今回は、中古パーテーションの種類やメリット・デメリットをご紹介し、経費削減効果や施工事例の解説をします。パーテーションの中古なら、オフィスボールにお任せください。低予算でも設置が可能です。当社ではリユース事業を展開し、不要になったパーテーションの買取と、新品・中古の販売、施工をしています。
中古販売しているパーテーションの種類
まずは、中古パーテーションとはどんなものかご説明し、取り扱い商品の種類や特徴をみていきましょう。
中古パーテーションとは?
不要になったパーテーションを買取って、クリーニングや補修をし、販売している商品を中古パーテーションといいます。オフィスの移転やレイアウト変更の際、高額になる工事のひとつが間仕切り工事です。でも、あまり予算がなくてお困りではありませんか。そんな時は、ぜひ中古販売をご利用ください。
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種類
当社が中古の取扱いをしているのは、次の3種類です。
- アルミパーテーション
- スチールパーテーション
- ガラスパーテーション
オフィスボールはパーテーションの専門店です。新品と中古の販売、施工、買取を承っています。新品については、上記のほか、工場用やスライディングウォール、LGS間仕切り(造作壁)なども取扱っています。
中古パーテーションの特徴
当社が中古の取り扱いをしている3種類が、それぞれどのような特徴をもっているのかご紹介します。
アルミパーテーション
主に表面がアルミ製のパネルと、支柱、レールで構成されています。部材が少なくて施工し易く、費用も3種類の中でもっとも安価です。また、パネルも支柱もカラーバリエーションが豊富です。手頃な値段とデザイン性、短時間の施工が魅力と言えます。一般的なアルミパネルは、ペーパーハニカムという、蜂の巣のような形状の芯材が内蔵されています。ペーパーハニカムはその名の通り、段ボールのような素材のため、耐火性能はありません。
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スチールパーテーション
表裏2枚のパネルと柱、レールで構成されています。パネルの表面はスチール鋼板で、内側には石膏ボードが裏打ちされ、不燃性能をもっています。2枚で中空構造を作っているため、遮音性や断熱性にも優れています。また、柱を挟み込むようにパネルを取付けるため、柱が見えずにスッキリと仕上がります。表面に塩ビシートやダイノックシートなどを貼れば、木目や石目など、様々なデザインにすることができます。
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スチールパーテーションは機能的でデザイン性も良いため、金額はアルミより高くなります。中空構造を利用し、パネルに電気の配線を通すことも可能です。LEDのサインやセキュリティ錠を付けるなど、様々な加工に対応できます。
ガラスパーテーション
アルミまたはスチールのフレームにガラスをはめたタイプと、フレームがなく、ガラスを連ねた連装タイプの2種類があります。当社で中古の取扱いをしているのは、前者のフレームタイプです。スタイルには、以下のバリエーションがあります。
- 全面ガラスパネル
- ブロックガラスパネル
- 腰上ガラスパネル
全面ガラスパネルは、2m程度の大きなガラスが使われています。ブロックガラスパネルは、3段や4段のブロックに分かれ、ガラスやパネルをはめることができ、人気のタイプです。腰上ガラスパネルは、腰の高さくらいまでがパネルで、上部がガラスになっています。
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中古パーテーションのメリット・デメリット
次に、メリットとデメリットをみていきましょう。
メリット
経済的
中古パーテーションの最大の魅力は、見た目に大差がないのに値段が安い点です。間仕切り工事はパネルの商品代だけでなく、施工費、運搬費、養生費、車両費など様々な費用がかかります。経費は単価としては高額でなかったり、必要な費用だったりで、値引きをしてもらってもあまり大きな額にはなりません。しかし、パネルの単価が安ければ、枚数が多い場合は、特に経費削減効果は大きく経済的です。
環境への負担軽減になる
