オフィスエントランスが印象9割!?役割やおしゃれ演出術15選

「人は見た目が9割」と言われるように、企業の第一印象を決めるのがオフィスエントランスです。来訪者が最初に足を踏み入れる場所であり、企業の姿勢や世界観を瞬時に伝える空間でもあります。だからこそ、見た目にこだわる価値があります。本記事では、オフィスエントランスの役割と設計ポイントを整理しながら、すぐに取り入れられるおしゃれな演出アイデアを事例とともに紹介していきます。

 

【重要】オフィスエントランスの役割

【重要】オフィスエントランスの役割

まず、オフィスエントランスの役割や重要な理由を解説していきます。

 

役割1.受付や案内

エントランスは、オフィスの受付であり、企業評価を左右する最前線とも言えます。人の第一印象においては「0.1秒で人への印象を判断する」という論文があります(参照:First Impressions: Making Up Your Mind After a 100-Ms Exposure to a Face)。

 

これは、目に入った一瞬の情報から人の印象を決めていることを示しており、オフィスの顔と言えるエントランスにも似たことが言えると考えられます。つまり、エントランスを見た瞬間に、来訪者は企業への好感度、信頼性、興味、不信感、嫌悪感など、さまざまな印象を感覚的に評価している可能性が高いのです。

 

そのため、来訪者の受付や案内を行うエントランスは、好印象や高い信頼を抱いてもらいやすいデザインにすることが大切です。また、見た目だけでなく、不便がないように利便性も重視してエントランス作りをしていきましょう。

 

役割2.ブランディング

エントランスは、オフィスに訪れたときに最初に通る場所であり、エントランスの印象がそのまま会社の印象になりやすいです。そのため、エントランスはブランドを体感させる場としても効果的です。

 

例えば、コーポレートカラーを壁面に取り入れたり、商品を展示したり、会社のロゴを大きく取り付けたり…。その他、ロゴ、色、素材、照明の統一感があるかどうかでも、企業の印象は大きく変わります。

 

また、人は視覚から多くの情報を受け取るため、ブランドを感じられる空間作りを意識しましょう。会社のブランドに合ったエントランス空間に仕上げれば、来訪者にブランドを印象付けやすく、魅力も感じてもらいやすくなります。

 

役割3.従業員の満足度向上

そして、エントランスは来訪者だけに向けた空間ではありません。エントランスは来客用の空間であると同時に、従業員の満足度を育てる場所でもあります。

 

毎日通る場所が洗練されていると、会社への好感度が上がり、会社で働けていることへの誇りや帰属意識が生まれやすくなります。動線、照明、音環境まで配慮する設計で、組織のモチベーション向上につなげていきましょう。

 

オフィスエントランスの設計ポイント

オフィスエントランスの設計ポイント

次に、オフィスエントランスの設計における重要ポイントを紹介していきます。

 

ポイント1.ブランドの表現

企業の顔と言えるエントランスでは「ブランドを表現すること」が一番大切です。ブランドの表現方法はさまざまですが、例えば以下のような方法があります。

 

<ブランドの表現方法例と期待できる効果>

ブランドの表現方法例 具体例 期待できる効果
コーポレートカラーの活用 ■壁面や受付背面にブランドカラーを採用

■施工型パーテーションで色を切り替える

空間全体に統一感が生まれ、ブランド認知が高まりやすい
ロゴサインの立体演出 ■浮かし文字のロゴ

■バックライト付きロゴ

■金属切り文字

高級感が増し、企業イメージを強く印象付けられる
素材で世界観を統一 ■木目で温かみを演出

■石材で重厚感を出す

■ガラスで先進性を表現

ブランドの方向性(堅実・革新・ナチュラルなど)を視覚的に伝えられる
照明設計による印象操作 ■電球色で落ち着きを演出

■白色光で先進的な印象にする

■間接照明でロゴを強調

空間の雰囲気が整い、企業イメージがより明確になる
商品や実績の展示 ■棚に製品を展示

■受賞歴や沿革をパネル化

企業の信頼性や実績を直感的に伝えられる
壁面にメッセージを掲示 ■企業理念やビジョンを壁にデザイン表示

■ブランドスローガンを大きく掲示

ブランドの考え方や価値観が目に入りやすくなり、共感や理解が進む

 

エントランスで伝えたいことを言語化し、それに適した手段を選んでください。また、一方的にメッセージを送るだけでなく、エントランスは来訪者を迎え入れる場所なため、おもてなしの精神も忘れないようにしましょう。

