看板製作の流れや費用は? お店のデザイン看板は種類選びが重要

お店をアピールするのに欠かせないのが看板です。新しく出店を考えている方は、店名ロゴの入った看板の製作を検討されているのではないでしょうか? 一方で看板には種類があり、費用も様々で、どれを取り付ければ効果的か迷ってしまうこともあるかと思います。そこで今回は、看板の種類や費用、製作の流れをご紹介します。

 

看板デザイン・製作には種類の把握が必須

看板を取り付ける際は、設置場所で1番広告効果を発揮するタイプを選ぶ必要があります。そのためには、看板の種類ごとの特性を知ることがマストです。今回は店舗でよく使われる6タイプの看板を紹介していきます。

 

お店の入り口には丈夫なプレート看板

プレート看板

お店の入り口には、店名をアピールできる大きなプレート看板の取り付けがマストです。プレート看板を取り付けることで、何のお店なのかを通行人に伝えられます。お店の入り口に取り付ける店名看板は、分かりやすいデザインがおすすめです。複雑なデザインにする、情報をたくさん盛り込むと分かりづらい看板になってしまいます。遠くから見ても分かるよう、店名だけなどシンプルなものが理想的です。

 

お店の入り口に取り付けるプレート看板は、耐候性の高いアルミ複合版でできたものがベストです。アルミ複合板は樹脂素材のボードを、薄いアルミで挟んで製作されます。中央の素材が樹脂のため軽く、アルミは雨に強いため高い耐久性を持たせることが可能です。看板の表面には溶剤で印刷されたシート状の広告を貼ります。溶剤インクで印刷するため、水に溶けることがありません。さらに、インクジェット印刷を使えば、写真などのフルカラー印刷もできるため、理想の広告が作れるでしょう。印刷されたシートは、UVカットラミネート加工を施すことで、紫外線による劣化防止の効果を持たせられます。

 

移動ができる看板は広告にうってつけ

移動看板

看板の中には、移動して設置できるタイプの看板があります。移動式の看板を使うと、より多くの人に広告を見てもらえる機会を生み出すことが可能です。今回は便利なスタンド看板・のぼり看板の2つを紹介していきます。

 

スタンド看板はおすすめ紹介に最適

移動ができるスタンド看板は、通行人の目を引くのにうってつけの看板です。置き場所を自由に決められるため、お店の前の道路脇にセットしてアピールすることができます。スタンド看板には本日のおすすめなど、目玉商品を掲示すると通行人の目を引けるでしょう。

 

スタンド看板には、中吊りタイプや黒板タイプなどがあります。中吊りタイプは、印刷した用紙を取り替えることで当日のおすすめに合わせた広告に変身させることが可能です。プラスチックのカバーがついているものは雨で中の用紙が濡れるのを防ぐことができるため、屋外利用に丁度いいでしょう。黒板タイプは簡単に書き換えができ、見た目もおしゃれなためレストランなどにうってつけです。ただし、チョークを使うため、粉がつく、雨に弱いという弱点があります。

 

のぼり看板は遠くからも目立つ

移動できる看板には、旗状ののぼり看板もあります。のぼり看板は、スタンド看板と比べて高さがあり、より遠くから目立ちやすいのが特徴です。長方形の布と棒でできており風でひらひらと動くため、アピール力があります。お店の前に並べると、近くの歩行者や車へのいい広告になるでしょう。

 

また、のぼり看板はインクジェット印刷を使えば、写真などのフルカラー印刷に対応可能です。飲食店ではメニューの写真を印刷するなど、幅広いデザインの看板に使えます。また、溶剤を使ったインクジェット印刷なら、雨の日に色落ちする心配もありません。

 

おしゃれな木製看板もおすすめ

こだわりの看板を作りたい方は、木製看板がぴったりです。木製の看板は独特の高級感や味があります。木製看板の種類は、プレート看板やスタンド看板、立てかけ式の看板など様々です。店名の入ったプレート看板、立てかけ看板は飲食店の入り口にセットするのに最適と言えます。木の形は加工によって調節できるので、唯一無二のお店の顔を作ることが可能です。また、木製のスタンド看板はカフェやレストランの店内に設置するのにぴったりと言えます。木は経年変化するため、長いこと使い続けると味わい深い逸品になるのも魅力です。

