看板印刷ならインクジェット印刷! 激安で製作できる秘訣とは?

看板は店舗の案内板として欠かせない存在です。プレートや旗状など種類の豊富な看板ですが、どれも印刷によって製作されているケースが多くあります。印刷方法などを把握しておくと、コストを抑えて理想の看板を製作することも可能です。当記事では、看板の印刷方法や種類、安く製作するコツを中心に解説していきます。

 

看板屋の印刷方法は?

看板の印刷方法は主にインクジェット印刷、シルクスクリーン印刷の2種類です。順番に特徴を解説していきます。

 

フルカラー可能なインクジェット印刷

インクジェット印刷の特徴

インクジェット印刷は、看板をフルカラーで製作したい場合にぴったりです。グラデーションがある、細かいロゴがあるなど、複雑なデザインもきれいに出力することができます。また、屋外設置用の看板を作る場合には、溶剤インクでの印刷が欠かせません。溶剤インクは溶剤で染料を溶かして作っているので、水に影響されにくく、高い耐候性があります。加えてUVカットラミネート加工された看板は、紫外線によって劣化するのを防ぐことが可能です。

 

インクジェット印刷の工程は?

汎用性の高い看板が作れる、インクジェット印刷の作業工程は、大きく分けて4ステップです。

 

  1. 製作したい看板のデータを入稿
  2. 専用のプリンターを使って、塩ビシートや合成紙に看板を印刷
  3. 印刷した看板にラミネート加工を施す
  4. アルミ複合板などのプレートに、印刷した看板を貼り付けて完成

 

大量生産はシルクスクリーン印刷

シルクスクリーン印刷の特徴

シルクスクリーン印刷では、同じ看板を多く作るほどコストが安くなります。シルクスクリーン印刷は、看板の配色ごとに型を作って印刷する方法です。型が使いまわせる同じデザインの看板を作る場合、コストが抑えられます。また、型によって塗り分けをおこなうため、色の数が比較的少ない看板デザインへの使用が最適です。駐車場の看板や、単色の店舗ロゴなどを大量に生産したいという方は、シルクスクリーン印刷による製作を検討してみて下さい。

 

シルクスクリーン印刷の工程は?

シンプルなデザインの看板を大量に生産したい場合に向いている、シルクスクリーン印刷の工程は大きく分けて3ステップです。

 

  1. 看板のデザインを参考に、色ごとの型を作る
  2. 看板プレート(アクリル板、アルミ複合版、フィルムなど)に製作した型への焼き付け
  3. インクを準備して、1色ごとに印刷していき完成

 

看板の種類・設置場所を紹介

世の中には様々な種類の看板が存在し、向いているシチュエーションが違います。まずは6種類の看板がマッチしている設置場所を、表で紹介していきます。

 

看板の種類 おすすめの設置場所 看板ごとの強みは?
プレート看板
  • 店名看板
  • 駐車場の案内板
  • 遠くからも目立つ。
  • 高い耐候性がある。
スタンド看板
  • お店の前
  • 店内
  • 道案内用の看板
  • 場所の移動が簡単にできる。
  • 人目につきやすい場所でおすすめが紹介できる。
ガラスシート看板
  • 広いガラス面
  • 窓を有効活用できる。
  • 外からの目隠しになる。
マグネットシート看板
  • 鉄の店名看板
  • 店内スチール製品
  • 脱着できる。
  • フルカラーに対応している。
カッティング シート切り文字
  • 店名看板
  • 店内インテリア
  • 貼るだけで簡単に施工できる。
  • 複雑なカットが容易。
  • 印刷じゃないから色むらがない。
のぼり看板
  • お店の前
  • 店内
  • 場所の移動ができる。
  • 高さがあり目立つ。

 

上記では、大まかな看板の使いどころと強みについて紹介してきました。ここからは表で紹介した看板の具体的な特徴を解説します。

 

