皆さんはオフィスの引っ越し費用の相場をご存知でしょうか?
本記事では、オフィスの引っ越し費用の相場について詳しく解説していきます。
オフィスの引っ越しで工事が必要?
オフィスの引越しでは、ただオフィス家具を移転先に引っ越すだけというわけではありません。
現在のオフィスの契約解除に伴って、原状回復の工事が必要になる場合には、その工事費用が掛かります。
この原状回復工事は、基本的には坪単価で発生するのが一般的で、地価が高い東京23区内だと、坪単価が2万円~10万円です。
ビルの規模が大きければ坪単価は高くなる傾向にあります。
移転先のオフィスでB工事やC工事が必要な場合には、そちらの工事費用も掛かります。
オフィスの引越しにかかる費用はケースバイケースですが、一般的には、この原状回復工事と移転先における工事費用だけで、引っ越し費用総額の約6割程かかることが多いです。
オフィスの引越しにかかる費用
オフィスの引越しでは、移転前と移転先でかかる工事費用の他、引っ越しに際しては、持っていくものは引っ越し費用が掛かりますし、処分するものに対しては廃棄処理費用が掛かります。
引っ越し作業にかかる費用の目安は、社員1人当たり2.5万円~5万円程度が相場です。
移転先においては、オフィスのスペースを契約する際にかかる敷金や礼金、保証金などがあるほか、火災保険や前家賃など最初にまとまった費用が必要となるでしょう。
オフィスの敷金や礼金、保証金は預託金として扱われるのが一般的で、家賃の1か月分~12ヶ月分が相場です。
移転先にかかる費用は、それだけではありません。
コピー機のようなオフィス什器の購入やリース、看板や内装、オフィス家具の購入費用、また取引先への挨拶にかかる費用などもあります。
こうした費用が具体的にどのぐらいの金額になるのかは、オフィスの規模や従業員の数、スペースの賃料などによって千差万別なので、いくらあれば十分という数字はありません。
一つ一つの項目の相場や目安を参考にしながら、何を移設する際にどんな作業が必要かを詰め合わせながらかかる費用を想定することになります。
安く抑えるコツ
オフィスの引っ越し費用を安く抑えるためには、できるだけ時間に余裕をもって綿密な打ち合わせや計画が必要不可欠です。
計画を立てることによって無駄なコストを節約できるので、全体の引っ越し費用を安く抑えることにつながります。
まとめ
オフィスの引っ越し費用には、いろいろな項目があります。
移転前と移転先にかかる費用だけでなく、引っ越し作業や不用品の廃棄処分にもコストがかかりますから、一つ一つの項目ごとに予算組みをしましょう。