今回は店舗用パーテーションの種類や素材、選び方を詳しく解説していきたいと思います。
店舗用パーテーションのニーズを考える
店舗と言っても、どのような業種でどのようなサービスを提供するのかについては、その店ごとに異なります。
店舗用パーテーションを使うことによって、広い空間を区切って細かいスペースを作り出すことができますし、個別のサービスを提供する店舗にとっては、生産性アップにもつながるでしょう。
店舗用パーテーションには、様々な素材があります。
素材ごとに性質が異なるため、店舗用パーテーション素材を選ぶ際には、使用用途やメンテナンスのことも考えながら選ぶことが必要です。
ポリエステル素材の店舗用パーテーション
ポリエステル素材のパーテーションは、布なので汚れたら洗濯機で丸洗いできるという特徴があります。
病院の大部屋などでは間仕切りとして使われることが多いパーテーションですが、店舗用パーテーションの場合には、美容院やサロンなどで利用されることが多い素材です。
ポリエステル素材は薬品にも強いため、美容院のように薬品が付着した場合でも簡単に洗い落とすことができますし、シワが付きにくいため、洗濯の後アイロンがけをする必要がないというメリットもあります。
ガラスの店舗用パーテーション
ガラス素材の店舗用パーテーションは、向こう側が見えるため、閉塞感がありません。
店舗用として使う場合には、狭い空間に店長執務室や応接空間を設けたい時などに利用することができますし、飲食店では調理の様子を利用客に見せるという目的でガラスのパーテーションを選ぶこともできます。
ちなみにガラス素材には、クリアで向こう側が見えるタイプ以外にも、すりガラスなどで向こう側が見えにくくなっているタイプもあります。
ポリカーボネート素材の店舗用パーテーション
プラスチックの中でも軽量で強度のあるポリカーボネートを使って店舗用パーテーションを作り出すこともできます。 ポリカーボネートという素材は、光を通すという性質があるため、空間の明るさを維持できます。
目隠しのためにパーテーションを使いたい時には、衝撃などにも強く、色やデザインが豊富なポリカーボネート素材がおすすめです。
ポリカーボネート素材には、クリアな色を選択することもできるため、ガラスのパーテーションの代用にすることは可能です。
しかし、ガラスと比べると表面の傷が目立ちやすいため、魅せるパーテーションの場合には、クリアは避けたほうが無難です。
アルミ製の店舗用パーテーション
アルミという素材は、金属の中ではコスト面がリーズナブルな上に軽量で加工しやすいという特徴があります。
ガラスなどと組み合わせることもできる他、色やデザイン面で凝ることも可能です。
アルミ素材は他の金属同様に遮音性がありますが、完全な防音空間を作ることは難しいというデメリットがあります。
そのため、防音のニーズがある空間づくりには適していないかもしれません。
スチール素材の店舗用パーテーション
耐熱性に優れているスチール素材で店舗用パーテーションを作ると、コスト面ではアルミよりも割高になりますが、高い防音性と耐熱性が期待できます。
特にスチールの耐熱性は優秀なので、冷凍室や冷蔵室など、温度管理が求められる空間づくりのパーテーションとしては、おすすめの素材と言えるでしょう。
店舗用パーテーション素材の選び方
店舗向けのパーテーションに使うことができる素材はたくさんあります。
それぞれの素材ごとに特徴やリフォームコストなどは異なりますし、仕上がりの見た目や雰囲気、店舗空間の明るさなども変わるでしょう。
そのため、店舗のリフォームを行う際には、まずパーテーションを使ってどのような空間づくりをしたいのかを考えたうえ、工務店などに相談しながら店舗空間を大切に、かつニーズを満たしてくれる素材を選びましょう。
最後に
いかがでしたでしょうか?
店舗用パーテーションにも様々な種類や素材がありますね。
この記事で少しでもお役に立てたのであれば幸いです。