皆さま、こんにちは。
今回は、オフィスを安く間仕切りするにはどれがおすすめ?について書いてみました。
オフィスの間仕切りといっても様々な種類があり、どれを選択すれば良いかわからないですよね?
本記事では、オフィスの間仕切り事情や天井タイプなどを紹介しながら解説していきたいと思います。
オフィスの間仕切り事情について
仕事をするにあたり、人によって集中しやすい環境というものがあると思います。
その中でも、人の目、視線を気にされる方は多いのではないでしょうか。
かといって一人一人に個室を与えるほどリッチな会社がどれほどあるでしょう。
そこで利用したいのが、パーテーションを利用した間仕切りです。
間仕切りを利用する事で、視線の問題を解決するだけでなく、空間にメリハリをつける事が可能です。
間仕切りのタイプについて
オフィスの間仕切りについては大きく2つのタイプに別れます。
まず一つ目ですが、上部の20%程度空間が開いているタイプです。
こちらの間仕切りは、空気の通りを完全に遮断する事がないので、現状の空調をそのまま利用することが出来ますし、工事も簡易的なものですむので、安い費用で利用することが出来ます。
安い費用で導入できる反面、空調の流れをそのまま上手く使えるかどうかは、エアコンの位置、間仕切りの設置場所によりますし、遮音性は全くありません。
重要な会議など、周囲に聞かれたくない内容を話すような業務に利用するのは向かないでしょう。
これらのデメリットを把握したうえで利用する必要があります。
もう一つについてですが、壁をパーテーションで埋めてしまうタイプのものですね。
遮音性及び、セキュリティ性がありますので、先ほどのタイプとは逆に、会議室としての利用も可能になります。
その一方で、エアコンなどの空調類や照明は既存の物を使うことが出来ません。
間仕切り内に、それらの設備がない場合は新設する必要があります。
また、これらの事情から工費が高くついてしまう事、空間を完全に遮断する事で消防法に基づく工事の届け出が必要になるなどの手間がかかりますのでオフィスの間仕切りとして安い費用で済ませたいのであれば、前者のタイプになるでしょう。
オフィスの間仕切りに利用できるかは天井のタイプ次第
建物にも様々な種類があり、間仕切りとして利用できるものとそうでないものに分かれます。
タイプによっては工事が出来ない事もありますので、事前に良く確認しておきましょう。
3-1.ライン型システム天井
天井の素材と証明、火災感知機、スピーカーといった設備がすべて一体化しており、設備の移転が容易に出来る様になっています。
オフィスの間仕切りをするにあたっても、工事がしやすい作りになっています。
3-2.グリッドシステム天井
格子状にパネルがはめ込まれており、部分的に交換が出来るため安い費用で工事をする上でも、間仕切り工事がしやすい作りといえますね。
3-3.従来工法天井
オフィスの天井としては普及率が最も高いタイプです。
鉄骨鉄筋天井下地工法と呼ばれるもので、間仕切りを前提とした作りになっていないので、工事がしにくくなっています。
もし、間仕切り工事が可能であっても、工費、期間が長くなる傾向にあります。
賃貸オフィスでもパーテーション工事はできるの?
オフィスのオーナー次第となります。
オーナーがOKを出せばパーテーション工事は可能ですが、賃貸の場合退去の場合は原状回復が基本となっています。
安い費用で間仕切り工事をしても、原状回復にお金がかかるのでは本末転倒です。
事前に上記の天井タイプを含めてよく確認しておくことが必要です。
まとめ
天井に隙間があるタイプとそうでないタイプで費用と手続きが大きく変わり、隙間がないタイプは消防法の届け出が必要になります。
天井の作りによっても工事のしやすさが変わってくるため事前の確認はよくしておく必要があるでしょう。
賃貸オフィスの場合は、間仕切り工事をする場合オーナーに事前に確認が必須で退去時は原状回復が基本となります。
退去時の原状回復工事はb工事になる可能性が高いので、事前に確認しておく必要がありますね。
結論、原状回復工事は間仕切りをしなかったとしても行う必要があるので、単純に部屋を仕切りたいだけでしたら、中古のアルミパーテーションがおすすめですね。