オフィス改装のメリットや実際の流れを解説!当社施工事例も紹介

オフィスの改装を検討する際、どういったメリットが得られるのか、どのような流れで行うべきか悩む方も多いのでは無いでしょうか。本記事では、オフィス工事を専門で行う当社が、具体的な事例も踏まえてわかりやすく解説します。オフィス改装を検討されている方は、ぜひ最後までご覧ください。

 

オフィスを改装する流れ

オフィスを改装する場合、思い付きで動き始めることは避けた方が良いでしょう。ある程度計画が進んだ段階で、後戻りしなければならない可能性も考えられます。ここでは、オフィス改装を行う場合、効率よく進める手順を解説します。

 

1. 管理会社・オーナーに確認

賃貸オフィスの場合、改装を検討する前に管理会社やビルオーナーに工事の可否や工事条件の確認が必要です。建物の状況や、規約により異なりますが、工事内容が制限されたり、音が出る作業の時間を制限されたりする可能性もあります。改装内容に制限がでたり、見積金額に影響が出たりする場合もあるため、必ず事前に確認しておきましょう。

 

≫ 賃貸オフィスにパーテーションで間仕切りを設置する際の注意点

 

2. 改装内容の検討

工事条件などが把握できたら、改装内容の検討を行います。具体的なレイアウトなどは工事会社が検討を行いますが、改装エリアや内容は事前に決めておいた方が良いでしょう。社内で打ち合わせを行い、改装する目的なども踏まえて検討を行いましょう。

 

3. 業者選定、見積依頼

改装内容が固まった段階で業者の選定を行い見積りを依頼します。見積りを行うにあたり、現地で調査や実測を行う必要があります。あらかじめ確認しておいた工事条件なども伝えて、見積りに反映してもらいましょう。また、建物の図面が必要な可能性もあります。管理会社やビルオーナーに連絡し、図面などの資料を手配しておきましょう。

 

4. 詳細レイアウト作成

見積確定後、工事業者により詳細レイアウトを作成します。この段階で、クロスなど仕上材の品番や細かな仕様を決めていきます。計画が進み、具体的なレイアウトがイメージできるようになると、「ここをもっとこうしたい」など追加で要望したい箇所が出てくることもあります。詳細なレイアウトが決まった段階で再度見積りの確認を行い、金額の増減を把握しておくことをおすすめします。

 

5. 工程調整

詳細なレイアウトが決まれば工程の調整を行います。パーテーションや特注建具など現場に合わせて製作する材料を使用する場合は、納期がかかることも考えられるため、余裕を持って工事が開始できるように計画を進めましょう。

 

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6. 工事

工程が確定したらいよいよ工事の着工です。居ながらの改装を行う場合は、事前に工事中も業務を継続できる体制を整えておきましょう。工事内容によっては、停電や断水が必要な場合があるため、工事会社との密な打ち合わせが必要となります。また、工事中は業者に任せっきりにするのではなく、適宜現場を見せてもらい、打ち合わせ通り出来上がっているかの確認も行いましょう。

 

7. 完成検査、引き渡し

工事完成後、完成検査を行い不具合がなければ引き渡しとなります。引き渡し後に何か不具合が起こった場合の連絡先を忘れずに聞いておきましょう。

 

【種類別】オフィス改装の費用目安

オフィス改装を行う場合の費用は、工事の種類や工事エリアによってかなり幅があります。ここでは、3種類に分けて紹介しますが、あくまで参考価格ですので、必ず見積り徴収を行うようにしましょう。

 

全体改装

全体改装は、現状のオフィスが居抜き物件か、スケルトンかによって費用が異なります。居抜き物件は坪5万〜20万、スケルトンの場合は坪20万〜40万が相場です。居抜き物件は、前の利用者が使っていた状態ですので、最低限の改修で済みます。一方、スケルトンは壁や天井が無い状態のため、工事価格が高くなります。

 

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部分改装

部分改装は、一部の間仕切りを新設したり、照明を入れ替えたりと、部分的な改装を行います。工事によって価格が異なりますが、間仕切りを新設する場合は、造作壁工事で5,000円/㎡、パーテーションで1枚7,400円から施工可能です。

 

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仕上材張替え

仕上工事 参考費用 ※既存仕上材撤去は別途
クロス 1,200円/㎡~
塗装 1,000円/㎡~
フロアタイル 4,000円/㎡~
タイルカーペット 3,000円/㎡~

 

仕上材の張替えは、改装費用を抑えたい場合におすすめです。具体例としては、壁や天井のクロス張替えや床材の張替えがあります。費用としては、表に記載の通りで、1,000円/㎡程度から施工できます。間仕切りなどのレイアウトは変わりませんが、仕上材を張り替えるだけでも見違えるほど綺麗になります。低予算で内装にこだわりたい場合は、ぜひ仕上材の張替えを検討してみてください。

 

オフィス改装の3つのメリット

オフィスの改装内容を工夫することで、内装が綺麗になるだけでなく副次的なメリットを作り出せます。ここでは、オフィス改装によるメリット3つと、どのような改装をすればよいのかという視点で解説します。

 

メリット1:業務効率化

従業員が働きやすい環境を作ることで、業務を効率化することができます。例えば、オンライン会議専用の個室ブースを設置したり、気軽にミーティングができるファミレス席を設置したりと、働きやすい環境を整備することで業務効率化が図れます。