プレート看板は入り口に最適

プレート看板

プレート看板は、お店の入り口へ店名を取り付けるのにぴったりな看板です。入り口の上部に大きく店名が入った看板を取り付けると、遠くから見たときに分かりやすく、周囲の人からの認知度も上がります。また、店舗などのプレート看板を製作する際は、プレート本体にアルミ複合板の利用がおすすめです。アルミ複合板は、樹脂でできたボードを薄いアルミの板で挟んで作られています。樹脂の重量は軽いため、大型の看板製作も可能です。樹脂を挟んでいるアルミは、高い耐候性を持っているので、屋外の利用に最適な素材と言えます。

 

看板としての役割を果たす表面には、インクジェット印刷で出力したシートを貼るのが一般的です。インクジェット印刷は細かなサインも印刷できるので、こだわりある看板の製作ができます。

 

移動が楽なスタンド看板

スタンド看板

スタンド看板の強みは、置く場所を自由に変えられることです。お店のメイン看板は、正面から見ないと分かりづらいものもあります。置き方次第で横から見やすくなるスタンド看板を使えば、メイン看板の弱点をカバー可能です。お店の案内や今日のおすすめなど、アピールしたいポイントをまとめて、店舗前の道路やお店から少し離れた場所に立てると、集客につながります。

 

スタンド看板には、ボード面に印刷したポスターを貼り付けるタイプと、ポスターを入れ替えできるタイプがあります。お店の名前など、ずっと同じ内容でいいものは貼り付けタイプ。逆に、おすすめメニューや道案内の看板は、ポスター入れ替え式が向いています。

 

印刷したポスターを使わないスタンド看板で便利なのが、黒板式やホワイトボード式です。簡単に書き換えられるので、日替わりメニュー用に最適と言えます。黒板は手書きならではの味が楽しめるのも特徴で、カフェやレストランをおしゃれな雰囲気にすることが可能です。

 

ガラスシート看板で窓を有効活用

看板には、窓ガラスなどのガラス面を有効活用できるガラスシートタイプもあります。ガラスシートの看板は、窓へ貼るフィルムにロゴをプリントしたものです。店舗の入り口がガラス扉である、窓が多い部屋を借りているという場合は、施工するのに最適でしょう。また、施工するシートの材質の違いによって、光を室内へ通す、通さないの選択ができます。光を通すタイプは、ロゴを印刷した場所も同じ効果を発揮することが可能です。

 

窓用シートは、屋外から貼れるタイプと室内専用のタイプがあり、状況に合ったものを選ぶ必要があります。例えば、既存窓がすりガラスの場合は内側からシートを貼ってしまうと、ぼやけて見えにくいため、外貼りがぴったりです。他にも、階層が高い場所にある窓は、室内から貼ると簡単に施工できるなどのケースもあります。

 

鉄に貼れるマグネットシート

マグネットシートは鉄にピタッとくっつくため、看板として幅広い利用が可能です。例えば、車にサインを取り付けたいときは、ロゴを印刷したマグネットシートを貼るだけで完了します。マグネットなので簡単に取り外し、位置変更もできて便利です。脱着できるロゴによって、1台の車を仕事とプライベート両方で使えるようになります。

 

また、店舗などにある鉄製プレート看板が劣化して、文字が消えてしまった場合にもマグネットシートは活躍します。カットが容易なため、欠損してしまった文字と同じ形に加工して、貼りつけることが可能です。インクジェット印刷を使えばフルカラーで作れるので、既存看板に合わせることができます。

 

カッティング シートで切り文字看板

カッティングシートを使うと、簡単に切り文字看板を製作できます。カッティングシートは、ハサミなどで形を切り取り、裏紙をはがして貼り付けできるシール状のシートです。カッティングシートでの看板製作は、シートに印刷するのではなく、元々色の付いた商品を使います。ロゴをプリントしないため、色むらができてしまう心配がありません。

 

≫ 看板制作ならカッティングシート!シート価格や施工費用を解説

 

