おしゃれな会議室のレイアウト5選と作る際のポイントを解説

会議室はミーティングや商談、プレゼンテーションなど様々な用途に活用されます。社内の人が使うだけでなく、顧客や取引先も利用するため、おしゃれに見せたいですよね。今回はおしゃれな会議室のレイアウトや作る際のポイント、参考にしたい事例について詳しく解説します。

 

おしゃれな会議室を設けるメリット

おしゃれな会議室を設けるメリット

まず、おしゃれな会議室を設けるとどんなメリットがあるのか解説します。

 

企業のイメージアップ

おしゃれな会議室を設けると、企業のイメージアップが期待できます。会議室は、従業員に加えて顧客や取引先も利用する場所です。就職活動中の学生向けセミナーなどを開催する場合もあるでしょう。おしゃれで機能的な会議室を利用した人は、オフィスや企業に対して好印象を持ち、企業イメージ向上が期待できます。

 

明るい雰囲気のなかで商談ができる

おしゃれな会議室では、明るい雰囲気のなかで商談が行えます。ポジティブな空気感のある商談は、企業にとって良い結果をもたらすことが期待できます。昨今では、リモートでも商談やミーティングが可能です。わざわざ足を運んでくれた来訪者には、おしゃれな空間を準備することで、もてなしや感謝の気持ちを表現できます。

 

企業のブランディングに活用できる

おしゃれな会議室は、企業のブランディングに活用できます。顧客や取引先、就職を希望する学生などが来社した際は、会議室を利用することが多いでしょう。会議室のデザインにこだわることで、来訪者に企業の方針やコンセプトが伝わりやすくなります。

 

例えば、コーポレートカラーを取り入れた内装にしたり、開放感やリラックス感のある空間にしたり、最新のICT設備を整えたりなど、企業らしさを表現できます。

 

モチベーションアップ

おしゃれな会議室は、従業員のモチベーションアップにも役立ちます。近年、テレワークやリモートワークが普及し、従業員同士が顔を合わせる機会が減ったという企業は多いでしょう。会議やミーティングは、従業員同士のコミュニケーションの場としても重要になります。

 

おしゃれで居心地の良い会議室は、社内コミュニケーションの活性化につながりやすく、帰属意識やモチベーションの向上が期待できます。

 

おしゃれな会議室でよく利用されるレイアウト5選

次に、会議室にはどんなレイアウトがあるのか、おしゃれな会議室でよく利用される5種類のレイアウトの特徴を解説します。

 

対面式(対向式)レイアウト

対面式レイアウト

対面式は、テーブルを挟んで向かい合わせに座るレイアウトです。4~10名程度の小規模の会議や商談、ミーティングなどに適したスタイルです。同じ会社、同じチームの人が横並びに座ることが多く、活発なディスカッションが生まれやすくなります。

 

≫ 【島型】対向式レイアウトとは?メリットやデメリットを解説!

 

コの字型レイアウト

コの字型レイアウト

上から見てコの字になるように、会議用テーブルを三方向に配置します。参加者が10名以上の中~大規模な会議に適したレイアウトです。正面にディスプレイやホワイトボードを置くことが多いでしょう。どの席からでもディスプレイなどが見やすいというメリットがあるため、企画会議やリモート会議などに適しています。

 

ロの字型レイアウト

ロの字型レイアウト

上から見てロの字になるように、会議用テーブルを四方向に配置します。コの字型と同様に、中~大規模な会議に適したレイアウトです。お互いの顔を見やすく、適度な距離感を保って意見交換ができます。しかし、ロの字型レイアウトにはある程度の広さが必要になるため、無理に配置すると圧迫感が出るので注意しましょう。

 

スクール型レイアウト

スクール型レイアウト

学校の教室のように、全てのテーブルや椅子が正面を向いているレイアウトのことをいいます。授業を行うように前に立つ人が複数の人に説明をしたり、セミナーや講習を行ったりする際に適したレイアウトです。ディスカッションや意見交換を目的とした会議やミーティングには向いていません。

 

シアター型レイアウト

シアター型レイアウト

映画館や劇場のように、椅子だけを前向きに配置したレイアウトです。スクール型と似ているものの、テーブルを置かないことで省スペースとなります。例えば、入社式や壮行会、新作発表会など、多くの人が参加する場合に適しています。筆記の必要がある場合は、メモ台が取付けられる椅子を選ぶようにしましょう。

 

おしゃれで機能的な会議室を作る際のポイント

おしゃれで機能的な会議室を作る際のポイント

おしゃれな会議室は機能的であることも重要です。作る際におさえるべきポイントを5つ解説します。

 

圧迫感を出さない

おしゃれな会議室は、圧迫感や閉塞感が出ないように作らねばなりません。窓に面した場所に会議室を配置できれば、明るく開放感のある空間になります。しかし、窓のない場所に会議室を作ったり、面積が小さかったりする場合は、パーテーションの素材や色などに工夫が必要です。

 

例えば、ガラスパーテーションを選んだり、白系の色を選んだり、ランマ部分をオープンにしたりすることで、圧迫感が軽減できます。

 

プライバシー確保

 

会議室を商談や面談に利用する場合、プライバシーの確保が必要になります。おしゃれでオープンな雰囲気の会議室が好まれる一方で、会議や商談の内容によっては、集中できる環境であることも重要です。

 