 

夜に目立つカラフルなネオン看板

ネオン看板

居酒屋などが立ち並ぶ繁華街にお店を出す場合には、夜に目立つカラフルなネオン看板の取り付けが最適と言えます。ネオン看板はガラス菅でできており、ガラス管へガスを入れて通電することで発光するサインです。充填するガスの種類や、ガラス管への着色によって色を変更することもできます。

 

一方最近では、ネオン看板と同じような見た目のLEDネオン看板が人気です。従来のネオン看板は高電圧を使わないと発光しないという欠点があります。高電圧だと感電してしまうリスクがあるなど、安全性に欠ける可能性が高いです。しかし、LEDネオン看板なら感電してしまう危険性はありません。加えて月額の電気代が抑えられる、耐久年数が長いなどの点でも従来のネオン看板より長けています。色の調節も簡単にできるため、今からネオン看板を導入する場合は、最新のLEDネオン看板がいいでしょう。

 

ガラス面を利用したシートタイプ

ガラスシートタイプ

看板にはガラス面に貼れるシートタイプが存在します。大きな窓がある店舗では、シートタイプの看板を用いるのがうってつけです。お店の名前や営業情報などをデザインしたシートを窓に貼りましょう。2階に店舗を構えているなど、プレート看板がつけられないときにも、窓に店名を貼ることで通行人へアピール可能です。また、インクジェット印刷を使えばシートにフルカラーでロゴを印刷することができ、複雑な配色のものでも作成できます。費用もプレートタイプなどに比べると安く抑えることができるでしょう。

 

ちなみに、シートタイプは広告効果だけでなく、目隠しとしても効果的です。色のついたシートを窓に貼ることで、外からの視線を遮ることができます。外から見られて集中できないといった店舗では、目隠しも広告もできるシート看板の導入を検討しましょう。

 

切り文字看板は材質がいろいろ

切り文字

簡単に施工できるカッティングシート看板

切り文字の中でも簡単に施工できる看板の1つがカッティングシートです。裏面に糊の付いたシールタイプのシートで、カットが容易にできるため、看板のロゴづくりではよく使われます。カッティングシートは裏面についている糊の強さを選ぶことが可能です。例えば強力な糊を用いているシートは屋外使用に向いており、お店入り口に取り付ける店名プレート看板に使用できます。一方で糊の弱いものは、剝がれやすいため屋外利用には不向きです。しかし、糊の跡が残りにくいというメリットがあり、屋内のインテリアや壁に貼っても傷つけずに剥がすことができます。また、カラーも豊富にあるため、イメージ通りの看板を作ることができるでしょう。

 

厚みのある立体的な切り文字看板

切り文字看板には、立体的に浮き上がらせることのできる種類があります。材質はステンレスや樹脂製のカルプなどが一般的です。ステンレス製の切り文字は耐久性が高いため、屋外の利用にぴったりと言えます。金属のかっこいい色合いや、上から塗装を施してカラーをつけるなど、幅広いイメージに対応した仕上がりにすることが可能です。また、カルプ切り文字は発砲ウレタン樹脂から作られる切り文字看板で、厚みを出せるのに軽いという特徴があります。耐候性も高く、屋外の店名プレート看板への貼り付けなどにもうってつけです。重量が軽く、ボンドや両面テープのみで設置できるので、壁に穴をあける必要がありません。ただし、折れてしまう危険性があるため、細いロゴの製作には向いていないと言えます。

 

看板を製作する流れは?

看板を製作する流れは大きく分けると5工程です。

 

  1. 問い合わせ
  2. 見積もり・現地調査
  3. デザインの提案
  4. 看板製作
  5. 現場にて取り付け

 

➀問い合わせ

看板を製作したいと思ったら、まずは業者へ連絡しましょう。連絡は電話やメールでおこなえます。伝えることは、どこに設置したい看板なのか、納期はどのくらいの余裕があるのかです。看板にはたくさんの種類があります。もし、取り付けたい種類が決まっていない場合は、どの看板がおすすめかなどもプロへ確認しましょう。プラスαで使える予算を伝えることや、現地調査に赴ける日程調整ができるとベストです。

 

サイン工事
サイン工事ならオフィスボールへサイン工事の提案・製作・施工までワンストップサイン工事は、看板を作成する専用の機械を自社で用意しており、かつ熟練した職人がいる業者へ依頼することをおすすめします。看板制作をする専用の機器を導入して、熟練の技術者...

