皆さんは、オフィスレイアウトの管理職の位置についてご存知でしょうか?
本記事では、管理職の位置について詳しく解説していきます。
管理職の位置はオフィスレイアウトを決める大事な要素
オフィスレイアウトは、仕事のしやすさだけでなく、職場の雰囲気にも関係する大事なポイントです。
特に、管理職の位置というのは会社の考え方や社員同士の関わり方に影響を与えますので、じっくりと考えたいものです。
たとえば、従来の日本のオフィスレイアウトでは、管理職の位置はオフィスの入り口から遠く、いわゆる上座方向にあり、窓側に設けられていることが多いです。
もちろん、これが悪いというわけではありませんが、いかにも管理的な職場となってしまって、上司と一般社員の間に垣根を作ることもあります。
また、上司は一般社員とは別の場所に部屋やデスクを構えることも多いです。
これも上司としての特別感を出すのには役立ちますが、社員同士の間に壁を作ることがあります。
このように、それぞれのオフィスレイアウトは職場の雰囲気に関係してくるものとなります。
上司と一部下の距離を離したオフィスレイアウトのメリット・デメリット
管理職の位置を決める際にまず考えたいのは、上司と部下の距離感です。
上司が部下と近い距離にあると、管理職にとってはコミュニケーションが取りやすく、管理しやすいというメリットがあります。
一方で、部下からするといつも監視されているという感覚があり、ストレスとなってしまうこともあります。
もちろん、これは上司次第ということもあり、場合によってはすぐに質問や相談ができるので助かると感じることもあります。
また、管理職も含めて社員のデスクを固定しないオフィスレイアウトを採る企業も多くなっています。
つまり、このデスクは誰々のものと固定せず、出社したら好きなところに座って良いというものです。
これにより、社員同士の交流が活発になりますし、新鮮な気持ちで毎日働けます。
さらに、管理職も場所が固定されていませんので、いろいろな社員とのコミュニケーションが取りやすくなります。
これは、適度な距離感を上司と部下の間で取るためにも役立ちます。
社員同士の距離感というのは職場環境を改善したい時に重要なポイントとなりますので、オフィスレイアウトを検討する際には心に留めておきましょう。
まとめ
オフィスレイアウトにおいて、管理職と部下の関係というのは職場の雰囲気を決める大事なポイントとなります。
上司と部下の距離感をバランスよくすることによって、お互いにとって良い雰囲気とすることができます。
会社ごとにいろいろな工夫ができますので、アイディアを出して検討してみてはいかがでしょうか。