 

≫オフィスブランディングとは?成功の鍵と進め方4ステップ

 

ポイント2.従業員への配慮

エントランスは来訪者をもてなす場所ですが、従業員が毎日通行する場所でもあります。そのため、従業員への配慮も欠かせません。

 

例えば、見た目だけで設計すると、動線や視線計画に課題が生じるケースもあります。不便さを生まないように、来客動線と従業員動線を分ける、視線を適度に遮るためにパーテーションを使うなど、使いやすさを考えた工夫をしていきましょう。

 

おしゃれなエントランスには実用性も大切です。

 

ポイント3.機能性・セキュリティ面

エントランスは外部と内部を分ける境界でもあります。そのため、機能性やセキュリティ性も検討すべきポイント。

 

例えば、人の出入りが多いオフィスほど、情報漏洩を防ぐためにセキュリティゲートや入退室管理システムの導入は重要です。また、社内の声が外に響かないようにパーテーションなどを用いてエリアを区切るなど、防音面も考慮しなければなりません。

 

オフィスの顔であるエントランスは、見た目の美しさ・おしゃれさも大切ですが、セキュリティ面も考えて計画を練りましょう。

 

≫オフィスの防音対策について解説!具体的な方法や対策事例を紹介

 

オフィスエントランスのおしゃれ演出術&事例15選

オフィスエントランスのおしゃれ演出術&事例15選

最後に、オフィスエントランスのおしゃれ演出術を15個抜粋して紹介していきます。エントランスをおしゃれに仕上げるためには、ブランドを踏まえ、動線・視線・サイン・セキュリティ・照明・香り・音など、あらゆる視点を含めてデザインするのが大切です。イメージや事例も確認して、あなたのイメージにマッチするアイデアを見つけてください。

 

1.印象的なオブジェを設置する

印象的なオブジェを設置する

エントランスに入った瞬間「おっ」と目を引くオブジェがあるだけで、空間の印象は大きく変わります。企業理念を象徴するモチーフや、事業に関連した造形物などを取り入れると、自然と記憶に残る空間に。また、照明をオブジェに当てることで陰影が生まれ、より洗練された雰囲気になります。

 

2.吹き抜けで開放感を演出する

吹き抜けで開放感を演出する

天井が高いだけで、人は無意識に「余裕」や「スケール感」を感じます。吹き抜けは、それだけで上質な印象を与える演出です。縦ラインの照明やガラス素材と組み合わせると、より伸びやかな空間に仕上がります。

 

3.コーポレートカラーをアクセントに使う

コーポレートカラーをアクセントに使う

壁面の一部や受付背面にブランドカラーを取り入れるだけで、空間はぐっと引き締まります。全面に使わなくても、ポイント使いでも十分効果的です。壁面には施工型パーテーションを活用できるケースもあり、パーテーションなら後からの変更にも対応しやすくなります。

 

≫【コネクトモバイル様】シート切り文字のサイン工事を行いました。

 

4.照明で個性を出す

照明で個性を出す

照明はエントランスの“空気感”を決める要素の一つ。温かみのある光なら落ち着きや安心感を、白く澄んだ光なら先進性を演出できます。ロゴを間接照明で浮かせるだけでも、エントランスは一気に垢抜けます。色温度や照明デザインまで意識すると、完成度はさらに高まります。

 

≫【オフィス照明の選び方ガイド】種類や特徴を知り賢い選択を

 

5.香りを取り入れる

香りの演出を取り入れる

香りもエントランスの印象を左右する要素です。というのも、脳の構造上、香りは他の五感よりも記憶に結びつきやすいと言われているからです。そのため、ブランドイメージと合った香りを選ぶことで、訪れるたびにその会社を思い出してもらえるようになります。また、似た香りを嗅いだときにも思い出してもらいやすくなります。

 

6.観葉植物で癒しをプラスする

観葉植物で癒しをプラスする

グリーンがあるだけで、空間を柔らかい印象にしてくれます。画像のように、大型の観葉植物をシンボルのように置けば、自然と視線が集まり、エントランスに奥行きが生まれます。また、無機質な空間でも、植物を取り入れるだけで緊張感を和らげる要素になってくれます。

 

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7.アートで壁面を華やかにする

アートで壁面を華やかにする

アートは企業の感性を伝えるツールです。抽象画やグラフィックを取り入れるだけで、空間に物語が生まれます。間接照明で照らせば、まるでギャラリーのような雰囲気に。

 

