーテーション1枚あたり7400円から選べます。パーテーションの価格は材質の違いなど、種類によって大きく変動します。具体的なパーテーションの価格は以下の通りです。
パーテーションの種類 | パネル1枚当たりの費用目安 |
中古アルミパーテーション | 7400円~ |
中古スチールパーテーション | 12400円~ |
アルミパーテーション | 12000円~ |
ガラスパーテーション | 14000円~ |
スチールパーテーション | 22500円~ |
パーテーションの施工費用の目安は?
パーテーションを施工するには、本体価格に加えて施工費用がかかります。施工費は材料費以外で工事にかかる費用のことです。直線距離3.6mほどの壁を幅900mmの中古アルミパーテーションで間仕切りをおこなう場合、パネル4枚で29600円~+設置費用などが発生します。パーテーションは、設置したい場所の全長にあわせたパネルのカットも可能です。
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パーテーション施工費用の内訳は?
パーテーションの工事費用
パーテーション工事ではまず、パーテーションを室内に取りつける工事費用が必要です。工事日数や必要な作業員数、複雑な作業が必要になるかなど、工事の内容次第で大きく変動する可能性があります。追加料金の有無など、施工業者とすり合わせをおこないましょう。
運搬費がかかる
パーテーションはパネルやレールなど、比較的大きく重量のあるパーツでできています。工場から設置場所まで運搬するには、トラックでの運搬、現場で荷揚げをおこなう作業員が必要です。広い範囲にパーテーションを設置する場合は、より高い運搬費、日数が必要になる可能があります。
デザインや設計費が必要
使いやすくおしゃれなオフィスをつくるには、オフィスのレイアウト設計が必須です。オフィスのデザインや設計を決めるときには、デザイン費や設計費がかかるケースもあります。
廃材処理費がかかる
パーテーション工事時には、廃材処理に費用がかかります。既存のパーテーションがある場所に新規パーテーションを設置する場合、まず既存パーテーションの撤去が必要です。新規のパーテーション施工の場合でも、カットして余ったパネルなど、廃棄物が発生するケースもあります。
パーテーションの施工費を安く抑えるには?
中古品を利用する
パーテーションを安く施工したい場合には、中古品の利用がおすすめです。オフィスボールでは中古パーテーションを1枚7400円から取り扱っています。とくにパーテーションを用いて大きな部屋をつくる、長い廊下の壁を作成する場合、価格差が顕著に現れるでしょう。
≫ 中古のパーテーション工事とは?組み合わせの例や参考費用も紹介
既存パーテーションの移設をおこなう
レイアウト移転を検討している場合は、既存のパーテーションを用いると安く工事をおこなえます。パーテーションは取り外して移設できるため、材料費を削減可能です。オフィス内で部屋のレイアウトを変更する、オフィスの引越しをおこなう場合は、既存パーテーションを移設できないか検討してみましょう。
施工型パーテーションのメリットは?
工事期間が短い
パーテーションを用いるメリットの1つは、工事期間の短さがあげられます。工事期間は最短で1日から2日です。施工型のパーテーションはあらかじめ完成したレールやパネルを取りつけるため、工事工程が少なく、短期間での施工を可能にしています。施工型パーテーションと同じく、オフィスでよく見かける軽鉄ボードを使った造作壁は、完成までに1週間以上かかるケースが多いです。
価格が安い
価格を安く抑えられることもパーテーションの強みです。特にアルミパーテーションは幅900mmの不燃パネルが1枚7400円から購入できます。取り付けに必要な施工日数も造作壁に比べて短く、人件費を抑えられるなど、施工費を安くすませることが可能です。新設の間仕切りを考えている場合は、施工型パーテーションを使用することで費用を抑えられるでしょう。
デザインが豊富
施工型パーテーションはデザインが豊富にあるため、オフィスの雰囲気にマッチした理想の間仕切りを選べます。シンプルな見た目のアルミパーテーションや、高級感のあるスチールパーテーション、透明感を演出できるガラスパーテーションなど、材質の違いから選択可能です。カラーもシンプルな白や黒、気持ちが落ち着きやすい木目調など、オフィス内装にあったものを探せるでしょう。
3種類のパーテーションと施工例を紹介
メリット | デメリット | |
アルミパーテーション | ・価格が安い
・種類が多い ・軽い |
・遮音性が低い
・耐久性が低い |
スチールパーテーション | ・遮音性が高い
・不燃性 ・重厚感がある |
・価格が高い
・施工期間が長い |
ガラスパーテーション | ・開放感がある
・遮音性がある |
・人目が気になる
・割れることがある |
安価で購入できるアルミパーテーション
アルミパーテーションのメリット・向いている施工例
アルミパーテーションは、パーテーションの中でも格安で購入できます。低予算で間仕切りを設置したい場合には最適です。種類も豊富にあり、安価でおしゃれな内装を演出できます。アルミでできているため、重量が軽い点も魅力のひとつです。パネルなどの部材が軽いと、搬入作業や施工時の負担が少なく、短い期間で工事が終わります。工期が長いと、オフィスが使えない、工事の音で仕事に集中できないなど、日々の業務に影響する可能性があるでしょう。
アルミパーテーションのデメリット
アルミパーテーションは遮音性が低いというデメリットがあります。パネルの厚みが薄いため、スチールパーテーションと比較すると遮音性が低いです。ミーティングルームや来客のある部屋など、遮音を必要とする空間への利用は不向きでしょう。アルミパーテーションはパネルの継ぎ目が隠れない商品が多く、目立つ可能性があります。一方で、シンプルな見た目をしているので、どんな内装にも合わせやすいといった強みもあります。
頑丈で重厚感のあるスチールパーテーション
スチールパーテーションのメリット・向いている施工例
スチールパーテーションの強みは、他のパーテーションより頑丈な点です。スチールでできているため、耐久性に優れます。また、スチールでできているので、不燃性も高いです。オフィス内で火災が発生した場合でも燃えにくく、安全性の高いパーテーションと言えます。
外観は支柱がパネルで隠れるため、継ぎ目が目立ちにくいです。スチールならではの重厚感があり、スマートでかっこいい雰囲気を演出できます。
スチールパーテーションのデメリット
スチールパーテーションは、アルミパーテーションより高価です。少額で工事をおこないたい場合には、不向きと言えるでしょう。また、重量が重いため、搬入や設置に手間がかかります。施工期間はアルミパーテーションより長くなるケースもあります。
広々とした空間を演出できるガラスパーテーション
ガラスパーテーションのメリット・向いている施工例
ガラスパーテーションは壁全面が透明なため、開放感を演出できます。広々とした部屋で仕事をしたい、オフィスを広く見せたい場合には、ガラスパーテーションの利用がおすすめです。ガラスパーテーションは耐久性が高い点も魅力と言えます。長期間同じパーテーションを利用できるため、交換など、メンテナンスの必要がありません。
ガラスパーテーションのデメリット
ガラスパーテーションは開放感がある反面、外からの視線が気になるケースがあります。人目が気になると作業に集中できないなど、生産性が下がる可能性もあるでしょう。人目が気になる場合には、目の高さに曇りガラス調のシートを施工するのがベストです。
施工型パーテーションの価格と工事費用、施工例を紹介【まとめ】
今回は施工型パーテーションの価格を中心に紹介してきました。施工型パーテーションの最安値は、幅900mmの中古パーテーション1枚あたり7400円です。パーテーションの施工には、パーテーションの本体価格に加えて施工費用がかかります。パーテーションを施工する場合は、施工費用と材質による特性を考慮し、適切なパーテーションを選びましょう。