空間の活用法としてさまざまな場所に取り入れられているのがパーテーションです。
本来は「partition」なので「パーティション」と表記したいところですが、慣例から「パーテーション」とも呼ばれています。
元の英語の「partition」を見てもおわかりのように、パーテーションとは衝立などを使って部屋を区分するという意味です。
オフィスなどで、目隠し代わりにパーテーションを設置しているところは多いのではないでしょうか。
しかし、ここでは、一般住宅に用いられるガラスパーテーションの魅力をお伝えしていきます。
ガラスパーテーションとは
ガラスパーテーションとは、その名の通り、ガラス製のパーテーションのことです。
冒頭でパーテーションは目隠しなどの用途で用いられることが多いと述べましたが、ガラスパーテーションはガラス製なので透明になっています。
そのため、目隠しではなく、逆に広々と開放感を出すのに用いられることが多いです。
部屋を区切るのにパーテーションは便利ですが、狭い空間をさらに狭く区切ると圧迫感が出てしまいます。
パーテーションが本来持つそのデメリットを克服したのがガラスパーテーションなのです。
透明じゃないガラスパーテーションもある
ガラスパーテーションはガラス製で透明なため開放感が出ると述べましたが、透明だと丸見えになるから仕切りの意味がないとの声が聞こえてきそうです。
そういう方には、ガラスパーテーションのなかでも、すりガラスやカラーガラスなど向こう側が見えない素材を使っている製品をおすすめします。
こうした半透明のガラスは、丸見えを防ぐだけのプライバシーを確保しながら、日光や照明など光は透過できるのが特徴です。
パーテーションで区切ると明かりが届かなくなるような奥まった場所に設置するとよいでしょう。
階段や玄関にもおすすめです。
ガラスパーテーションの安全性
ガラスパーテーションで気になるのがその安全性ではないでしょうか。
ガラス製ですので、強い衝撃が加わると割れる恐れがあります。
ただ、パーテーションの素材として採用されているガラスはふつうのガラスではありません。
強度の高い強化ガラスなので滅多なことでは割れませんし、たとえ割れても細かい粒状に割れるため、破片が突き刺さるような心配は無用です。
防火性もある程度は期待できるため、通常のパーテーションより安全性は高いぐらいでしょう。
まとめ
一般住宅にもおすすめのガラスパーテーションですが、ガラスを扱う以上、DIYでの設置は難しいです。
安全性を考えると、リフォーム会社など専門業者に依頼するべきでしょう。