カッティングシートの切り文字看板は使いどころがたくさんあります。例えば、お店のプレート看板にロゴを貼る、ガラス面に営業時間の表示、室内のごみ箱にピクトグラムとして利用するなどです。室内用と屋外用があり、室内用は簡単に剥がせてシール跡が残りにくい、屋外用は強力な糊によって雨風をしのぐことができるというように、糊の強さに違いがあります。ただし、屋外用の耐久性は4〜5年程度のものが多いです。

 

のぼり看板はお店の定番

のぼり看板

お店の広告には、のぼり看板が欠かせません。のぼり看板は広告の書いてある長方形の布を、棒に取り付けて固定したものです。移動させられるため、人目に付きやすい道路沿いなどに設置して、お店をアピールできます。スタンド看板に比べて高さがあり、風が吹くとひらひらと動くため、遠くからでも目立ちやすいです。

 

のぼり看板は、本体の布に広告を印刷することで製作されます。印刷方法は主に2種類あり、看板の色が2色程度でデザインが文字だけなど、比較的シンプルなデザインならシルクスクリーン印刷が最適です。反対に写真を使ったデザインなど、複雑なものはインクジェット印刷を使います。どちらも溶剤インクによる印刷なので、雨による影響を受けにくく、屋外の利用が可能です。

 

激安で印刷看板をつくるポイント3選

看板の製作費を抑えるには、3つのコツがあります。

 

  • 原稿を用意
  • 安い看板を利用
  • 耐久年数の短い看板

 

激安で製作するポイントを順番に紹介していきます。

 

原稿を用意しておく

看板製作費をなるべく安くしたい場合は、あらかじめ原稿を用意しておくことがおすすめです。業者は看板を製作する際に、いくつかデザイン案を用意することがあります。既存ロゴがあると、一からデザインする必要がなくなるため、デザイン費を削ることも可能です。原稿がある場合は業者へ依頼する際、データをメールなどで送っておくと話がスムーズに進みます。

 

≫ 看板デザインのポイントは? 看板製作のおすすめ例をご紹介

 

値段の安い看板を使う

取り付ける看板の値段を抑えることで、コストの削減が可能です。業者にいつくか材料を提案してもらい、状況にあった安いものを選びましょう。ただし、屋外に設置する看板は耐候性を高めるためラミネートが必須です。費用を削りたいからと言って、ラミネート加工の工程をしないよう業者に依頼するのは禁物と言えます。

 

また、看板は製作費用の他に、施工費、運搬費などの費用がかかります。例えば、大型のプレート看板などは、取り付けるために足場を組む、重機を必要とする、工場から現場までの運搬をトラックでおこなうなどです。看板本体の値段以外に、かかる費用があることを頭に入れておく必要があるでしょう。

 

大きな窓がある店舗では、大がかりな運搬を必要としないシート看板を利用すると、費用が安く抑えられます。さらにスタンド看板は置くだけなので、ほぼ本体の製作費しかかかりません。

 

耐久年数の短い看板を選ぶ

イベント会場などで看板を利用したい場合は、耐久年数が短い看板を選ぶとコストを抑えることが可能です。耐久年数が短い印刷看板は、中〜長期利用の看板に比べて値段が安い傾向があります。1週間程度のイベントに看板が欲しい、一時的な道案内の標識を作成したいなどのときには、短期利用を目的とした看板を利用しましょう。

 

看板印刷ならインクジェット印刷! 激安で製作できる秘訣とは【まとめ】

看板を印刷する際にはフルカラー対応のインクジェット印刷、シンプルなデザインの量産に最適なシルクスクリーン印刷の2つの方法があります。また、看板は種類ごとに得意な設置場所が決まっているため、状況に合ったものを選んで使いましょう。激安で看板を製作したいという方は、まずオフィスボールへご連絡ください。

 

≫ サイン工事とは?オフィス内看板の種類や取り付け例を紹介!

 

 

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