パーテーションを廃棄する場合、産業廃棄物として処分されます。しかし、本来は解体、再設置できるのが魅力です。せっかくアルミやスチールといった頑丈な素材で作られているのに、そのまま廃棄するのはもったいないことです。最近よく耳にする、『SDGs(持続可能な開発目標)』においても、廃棄物の削減や再生利用についての内容が含まれています。不要になった企業から、必要な企業への橋渡しがリユース事業です。中古パーテーションを使って頂くことは、産業廃棄物の削減につながり、環境への負担軽減になると言えます。
デメリット
在庫状況に影響される
在庫状況によって、希望のタイプや色の商品がすぐに揃わない場合があります。納期優先の場合は、いくら価格が安いといえども、中古を諦め、新品を買わざるを得ない場合もあります。移転や改装のタイミングは、賃貸オフィスの契約期限に関係したり、繁忙期を避けて行ったりなど、スケジュール変更できないことが多いためです。中古パーテーションを検討する際は、早めに計画することが大切です。
拡張の際、同じものが揃わないことがある
将来、壁や部屋を拡張することになった場合、同じものが手に入らないことがあります。しかし、オフィスボールでは新品の取り扱いもしているので、新品、中古を問わなければ、ほとんどの製品で対応が可能です。もし、メーカーでその製品の生産をやめてしまっている場合にも、類似品をご提案します。
中古パーテーションの経費削減効果と施工事例5選
経費削減効果
中古と新品の費用比較をすると、一般的には約20%~40%程度の経費削減効果があると言われています。オフィスボールでは、新品でも一般的な相場価格より格安で提供しています。中古では、そこからさらに10%~40%程度お安くなるよう努力しております。
費用相場の比較表
新品・中古パーテーションの価格比較表 | |||
価格 | 一般的な相場価格 | オフィスボール価格 | |
種類 | 新品 | 新品 | 中古 |
アルミパーテーション | 25,000円程度 | 12,000円~ | 7,400円~ |
スチールパーテーション | 40,000円程度 | 22,500円~ | 12,400円~ |
ガラスパーテーション (アルミ) |
40,000円程度 | 14,080円~ | 12,900円~ |
ガラスパーテーション (スチール) |
70,000円程度 | 29,500円~ | 25,800円~ |
*w900、施工費等別途 |
一般的な費用相場と、当社での実績額の比較表です。ぜひ参考にしてください。
中古パーテーション施工事例5選
最後に、施工事例5選を紹介します。中古パーテーションとは実際どんな見た目なのか、各企業様がどのような箇所にお使いなのかなど、ぜひ自社に導入する際の参考にして下さい。
事例1
●施工箇所:執務室と会議室の仕切り
●種類:中古ガラスパーテーション(アルミ・ブロックタイプ)
パネルだけでなく、ガラスもリユース品です。パーテーションの再利用をする業者はたくさんいますが、今回のようにガラスも含めて再利用する業者は少なく、当社なら他社と比べ低コストで設置が可能です。
事例2
●施工箇所:執務室・エントランス
●種類:中古アルミパーテーション
エントランスの片開きドアにセキュリティ錠を追加設置しました。白いパネルとシルバーの支柱で、すっきり爽やかな雰囲気になっています。
事例3
●施工箇所:執務室・会議室
●種類:中古アルミパーテーション【不燃認定】
不燃認定された木目調のパネルで、おしゃれで機能的な空間になっています。
事例4
●施工箇所:エントランス・執務室・会議室
●種類:中古スチールパーテーション
天井に近い欄間(ランマ)部分もパネルで閉じています。ランマを閉じることで、不燃性だけでなく、遮音性にも優れた空間となっています。消防法の関係もあり、設備工事も当社で行いました。
事例5
●施工箇所:執務室・会議室
●種類:中古アルミブロックパーテーション
白色のパネルをベースに、黒と青を配色して、遊び心あるデザインにしました。パネルの状態も良く、コストも大幅にカットできたので、お客様にも喜んで頂けました。
パーテーションの中古販売|経費削減効果と事例5選【オフィスボール】まとめ
オフィスボールではパーテーションの中古販売をしています。経費削減効果は、新品の20%~40%になり、環境への負担軽減にもつながります。中古パーテーションは在庫状況に影響されるため、ご検討の際は、早めのご計画をおすすめします。当社では新品の取扱いもあり、不足する部材に新品を利用するなど、臨機応変に対応が可能です。パーテーションのことなら、専門店のオフィスボールにぜひご相談ください。