著者は「このアート、個性的で良いですね」と来訪者から声をかけられた経験があります。このように、アートが来訪者との会話のきっかけになるケースもあります。商談の席につく前に、歩きながらアイスブレイクができていると、商談自体もスムーズに進むことも期待できます。

 

8.ガラスで抜け感をつくる

ガラスで抜け感をつくる

エントランスは広く見せたいところですが、動線や、掃除用具など見せたくないものがあるなど、仕切りが必要な場合もあります。空間を仕切りながらも圧迫感を出したくない場合、ガラスが有効です。視線が抜けることで、実際よりも広く感じられます。また、ダイノックシートなどを使えば、デザイン性と目隠しを両立できます。

 

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9.受付カウンターのデザインにこだわる

受付カウンターを造作デザインにする

エントランスにおいて、受付カウンターは印象的なアイテムです。そのため、設置するカウンターの素材やフォルムにもこだわりましょう。目に入る色や形を意識すると、ブランドらしさがより際立ちます。コーポレートカラーを考慮しながら、自社らしい受付カウンターを導入してください。

 

10.ロゴサインを立体的に演出する

ロゴサインを立体的に演出する

ロゴを平面で貼るのではなく、浮かせる、照らす、素材で変化をつけるなど、サインには工夫ができます。少しの工夫で印象は洗練されたものに変えられます。

 

筆者は写真で記録をとることも多いため、おしゃれなロゴはつい写真に収めたくなります。近年は、企業のSNS投稿も活発なため、来訪者が自然と写真を撮りたくなるような空間を目指してはいかがでしょうか。

 

≫【株式会社リライフ様】エントランスのサイン工事を行いました。

 

11.床材でゾーニングを行う

床材でゾーニングを行う

床材を切り替えると、動線が自然に伝わりやすくなります。色や素材の違いだけで、待合スペースと通路を分けることも可能なため、新たに壁や仕切りの設置が不要です。空間を広く使えると、ゆとりあるおしゃれなエントランスに近づけられます。

 

≫オフィスレイアウトにおけるゾーニングとは?考え方や事例を紹介

 

12.待合スペースにデザイン性の高い家具を配置する

待合スペースにデザイン性の高い家具を配置する

エントランスに設置する家具も、企業の印象につながる要素です。例えば、直線的なデザインならシャープに、曲線なら柔らかく。ブランドの方向性に合わせて選ぶと、空間に一体感が生まれます。

 

また、来訪者がリラックスして待てるスペースを用意しておくことは、相手への気配りにつながります。

 

≫オフィス家具を設置する方法や手順を解説!選び方や注意点も紹介

 

13.天井をスケルトンにしてデザイン性を高める

天井をスケルトンにしてデザイン性を高める

配管やダクトをあえて見せるスケルトン天井は、スタイリッシュな印象を与えます。照明をリズミカルに配置すると、空間に動きを出せるのも魅力です。

 

≫スケルトン天井とは?メリット・デメリットと導入ポイントを解説!

 

14.音環境を整える

音環境を整える

適度なBGMが流れているだけで、エントランスの空気は和らぎます。一方で、音漏れは防ぎたいところ。吸音材やパーテーションで配慮すれば、快適さと静けさを両立できます。

 

≫オフィス・会議室の防音対策を解説!音漏れの原因や事例を紹介

 

15.間接照明付きの棚を設置する

間接照明付きの造作棚を設置する

実績や製品を展示できる棚を設置すれば、デザインと機能を兼ね備えた演出ができます。間接照明を組み込むと、より自然に視線を集められます。なお、エントランスの棚には、商品や賞状など、企業の歩みが伝わる展示がおすすめです。

 

オフィスエントランスで好印象を獲得しよう

オフィスエントランスで好印象を獲得しよう

来訪者が最初に目にするオフィスエントランスは、企業の顔です。第一印象はわずかな時間で決まると言われているからこそ、デザインや照明、動線、セキュリティまで含めた総合的な設計が重要です。

 

本記事では、役割や設計ポイントに加え、具体的なおしゃれ演出アイデアをご紹介しました。見た目だけでなく機能性も意識することで、企業価値はさらに高まります。当社では、エントランスデザインから施工型パーテーション設置、内装・電気工事など、あらゆる施工の一括対応が可能です。ぜひお気軽にご相談ください。

 

 

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