スライディングウォールとは、室内を手軽に仕切ることができる可動式パーテーションのことです。
天井に設置したレールにぶら下げて移動できるように取り付けます。
木製やガラス、アクリルなどさまざまな素材のものがあり、使用目的ごとに使い分けます。用途や利用人数に合わせて室内を区切ることができ、少人数でミーティングを行いたい時や簡易的に小さな空間をつくりたい時に役立ちます。
通常は1部屋として使用し、必要な時のみ可動式パーテーションをスライドさせて部屋を分割することができます。
スライディングウォールはオフィスの他に結婚式場や学校、公共施設などで使用されています。
薄型のパネルなので操作性が良く、女性の力でも簡単に動かすことができます。
スライディングウォールを使用するメリット
壁を使って部屋を区切ってしまうと圧迫感を感じてしまうという時に、スライディングウォールがおすすめです。
さまざまなタイプのスライディングウォールがあり、部屋の雰囲気とマッチしたスライディングウォールを選ぶことでインテリア用品として活用することもできます。
壁だと完全に光をさえぎってしまいますが、スライディングウォールの中には格子状のものもあり、採光を取ることもできます。
何も区切りがない状態では部屋を分けることができないけど壁を設けてしまうと光が入らなくなってしまう…そんな時には格子状のスライディングウォールがおすすめです。スライディングウォールを使用すると、空間を完全に区切ることなくスペースを分けることができます。
スライディングウォールなら気分に合わせて可動式パーテーションを開閉できます。
特にスライディングウォールはLDKタイプの物件の間仕切りにぴったりです。
スライディングウォールは壁タイプのみに限らず、収納道具と使用できる家具タイプもあります。
広い1部屋を分けて使いたい時にスライディングウォールを上手く活用してみましょう。
スライディングウォールの販売価格
実際に自宅やオフィスの内装にスライディングウォールを取り入れたいと思った時、気になるのはその販売価格ではないでしょうか。
さまざまな材質のパーテーションを取り扱うあるメーカーの販売店では、一般タイプ、遮音タイプ、ランニングタイプ、展示タイプに分けてスライディングウォールを販売しており、価格がそれぞれ異なります。
一般タイプ
一般タイプのスライディングウォールは低価格で操作性や機能性に優れているタイプです。
軽量設計なので使いやすく、より多くの目的に対応できます。
オフィスの会議室やセミナールーム、病院などに使用されることが多いです。
一般タイプのスライディングウォールは1スパン75,000円から90,000円程度で販売されていて、厚さが厚くなればなるほど1スパンごとの価格が上がります。
遮音タイプ
遮音タイプのスライディングウォールは高い遮音性を持っている為一般タイプよりは価格が上がってしまいますが、外への音漏れを防ぎながら外からの音が室内に入らないようにしてくれます。
パーテーションラボが独自開発した圧接装置で天井や床などの隙間をふさぎ、密閉性の高い空間づくりを実現しています。
遮音タイプのスライディングウォールは、1スパン約234,000円から294,000円程度で販売されています。
ランニングタイプ
ランニングタイプは遮音タイプよりもさらに高い遮音性を持ち、最大900mmの極厚パネルで徹底的に音漏れを防いでくれます。
ホテルや宴会場などでの使用に適していて、1スパン約267,000円から販売されています。
展示タイプ
展示タイプは高い遮音性を持っているわけではありませんが、どんな会場にも調和する質感とデザイン性があり、美術館や博物館などでの展示会のスペースを区切る際に利用されることが多いです。
搬入や搬出をスピーディーに行える点も魅力の1つです。
1スパン約78,000円から90,000円程度で販売されています。
最後に
いかがでしたでしょうか?
今回はスライディングウォールについて説明させていただきました。