今回はおすすめの軽量パーテーションについてご案内致します。
限られたワークスペースを有効に活用するなら軽量パーテーションがおすすめ
これまでのオフィスデザインとしては、単にデスクを横並び・向い合せに集めるといったレイアウトで、事務室をフルオープンで使うスタイルが主流でした。
このスタイルが最もオフィス空間を広く使えると思われがちですが、実はデッドスペースがかなり出来てしまうことをご存じでしょうか?
デスクが置かれていない部分は、ほとんどが通路や物置場となってしまい、単にがらんと小さな空間ができてしまうからです。
また、周囲の社員同士のコミュニケーションが取りやすいというメリットはあるのですが、反対に個々の社員が利用できるスペースが出ずくの範囲だけで、しかも仕事に集中するためのスペースが確保できないというデメリットも出てきます。
そこで、限られた空間を自由にレイアウトできるローパーテーション(軽量パーテーション)が役に立ちます。
軽量パーテーションを有効に活用してオフィスの作業効率を高める
いわゆるローパーテーションには衝立式のものが多く、移動やレイアウトが自由自在に行えるメリットがあります。
先の場合でも、120cmぐらいのコの字型パーテーションでデスクを囲うことで、左右前後に隣接するデスクから個人スペースを確保することができます。
あるいはセクションを丸ごと囲い込む感じでパーテーションすることも可能です。
大きなワンフロアのオフィスでは、中央に立てられた支柱をうまく生かして、囲い込みの軽量パーテーションで複数の作業セクションを効率よくカテゴライズしているシーンが見られます。
パーテーションを上手に活用することで、無秩序で雑多とした場所になりがちなオフィス内を、用途が明確なエリア別のスペースへ区画整理がなされ、作業効率が確実にアップさせることができるのです。
120cm程のローパーテーションは小規模のオフィスにおすすめ
頭上を完全にフリー空間にアレンジできるローパーテーションは、アルミやスチール材で壁を作るハードなパーテーションよりも利便性に優れています。
よく利用されているローパーテーションは、先にも述べた通り、椅子に座った状態で視線が隠れる高さ120cmほどのものです。
比較的に小規模のオフィスの区画分けとして利用されるパーテーションで、窓際の応接ブースや社員のレストスペースを仮設する場合にも便利です。
素材はプラスチックボードのものが多く、ときに半透明のアクリルやガラス板でオシャレなデザインを表現することもできます。
また、高さ70~100cmのベタ置きの壁を設置して、その上に植物のプランターを並べるといったデザインも好まれています。
160cm以上のパーテーションはワークエリア以外の目的に便利
給湯室やロッカールーム、資料などを収納するバックヤードなど、ワークエリア以外のスペースを確保する場合、ある程度視界が遮られる高さのローパーテーションが利用されます。
高さ160cm程のものであれば、その場所に人がいるかどうかを外から確認できるので、簡易的な会議室・談話室や社員の休憩ブースなどに利用すると良いでしょう。
また180cmと背の高いパーテーションなら、給湯室やロッカールーム、資料などを収納するバックヤードといった目隠しをしておきたいエリアを仕分けするのに適しています。
また、多数のセクションが集まっているオフィスをしっかりとカテゴライズしたい場合も、この高さのパーテーションにすることで明確な区分けが可能になります。
最後に
軽量パーテーションは設置コストも安く、短時間での区的に合ったアレンジが可能です。
とかく平面的にレイアウトされがちなオフィスを立体的に空間利用できることで、効率的にワークスペースを構築するのに最適です。