例えば、ガラスパーテーションで会議室を作った場合でも、下記のような方法で目隠しできます。

 

ガラスパーテーションの目隠し方法
方法 目隠し程度 特徴
シート張り 透明ガラスに半透明のシートやロゴシートを張ることで見えにくくなる
すりガラス 透明ガラスではなく、すりガラスを使うことで、かすんで見えにくい
ブラインド ガラスパーテーションのフレームや天井にブラインドを取付け、必要時に下げる
ブロックフレーム ブロック状のフレームが目立つことで、多少視線を遮れる

 

防音性

会議室はおしゃれな見た目だけでなく、防音性も求められます。防音性や遮音性が高いと、情報漏洩防止や外部からの騒音対策になることはもちろん、会議での大きな声が執務室に響いて集中できないといった問題も軽減してくれます。

 

一般的には、スチールパーテーションは普通の話し声を遮ることができ、アルミパーテーションはささやき声を遮ることができる程度の性能を持つと言われています。また、防音性や遮音性を高めるためには、ロックウールやガラスウールといった遮音材を充填したり、吸音パネルを貼ったりという方法があります。

 

家具のデザインにもこだわる

おしゃれな会議室を作るには、家具のデザインにもこだわりましょう。使いやすくておしゃれな家具を設置すると、柔軟な発想や新しいアイデアが生まれやすい環境になります。

 

例えば、椅子の張地にアクセントカラーを使うのもおすすめです。アースカラーと呼ばれる、グリーンやブルー、オレンジなど、自然をイメージした色を使うと居心地の良い落ち着いた印象になります。また、コーポレートカラーを選べば、企業のブランディングにも役立ちます。

 

Web会議に対応

昨今では、会議室はオンラインミーティングやWeb会議にも対応でき、快適に行えることが重要です。会議室の大きさや参加人数に合ったディスプレイやカメラ、マイクスピーカーなどの設備を揃えておかなければなりません。

 

とくにディスプレイが小さいと、後方の席から見えにくくなり、一体感や生産性が低下してしまう恐れがあります。十分な大きさのディスプレイを準備したり、天井からスクリーンを吊り下げたりといった工夫が必要になります。

 

【著者が選ぶ】おしゃれな会議室の事例5選

最後に、おしゃれな会議室の事例を5つ解説します。

 

白ですっきりとまとめている事例

白ですっきりとまとめている事例

ガラスパーテーションも椅子も白を選び、すっきりとおしゃれにまとめている事例です。白を選ぶことで狭さを感じさせません。ガラスには透過性や採光性があり、圧迫感や閉塞感もありません。会議室に十分な広さが確保できないときにおすすめのデザインです。

 

≫ ガラスパーテーションとは?価格や使い方を解説【施工事例アリ】

 

フォルムに統一感をもたせた事例

フォルムに統一感をもたせた事例

この事例では、椅子と照明のフォルムを揃えて、空間に統一感をもたせています。インテリアは、黒にダークブラウンの木目を合わせた落ち着いた印象になっています。丸みを帯びた可愛らしい形状の椅子とペンダントライトを合わせることで、レトロ感や親しみやすさも感じられるおしゃれなデザインいなっています。

 

シルバーフレームで高級感を演出している事例

シルバーフレームで高級感を演出している事例

椅子のシルバーフレームが高級感を演出している事例です。一般的なオフィスチェアのフレームには、樹脂や強化プラスチックなどが使われています。一方、アルミニウムやスチールなどが使われていると、スタイリッシュでおしゃれな印象になります。ワンランク上の椅子を選ぶことで、会議室を顧客や取引先が利用したり、応接を兼ねていたりする場合でも、失礼のない対応ができます。

 

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リラックス感のある事例

リラックス感のある事例

インテリアをアースカラーでまとめ、おしゃれでリラックス感のある会議室になっています。会議やミーティングは、長時間に及んだり、緊張感があったりすると疲労が溜まりやすくなります。インテリアや家具にアースカラーを選ぶことで、おしゃれで落ち着ける空間になるでしょう。また、観葉植物によっても、癒し効果やストレスの緩和が期待できます。

 

シンプルなモノトーンの事例

シンプルなモノトーンの事例

シンプルなモノトーンカラーがおしゃれな事例です。折りたたみテーブルとスタッキングチェアをスクール型に配置しています。どちらも動かしやすいため、レイアウトを簡単に変えられることが魅力です。椅子はシンプルながらもスレンダーなフォルムが美しいデザインになっています。天井のダクトレールと黒で合わせることで、空間全体に統一感が出ています。

 

おしゃれな会議室のレイアウト5選と作る際のポイントを解説【まとめ】

今回はおしゃれな会議室のメリットやレイアウトを紹介し、作る際のポイントとおすすめ事例について解説しました。おしゃれな会議室は、企業のブランディングに活用でき、イメージアップや従業員のモチベーションアップも期待できます。

 

会議室のレイアウトは、ポピュラーな対向式やコの字型、スクール型などの種類があり、広さや利用人数、用途によって選びます。おしゃれで機能的な会議室を作る際は、圧迫感を出さないことや家具にもこだわることが大切です。

 

プライバシーの確保や防音性も求められることが多いと言えます。また、Web会議が快適に行えることも重要になっています。ぜひ、おしゃれで機能的な会議室を作る際の参考にして下さい。

 

 

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