近年、おしゃれなオフィスが増えています。
そんなおしゃれなオフィスづくりに欠かせないアイテムが、パーテーションです。
今回は、オフィスにおけるパーテーションデザインについて解説していきます。
空間をデザインする

パーテーションと言われると、単色で出来たパネル状の板を置いて間仕切りにする、というイメージを持たれる人は多いのではないでしょうか。
実は、パーテーションにも様々なデザインがあり、オフィスのイメージアップに多数採用されています。
隣の席を間仕切るだけのパーテーションだけで無く、施工型パーテーションはオフィスビルの様々な所で使われており、企業独自のイメージをデザインされたパーテーションで表現しているのです。
空間をデザインすることは、オフィスの雰囲気や士気の向上、作業の効率化、さらに商談や来客時、さらには新たな雇用の場など、相手に与える企業の信頼度にも深く関わってくる為、重要な部分となります。
機能性も重視したデザイン
ただ遮るだけではなく、様々なデザインによって雰囲気を変える事も出来るパーテーション。
木目調を使い和風の雰囲気から、アンティーク調の洋風な雰囲気までとデザインは様々で、ブラインド式で見せたり、隠せたり選べるモノもあります。
さらにはパーテーションに収納を合わせたモノもあり、間仕切りをしつつもその場所に収納や、ちょっとした観葉植物や装飾物などを置いて空間を表現出来るなど、多種多様なパーテーションがあります。
施工型パーテーションでは、カラーバリエーションが豊富なアルミパーテーションや、遮音性にも優れているスチールパーテーションもあり、独自の空間をデザインする事が可能です。
色だけでは無く、木目調のパネルやガラスパネル等も選択出来ますので、部分的に見せたり、逆に隠せたりと表現方法は自由です。
レイアウトの変更も可能なのでスペースの拡張や移動も出来る魅力があります。ただ、施工型パーテーションは、パーテーション工事が必要となります。
さらに天井までフレームが届くので、空調や照明などの配慮はもちろん、新たな空間を作ることで、建築法や消防法に違反してしまわない様にオフィス全体の確認が必要となるでしょう。
造作壁で企業イメージをデザイン
間仕切りの1種である造作壁は、内装デザインやオフィスの玄関口などに採用されている企業も多くあります。
軽量鉄骨に石膏ボードパネルを張りつけた造作壁は、デザインやレイアウトが自由に設計出来るので、企業のイメージを表現する素材として最適と言えます。
また、遮音性、不燃性にも優れているのも魅力の1つです。
アルミパーテーションやスチールパーテーションの無機質なイメージを一変させ造作壁は、高級感ある空間を実現出来るでしょう。
しかし、パーテーション工事は必要になりますし、一度完成してしまうとレイアウト変更が出来ないため、再度作り直す必要があり、アルミパーテーションに比べて工期、コストがかさむなどのデメリットもあります。
空間をデザインすることのメリット
魅力的なオフィスをデザインする事で、働く社員にはモチベーションの向上など、働く姿勢に大きな影響を与えます。コミュニケーションの活性化で新たな発想を生み出す効果も期待出来ますし、リラックス出来る空間をデザインすることで、気分転換も可能となります。
魅力的な企業で働けているという自信と安心が、離職率の低減にも繋がるのです。
働きやすい環境を創造することは、企業成長の一歩となるでしょう。
最後に
パーテーションをデザインすることは、空間をデザインすることと同じで、表現の仕方次第で企業にプラスとなる結果を導くことも出来るでしょう。
オフィスが求める空間をデザインするのにどのパーテーションが必要なのか。コストや納期、そして法律も考慮した上での判断が求められます。
働きやすい環境や他企業との信頼関係構築のため、パーテーションで魅力ある空間をデザインしていきましょう。