皆さんは、オフィスレイアウトによってストレスが溜まりやすいことをご存知でしょうか?
本記事では、ストレスの溜まりやすいオフィスレイアウトについて詳しく解説していきます。
ストレスが溜まりやすいオフィスレイアウト
オフィスレイアウトによっては、社員がストレスを溜めてしまいやすかったり、人間関係が難しくなったりすることがあります。
こうした事態を避けるためにも、どんなオフィスレイアウトがストレスを招きやすいかを知る必要があります。
まず、非常に狭く閉鎖された空間と感じさせるオフィスは注意が必要です。
閉め切った空間はそれだけでストレスを与えるものですので、余裕を持ってスペースを使う必要があります。
人との距離が近すぎると、人間関係にもヒビを入れてしまうことがあります。
もちろん、予算の関係で借りられるオフィススペースに限界があるという難点もあるとはいえ、できるだけゆとりをもったスペースを借りられるように計画することが大事です。
また、プライバシーがないオフィスというのも社員にストレスを与えるものとなります。
休憩スペースがないというのも一つの理由です。
また、デスクが対面式で、隣とも近い距離でくっついているというオフィスレイアウトも、人によっては大きなストレスとなります。
加えて、上司が背中側にいて近いというのも、監視されているという意識を与えてしまい心理的な負担をもたらします。
雑然として集中できない環境は、仕事がしづらいためいろいろな問題を引き起こします。
単に整理整頓されていないというだけでなく、デスクやOA機器の配置が悪く通りづらい、あるいは利用しづらいということもあります。
これは物だけでなく雑音も当てはまります。
集中したいのに周りからの雑音が大きいと、仕事が進まず結果的にストレスを溜める原因となってしまうのです。
働きやすい環境を作る工夫を
業務の内容に関わりなく、個々の社員が自分の仕事に集中できる環境を作ることは、ストレスを軽減し業務効率を上げることに貢献します。
そのために、デスク同士の間に間仕切りを立てるというのは有効な手段です。
配置上どうしても対面になってしまうというケースでも、相手の顔が見えない高さのパーテーションを立てるだけで、かなり心理的な捉え方が変わります。
また、OA機器とデスク、資料棚などの全体的な配置を設計図にして検討することによって、オフィスの有効活用ができるようになります。
まとめ
互いの距離が近すぎるなど、考えもなく全体の配置をしていると、社員がストレスを感じやすくなり働きづらい職場となってしまいます。
そのため、デスクのレイアウト、距離感、OA機器の配置などをオフィス全体の様子を考えながら決めることが大事です。