 

メリット2:社外へのアピール

デザインにこだわったオフィス改装により、社外へアピールすることが可能です。特に、エントランス部分の改装を行うことで企業のイメージアップにも繋がります。エントランスに企業ロゴなどのサインを設置することで、会社を訪れる人だけでなく、ホームページやSNSなどに掲載した際に、社名とともにより多くの人へアピールできるでしょう。

 

メリット3:従業員のモチベーションアップ

綺麗なオフィスを作ることで、気持ちよく業務に取り組むことができ、従業員のモチベーションアップにもつながります。また、ファミレス席の導入や、机の配置を変更してコミュニケーションが取りやすいレイアウトにすることで、生産性の向上にも繋がるでしょう。

 

オフィスを改装する際の注意点

オフィスの改装を行う場合、いくつか注意すべきポイントがあります。改装後に後悔しないためにも、ここで紹介する注意点を理解したうえでオフィス改装の計画を進めましょう。

 

注意点1:オフィスを改装する目的の明確化

オフィス改装を計画する前に、目的を明確化しておきましょう。目的を明確化せずに、ただ改装するだけだと見た目が綺麗になる以外の効果が得られません。内装を綺麗にするという目的の場合はを除き、今のオフィスの抱える問題を明確化することで、改装後に得られるメリットを最大化させることができます。オフィス改装を進める場合は、従業員にアンケートを取るなどして、目的を明確化させておきましょう。

 

注意点2:原状回復工事の確認

原状回復工事とは、契約終了時に物件を入居前の状態に戻す工事のことを指します。契約内容にもよりますが、入居時にできた傷や汚れだけでなく、借主側による工事で設置した間仕切りなども撤去する必要があります。契約内容を確認し、原状回復工事の範囲や内容を把握したうえで、改装工事を行いましょう。工事会社にも情報を共有し、解体時の費用を抑えられるような工事内容を検討してもらうことをおすすめします。

 

≫ 原状回復工事とは?費用や工事範囲・工期の目安まで徹底解説

 

注意点3:合見積もりの徴収

改装工事の見積は、1社ではなく複数社から徴収することをおすすめします。1社のみの場合、適正な工事価格を判断することが難しいため最低でも3社から見積を徴収して比較検討を行いましょう。

 

注意点4:完成イメージの確認

工事が始まる前までに、改装工事の完成イメージを確認しておきましょう。一般的に、工事が完成するまでは、図面上でのやりとりとなるため、図面をよく読み込む必要があります。また、仕上材については図面からは読み取れないことも多いため、サンプルの取り寄せを依頼したり、モックアップを作成してもらったりと、完成イメージを確認したうえで計画を進めましょう。

 

当社のオフィス改装事例

当社では、オフィスの内装工事を行っております。ここでは、当社での施工事例を3つ紹介します。

 

アルミパーテーション工事と床仕上工事

アルミパーテーション工事と床仕上工事

オフィスにアルミパーテーションにて間仕切りを設置し、床面にタイルカーペットを施工しました。アルミパーテーションは、欄間クローズタイプのパネルで施工し、扉を設置しております。床面のタイルカーペットは2色貼りで施工し、明るい雰囲気のオフィスが完成しました。

 

≫【アルミパーテーション】施工手順と間仕切りの使い方【事例9選】

 

床や壁の仕上げ材を張り替えるだけでもオフィスの雰囲気が大きく変わるため、予算が限られた改装の場合におすすめです。こちらの工事は2日で施工が完了しております。

 

ガラスパーテーション工事

ガラスパーテーション工事

オフィス内にガラスパーテーションとセキュリティ付ドアを施工した事例です。ガラスパーテーションは、部屋の内部が見えるため狭い空間でも圧迫感を感じることなく間仕切りを設置できます。パーテーションはセキュリティ付ドアの設置も可能なため、顧客情報を管理する執務エリアの間仕切り施工の際に最適です。

 

≫ ガラスパーテーションとは?価格や使い方を解説【施工事例アリ】

 

賃貸オフィスでは、原状回復工事が必要なため、解体のしやすさを考えると造作壁間仕切りではなくパーテーションを選定することをおすすめします。こちらの工事は1日で施工が完了しております。

 

内装工事一式

内装工事一式

クリニックにて、内装工事一式を施工した事例です。パーテーション工事、電気工事、造作壁の加工などを行いました。一式での改装は、費用がかかりますがレイアウト変更なども行えるため、長く使用する場合におすすめです。

 

≫ 【店舗内装】工事費用を抑えるコツや業者選びのコツを解説!

 

こちらの事例はクリニックですが、オフィスの場合も作業効率化を考えた設計をすることで、生産性向上にもつながるでしょう。こちらの工事は10日間で施工が完了しました。

 

目的を踏まえたオフィス改装を行いましょう

本記事では、オフィス改装のメリットや実際の流れを紹介しました。なんとなくオフィスを綺麗にするために改装するのではなく、目的を明確にしたうえで改装を行うことで、多くのメリットが得られます。ぜひここで紹介した流れに沿って、オフィス改装を進めてみてください。当社では、オフィスの内装工事や原状回復工事を行っております。改装についてお困りごとがございましたら、お問い合わせください。

 

 

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