今回はオフィスのタイルカーペット張り替えについて解説していきたいと思います。
床の張り替えでオフィスのイメージアップを
オフィス(事務所)の床が汚れてしまって、オフィス全体がだらしなく感じたら、思い切って床の張り替えをしてみるのはいかがでしょうか?
出入りが激しいエントランス、ワークスペースの通路、会議スペースやレストルームといった歩行の頻繁な部分は、他と比較しても劣化が激しくなりがちです。
そのような状態では働く社員に不快感を与えかねませんし、来客へのイメージも悪くなってしまいます。
そこで古くなった床を張替えて、オフィスのイメージを一新してみるようにおすすめします。
オフィスの床をタイルカーペットにするメリット
オフィスの居住性や機能性をアップさせる床材を考えるなら、やはりコスパに優れたタイルカーペットがもっともおすすめです。
単に安いというならば塩化ビニルのフロア材がありますが、見栄えの悪さやクッション性の低さ、劣化しやすいといったデメリットを考えますと、会社のイメージがちょっとチープな感じになりがちです。
その点で、絨毯風のタイルカーペットはタイプも様々、高級なものまで幅広い選択肢がありますし、機能的にも優れた点がいろいろとあるのです。
タイルカーペットのメリットは大きく次の6つ
1.適度なクッション性能:天然木や石のタイルよりも足に与える感触がソフトで、足元から癒し感が得られます。
2.耐熱性:今ではオフィス内でタバコを吸うことは殆どありませんが、タイルカーペットならタバコを落としても焦げ付くだけで燃えません。
火災のリスクが軽減できます。
3.デザイン性:実に豊富なデザインが各メーカーより提供されていて、会社のセンスをアピールする絶好の床材です。
4.耐湿性:湿気がこもり難いのでカビの発生や汚れのこびりつきが少ないです。
5.保温性に優れている:床材の中でもっとも保温性に優れているのがタイルカーペットです。
鉄筋コンクリートのオフィスビルは床が発する冷気によって足元の冷えを訴える方も少なくありません。
その点でタイルカーペットは働く人に優しい床材だと言えるでしょう。
6.遮音性と防振性に優れている:女性社員のヒールや椅子が床を鳴らす音など、仕事の集中力をそぐ騒音や振動を吸収する効果があります。
タイルカーペットの張替は自分で行えます
タイルカーペットは何も全て同じ柄で合わせる必要がありません。
タイルカーペットのデザインは多彩で、その組み合わせをそれぞれで工夫しますと無限の表現が可能です。
無地の色物を2、3種類選んでパッチワークの様に並べるのも良いですし、柄物などを組み合わせるのもオシャレでしょう。
このように会社のイメージに合わせてタイルカーペットを選びましたら、ご自分たちで張替えすることもできます。
ポイントは古い床材をキレイに撤去して、床面をきっちりと清掃することです。
汚れが残っていますと、タイルカーペットがしっかりと張り付きませんのでご注意ください。
そしてカーペットには毛並の向きがあり、1枚ごとに向きを互い違いにすると仕上がりが美しくなります。
なお貼り方ですが、隅からではなく、オフィスのセンターから端へ向けて貼っていくのも重要なポイント。
壁にあたる部分は、カッターで形を併せて張り付けると見栄えが数段良くなります。
きっちり美しいタイルカーペットに仕上げるならプロに依頼
オフィスを美しい床で輝かせたい場合は、やはりプロに依頼するのが良いでしょう。
タイル選びから貼り付けのデザインまで、十分に打ち合わせを重ねてしっかりと張り替えてもらうのは得策です。
最後に
オフィスの床の張替で、オフィス環境が一変します。
費用は掛かりますが、それだけの効果が得られますのでお勧めです。
なお、張替時にオフィスのレイアウトもいっしょに行うと、さらにメリットが出てきますのでお忘れなく。