 

②見積もり・現地調査

問い合わせをしたら、見積もりを作成してもらいましょう。問い合わせ後の見積もりは大体の見積もりで、追加の工事などで変動することがあります。また、現地で採寸などをおこなう現地調査も必要です。

 

③デザインの提案

次に看板のデザインを決めます。業者が作成したデザイン案を見ながら最適なものを選びましょう。もし看板に使用したい既存ロゴがある場合は、あらかじめ業者へ連絡しておくといいです。複雑な色使いの既存ロゴでも、インクジェット印刷を用いれば、高クオリティで看板へ反映することができます。

 

④看板製作

デザインが決まったら、工場で看板を製作します。製作期間は看板の種類によって異なることも多いです。

 

⑤現場にて取り付け

看板が出来上がったら、現地へ搬入して取り付け作業です。取り付け方法は看板の種類によって大きく異なるため、必要日数や騒音が出るかなどを業者へ確認しておくといいでしょう。取り付けが終わり、引き渡して完了です。

 

製作の費用はどのくらいかかる?

看板の種類によってコストは様々

看板製作にかかる費用は、種類や大きさごとに大きな差があります。今回は3種類の看板取り付けにかかる費用を紹介します。

 

看板の種類 費用目安
プレート看板 15万円以上(サイズなどによって大きく変動)
シートタイプの看板 5万円程度(サイズなどによって大きく変動)
ネオン看板 5~10万円程度(サイズなどによって大きく変動)

 

かかる費用の内容は?

看板製作にかかる費用は、看板を作る「製作費」以外にも必要です。主にかかる費用の内容について見ていきましょう。

 

かかる費用 内容
デザイン費 看板デザインの作業で発生する費用です。過去に作ったロゴのデータなど、既存のものがあると費用を抑えられることもあります。
製作費 看板を工場で製作する費用です。看板の種類によって相場が大きく異なります。
施工費 看板を現地で取り付ける費用です。シートタイプなど手間がかからないものだと安く抑えられます。
運搬費 現場に看板を運び入れる費用です。大型のプレート看板などは、トラックや作業員の手配などが必要になることもあります。

 

看板作製の依頼は専門業者へ

看板の取り付けは専門業者へ依頼するのがベストです。シートタイプや切り文字看板は、素人でも取り付けができそうだと思う施工もあります。しかし、失敗してしまうと材料費が無駄になる、設置面が傷ついてしまうなどのリスクがあります。看板の取り付けは経験豊富なプロに頼むのが安心です。

 

看板製作の流れや費用は? お店のデザイン看板は種類選びが重要【まとめ】

看板製作は設置場所に合った看板を選ぶことが必要です。宣伝効果やデザインなどを考えて、お店に合ったものを選択しましょう。また、製作費は看板の種類や規模によって大きく変動します。看板を作りたいと思ったら、まずはオフィスボールへお気軽にご連絡してください。

 

サイン工事
サイン工事ならオフィスボールへサイン工事の提案・製作・施工までワンストップサイン工事は、看板を作成する専用の機械を自社で用意しており、かつ熟練した職人がいる業者へ依頼することをおすすめします。看板制作をする専用の機器を導入して、熟練の技術者...

 

 

関連ページ

おすすめの関連記事

オフィスの内装工事を依頼するなら【オフィスボール】

販売業者 オフィスボール株式会社
代表取締役 小玉 聡
許認可等 東京都公安委員会 事務機器商(古物商) 第307761706833号 産業廃棄物収集運搬業許可 東京都 許可番号 第13-00-201060号
本社所在地 〒124-0012 東京都葛飾区立石7-3-1 SHIMADA BLDG 3F
オフィスボール 足立店 〒123-0874 東京都足立区堀之内2-10-18
電話番号 03-5837-4430
FAX番号 03-5837-4429
MAIL info@office-ball.com
URL https://office-ball.com
営業時間 10時〜18時
定休日 土曜 日曜 祝日
タイトルとURLをコピーしました